平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3319 法律を死守した人

2024-06-15 08:46:54 | 日記

NHKの朝ドラ「虎に翼」、終戦後の混乱の中、新しい憲法が出来、新憲法に沿った、刑法、民法などの改正、

裁判所など司法のあり方など、暗中模索の状態が、映し出され、当時の大変さをハラハラ、ドキドキ、

しながら、見ています。

明治憲法で、良かれだったことが、進駐軍の「アメリカ式民主主義」では、「ノー」と、大転換を迫られたのです。大混乱するのは、当たり前です。

ドラマの中で、主人公の元恋人が、食料など闇市を取り締まる判事をしており、闇市で買ったものを一切口にせず、餓死してしまった、という、場面がありました。

この史実は、以前に、知る機会があり、「法律は、死んでも守らなければいけないほどのものか」と考えさせ

られた、問題でした。幸い、判事さん、家族には、闇市で買ってきたものを食べるな、とは言わなかった。

人間が作る法律、無条件降伏で、押しつけられたという人もいるけれど、憲法だって、変わる、諸法律は、人間の生活状況の変化に合わせ、生活を守るために、変わるのです。

判事が死守した「闇市は悪」の法律の通り、取り締まっていたら、多くの人が餓死したでしょう。

法律は、人を守る筈が、人を殺してしまうのです。

人のやることに、「正解」はないのです。

人を守るための法律だって、状況に合わせながら、変わっていかないと、人を守れなくなるのです。

亡くなった判事さんは、「法律に正解は無い」という、問題提起の、餓死でした。

ご冥福をお祈りいたします。

それにしても、法律に正解は無いことを良いことに、自民党の「政治資金規制法の改正案」、自分たちの「裏金」づくりのために、抜け穴を残す魂胆ありありで、怒り心頭です。

自民党のもうろくじじい共、死守した判事さんの爪の垢を煎じて飲め。税金ドロボー、議員を辞職せよ。

6月15日、「今日は何の日カレンダー」より 暑中見舞いの日、千葉・栃木県民の日、

▲ポルトガル船の寄港を、平戸で大歓迎(1562)▲江戸幕府が北方警備の拠点にと、蘭学者武田斐三郎に命じ

北海道箱館に作らせていた五稜郭が竣工。8年の歳月と巨費を注いだ日本初の 洋式城郭で星型(1864)
▲大津波来襲で、三陸沖で死者2万7122人(1896)▲新橋~下関間に初の特急列車運転。展望車つき(1912)
▲暑中見舞いはがき初めて発売(1950)▲日米安保阻止第二次実力行動。国会に全学連デモが突入し、警官隊

との衝突で東大生・樺美智子さん圧死(1960)▲文化庁ができる(1968)▲全米オープンで青木功選手

日本人初の2位(1980)▲谷川浩司、21歳という史上最年少で将棋名人に(1983)▲PKO協力法成立(1992)

▲イチロー選手 日米通算4257安打の世界記録達成(2016)