平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い982  被爆地・広島の「賢人会議」も、そんたく?

2017-11-30 09:42:34 | 日記
      平和への希い982 戦後73年  
   被爆地・広島の「賢人会議」も、そんたく?   2017.11.30.
外務省は、11月27~28日、核保有国・非保有国双方の被爆者を含む有識者、10カ国の16人を招き、
核軍縮に関する「賢人会議」を、被爆地・広島で開催しました。
究極の理想である「核廃絶」に向けた長期的展望を協議し、核兵器 削減への提言をまとめ、来年4月の核拡
散防止条約関連会合への提出を目指しているとのこと。

「核兵器禁止条約」の採択で核兵器の保有国と非保有国の間の溝が深まる中、唯一の戦争被爆国として双方の
溝を埋める役割を担うために、と、初めての試みだそうです。
残念ながら、会議結果については、何の報道も無い。
アメリカの核の傘の下の日本は、唯一の戦争被爆国でありながら「核兵器禁止条約」に不参加、国内外から
ブーイング。

皮肉にも、今年のノーベル平和賞が、「核兵器禁止条約」の成立に貢献した「核兵器廃絶国際キャンペーン
(ICAN)」に授与された。

核保有国側に立っての日本が主催して、果たして、信頼される会議結果を得られるのだろうか?
昨日、北朝鮮が新たにICBM級の弾道ミサイルの実験を強行した。「核拡散防止条約」を完全無視。
日本提案の「核拡散防止条約」は、核保有国を認め、これ以上核保有国を増やさないことが狙い。
日本が不参加の「核兵器禁止条約」は、核兵器を使ってはいけません、ということが狙い。

世界に散在している、15000発の核兵器を「使ってはならない」となれば、核兵器を保有している意味が
無くなるのです。世界の全ての国がその気になれば、核廃絶は実現できるのです。
どちらが、核廃絶実現に繋がるか、明明白白。
外務省は、トランプ政権べったりの安倍総理に、「忖度(そんたく)」して、成果疑問の「賢人会議」を開く
なんて、税金を無駄使いしているとしか思えて仕方がない。

ウォーキング中に出会った花もご覧ください。

11月30日、「今日は何の日カレンダー」より
カメラの日、みその日(全国味噌工業協同組合連合会1982 毎月)、そばの日(日本麺業団体連 毎月末日)
▲初めての対等条約、メキシコとの修好通商条約を締結(1888)▲北里柴三郎、福沢諭吉の援助を得て芝公園内に
木造2階建ての「大日本私立衛生会伝染病研究所」設立(1892)▲日本ラグビー協会設立(1926)
▲東京都首都圏衛生局、初めてのスモッグ警報(1965)▲金田正一引退(1969)▲32年ぶりにアメリカ軍立川基地を
返還(1977)▲世界初自動焦点カメラ「コニカC35AF」発売(1977)▲日本学術会議で初の女性会員誕生(1980)
▲キャプテンシステムが実用化になる(1984)▲オランダで世界初安楽死法成立(1993)

平和への希い981  被爆地・広島を詠む

2017-11-29 10:21:00 | 日記
      平和への希い981 戦後73年  
    被爆地・広島を詠む   2017.11.29.
  
11月28日の日経「春秋」で、西東三鬼が被爆地・広島で詠んだ鬼気迫る俳句を紹介、戦争の酷さ(むごさ)に
背筋が寒くなりました。
  広島や 卵食ふ時 口ひらく  (西東三鬼・・・さいとうさんき 岡山・津山市出身医師で俳人)
西東三鬼は、1946年に訪れた広島の惨状を目のあたりにし、言葉を飲み込み、ただ沈黙するしかなかった。
ようやく口を開いた。それは惨状を語るためではなく、1個のゆで卵を食べるためだった、ということでした。
真に迫る広島の惨状を詠った俳句、とされて知られているようです。(私は初めて知りました)
当時、米国占領当局は、原爆被害に関する報道や、反米的な表現に神経をとがらせており、俳句雑誌も検閲して
いた。三鬼の連作のいくつかも削除するよう命じられたようです。

「最悪最大の人災である戦争」が起こした、10万余の一般市民を巻き込んだ人類最悪の人災でした。
戦勝国のアメリカも、神経をとがらせなければならない程、惨状について心中穏やかではなかった筈です。
幸いにも、続く長崎の被爆を経て、日本の無条件降伏後、世界で原爆・水爆の核兵器による戦禍は無い。
しかし、北朝鮮の核開発分も含め、世界には、15000発の核兵器が、国連常任理事国中心に保有され存在
しているのです。

人類を何回も滅亡できる量なのです。
戦争やテロで、核兵器を使われることになれば、人類の滅亡に繋がるのです。
兎に角、紛争解決に、武力を使わずに、話し合いという平和的解決でしか、戦争もテロも無くならないのです。
今年も、皇居乾通りが開放されます。さいたまの里にも、初冬の紅葉が見ごろです。

11月29日、「今日は何の日カレンダー」より
初議会開設記念日、いい服の日、肉の日(毎月)、三りんぼう
▲新島襄、同志社英学校を創立(1875)▲東京電灯会社が市内配電を開始(1887)▲第1回帝国議会開催(1890)
▲南極探検隊出発(1910)▲日本で「第九」演奏(1924)▲日本ラグビー協会が設立(1926)
▲日本初アメリカン・フットボール試合を神宮で開催(1934)▲熊本・大洋デパート火災。死者104人(1973)
▲第一回世界女子柔道選手権開催(1980)▲川崎市で金属バットによる両親殺害事件(1980)▲同時多発ゲリラに
より通信ケーブルが切断され、国鉄がマヒ(1985)▲金賢姫らによる大韓航空機爆破(1987)

平和への希い980  内々で済ませたい   

2017-11-28 10:18:00 | 日記
      平和への希い980 戦後73年  
   内々で済ませたい   2017.11.28.
日馬富士問題で大相撲協会は大揺れ。
白鵬の優勝後発言や万歳三唱、貴乃花親方の相撲協会不信と非協力・協会役員としての業務遂行責任、
横綱審議会の苦言、マスコミの喧騒などが加わって、テンヤワンヤ。
親方の中には、「内々で済ませたかった」と思っている方もいるらしい。
大相撲協会だって、こんな不祥事は、表に出したくないでしょう。
もし、今回の「暴力沙汰」が内々で済まされてしまったら、どうなるのか。
相撲協会の体質は、「八百長問題」「しごき殺人」などの事件で問題になった頃と変わっていないということ
なんだ、と、変に納得できてしまう。

内々で済ませたかった、モリカケ疑惑、神戸製鋼や日産の検査疑惑。
家庭内だって、内々で済ませたいことは、お家の事情でそれなりにありますが、政府や大相撲協会、企業など
社会的に大きな影響力がある組織は、国民や社会を欺くような「不祥事」を内々で済ませてはいけない。

政府を監視しなければならない国会、各種協会や企業を監視しなければならない「組織内外の監査・監視する
組織や人」、この監視機能が狂うと、国民の信・社会の信を失い、腐敗となって制裁を受けなければならない。
安倍総理の隠ぺいのためには、「丁寧に説明」しないモリカケ疑惑対応姿勢は、相撲協会や企業のトップの
皆さんに安心感を与えて、国の最高責任者だって「内々で済ませたがるんだから」と、「内々で済ませて当然」
となっていないか、心配です。

中国・習さんなら、すぐ「粛清」ですよ。
ウォーキング中に出会った花です。

11月28日、「今日は何の日カレンダー」より
税関記念日(大蔵省1952)、太平洋記念日、親鸞聖人忌、にわとりの日(日本養鶏協会1978 毎月)
▲浄土真宗の開祖、親鸞上人没。90歳(1262)▲マゼランが、 マゼラン海峡を通過して太平洋に(1520)
▲ハワイ独立(1843)▲徴兵令の詔書(1872)▲1859年に長崎、神奈川、函館に設置された運上所が「税関」と
改称される(1872)▲北海道初の鉄道開通(1880)▲わが国初の洋式社交クラブ・鹿鳴館開館(1883)
▲高柳健次郎、日本初のテレビの公開実験(1982)▲富士山で東慶日大生が雪崩で集団遭難、死者15人(1954)
▲東北・上越両新幹線起工式(1971)

平和への希い979 日馬富士問題でマスコミの在り方考えさせられる   

2017-11-27 10:03:52 | 日記
     平和への希い979 戦後73年  
   日馬富士問題でマスコミの在り方考えさせられる   2017.11.27.
マスコミの使命は、事実を正しく視聴者に知らせることの筈。
最近の、民間各社ニュースショーの報道を見ていると、どうも「視聴率競争を勝ち抜くために」が先行し過ぎ
ているように思います。

そして、使命である「事実を正しく」ではなく、専門家(?)と称する方々の意見を言わせる。
専門家としても事実を知っての意見ではなく、出演しているからには、「事実を憶測して」言わざるを得ない。

民間各社は、「専門家が言った事実」として報道することで、一見「事実」の報道のように見えますが、ただ、
「憶測競争」で専門家を「客寄せパンダ」にしているだけで、憶測から憶測を膨らませ、問題を複雑にして、
大きく膨らませて、ニュースショーの存在価値と仕事ぶりを「経営層」に訴えているように見えます。
日馬富士問題では、警察が事実を調査中であり、警察が調べた結果事実に基づいて、相撲協会が協会規律に
従って、国民に解るよう説明し、必要があれば処分すればよいことなのです。

マスコミは、日馬富士処分のケースを幾通りか示して、「協会はどう処分するか」と視聴者の興味をそそる
ことは、どう見てもやり過ぎです。

世界の人々にとって、スポーツは、平和を感ずる「楽しみ」です。
マスコミは、折角の「楽しみ」を、土足で踏みにじるようなことはしないでもらいたい。
ウォーキング中に出会った花です。

11月27日、「今日は何の日カレンダー」より
ノーベル賞制定記念日
▲シェークスピア、18歳で結婚(1582)▲東大名物の赤門、徳川家斉が嫁いだ娘の邸がすぐわかるよう建て
させる(1827)▲東海道四谷怪談の著者、鶴屋南北死去。75歳(1829)▲ベスビオス火山噴火(1926)
▲日本ヨット協会創立(1932)▲新聞夕刊紙、5年9か月ぶり復活(1956)▲皇太子と美智子さん婚約決定(1958)
▲日米安保改定阻止統一行動で、デモ隊が国会構内の突入(1959)▲福岡で第一回国際マラソン選手権。後に
福岡国際マラソンとなる(1966)▲横綱千代の富士が千秋楽で大乃国に破れ、連勝記録は53でストップ(1988)
▲英国首相にメージャー蔵相(47)が選ばれる(1990)

平和への希い978  寄り添う傾聴 ボランティア功労賞を受賞

2017-11-26 10:51:09 | 日記
      平和への希い978 戦後73年  
    寄り添う傾聴 ボランティア功労賞を受賞    2017.11.26.
今月22日、私たちの11年に及ぶ傾聴ボランティア活動が評価され、厚生労働大臣から「ボランティア
功労賞」を頂きました。
さいたま市シルバー人材センターは、シルバー会員の知識や経験・能力を活かして、就業や社会奉仕に取り組む
中で、活力ある社会づくりに貢献しようと活動しています。
11年前、シルバー人材センター内に、「傾聴ボランティア あゆみ」を立ち上げ、特別養護老人ホームなどや
個人宅を訪問して、話し相手になって、ご老人やご不自由の皆さまに寄り添うことで地域の高齢者等福祉支援を
続けて来ました。

そのために、「40時間の傾聴ボランティア講座」と「24時間の傾聴スキルアップ講座」それぞれ年2回、
ホールファミリーケア協会のご協力を頂き、開催し、あゆみ会員の増員と質向上を図っています。
現在350人の会員が、さいたま市内40施設、70人の個人宅を訪問し傾聴活動しています。
急激な少子高齢化が進む現在、私達が、健康で元気なシルバーとして、社会とのつながりを持って生き生き活動
できることに感謝しています。

訪問先のご老人やご不自由な皆さまのお話や頑張っていらっしゃるお姿に、私達が「元気」を頂いて喜び、また、
生きがいも感じています。

お話し相手させて頂いている皆様の多くは、青春時代を「戦争」の中で過ごし、戦後復興を担った方々です。
平和日本の立役者なのです。

これからも、尊敬し、感謝して「寄り添い、思いやり」を大切にした傾聴活動を続けて行きます。

11月26日、「今日は何の日カレンダー」より
ペンの日(日本ペンクラブ,1935)、ふろの日(東京ガス,1985 毎月)
▲白河天皇、善仁天皇(8歳)を皇太子とし、即日譲位。上皇となり、院庁で政務をみる(院政始まる)(1086)
▲南満州鉄道会社が設立(1906)▲英考古学者カーター、ツタンカーメン王の墓発見(1922)▲北伊豆地震(1930)
▲日本ペンクラブ結成。会長に島崎藤村(1935)▲ハル米国防長官が日本側提案を拒否し日本側の中国撤退を
求める強硬新提案(ハル・ノート)を提示(1941)▲横綱・双葉山引退(1945)▲プロ野球が2リーグ制に(1949)
▲世界一の水道用貯水池、小河内ダム完成(1957)▲新宿西口広場完成(1966)▲田中角栄首相辞意表明(1974)
▲公労協、スト権スト開始。国鉄全線8日間ストップ(1975)