平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い164   何が彼らをそうさせるのか、国益???       

2015-10-30 22:16:30 | 日記
平和の希い164  戦後70年 
    何が彼らをそうさせるのか、国益???       2015.10.30.

南沙諸島での、中国の強硬姿勢・何で今頃のアメリカイージス艦。埋立始めた頃やれば良いのに。
シリア難民が相変わらず増加、アサド政権を支援するロシア・イラン、反政府集団を支援する欧米。

長男の急逝でがっくりしているところに、平和が遠のく出来事がもっと悲しい。
国益???
国益を主張しあう限り、平和は望めないとつくづく思います。
国益を超えて、人類益という土俵で話し合えないものか?
このままだと、南沙もシリアも泥沼、あげくの果ては人類の破滅、安倍総理の抑止力論なんて全く
意味ないでしょう。
集団的自衛権を背景に、安倍総理がアメリカの行動を支持していると明言しているけど、
本当に日本の国益どころか、人類滅亡へ向かうターニングポイントになりそう。

集団的自衛権を含む安保関連法は、国民を戦争とテロの惨禍に巻き込む、稀代の悪法だと思います。

やっぱり、憲法違反の安全保障関連法を無効にするために、
来年の参議院選挙で、お好きな野党へ投票して、自民・公明を激減させる必要があります。

平和への希い163  親に先立つ親不孝、ああ!学徒動員

2015-10-29 09:14:48 | 日記
平和への希い163  戦後70年 
    親に先立つ親不孝、ああ!学徒動員       2015.10.29.

昨日、長男が心不全で急逝しました。45歳でした。昨今タレントの皆さまの訃報は他人事でした。
特に、若くして亡くなられ、親御さんの嘆き悲しみも、『可哀相』と涙は出ましたが、どこか遠い出来事
でした。
わが身に降りかかった昨日、身をよじって悲しむお気持を遅ればせながらわかりました。
まだ将来があるわが子が、親よりも先に逝くとは・・・親を悲しませる親不孝の極みと、ぶつけどころ
が無い憤りと涙に打ちひしがれました。

思えば、
72年前の、昭和18年10月21日、出陣学徒壮行会が明治神宮外苑競技場で実施され、お母さん方が
死地に赴くわが子を、何とも言えないお顔で見送っていた映像を思い出しました。

病気とか事故とか不可抗力の大災害とかでなく、親に先立つ可能性が大きい戦地への死の行進。
お母さん方にとって、諦めの中にいささかの憤りの表情が見えた様に思えました。

不可抗力でない、戦争やテロと言う最悪の人災による、『親に先立つ親不孝』。

集団的自衛権を含む安保関連法は、国民を戦争とテロの惨禍に巻き込む、『親に先立つ親不孝』を
現実のものにする稀代の悪法だと思います。

やっぱり、憲法違反の安全保障関連法を無効にするために、
来年の参議院選挙で、お好きな野党へ投票して、自民・公明を激減させる必要があります。

平和への希い162  分け合えば足りる、奪い合えば足りなくなる

2015-10-27 10:47:22 | 日記
平和への希い162  戦後70年 
    分け合えば足りる、奪い合えば足りなくなる

昨年12月、NHKラジオの深夜便「あしたへのことば」で聞いて感動した言葉です。
『分け合えば足りる、奪い合えば足りなくなる』
 熊本県八代市内の養護園の園長先生のお話しの中で伺ったのです。
(失礼なことに、お名前を聞き洩らしました。)

人間は、他の生きものと同じく、食べる物が無くなったら、食べる事が出来なくなったら死んでしまいます。
勿論、地震・台風・火山・寒波など大自然の驚異から守ることが出来なくなっても死んでしまいます。

戦後食糧事情が悪い中での兄弟喧嘩は、食べ物の多い少ないで取り合い、てんやわんやでした。
遺産相続で、きょうだいが骨肉の争いをするお宅もあるとか。
日本が満州を植民地にしたのも、限られた国土での食糧生産を外に求めた一面もあった筈です。
資源が少ない分、侵略してでも国民の生活を守ろうと躍起だった一面もあったでしょう。欧米の植民地政策
を真似して。
中国の南沙問題、尖閣島問題などは、国民生活のための資源確保が根底にあるのでしょう。
食べ物の取り合いに加え、より良い生活を支えるのための資源の取り合いに。

取り合いに力で何とかしようとして、争いが起きる。そこに宗教や民族主義が絡んで複雑な争いになる。
そこで、園長先生の
 『分け合えば足りる、奪い合えば足りなくなる』
を噛みしめて、争いを止める知恵にするといいなあと思うのです。
紛争を平和的に解決する基本だと思うのです。


平和への希い161 再再度、トルコのテロ悲劇について

2015-10-26 10:38:40 | 日記
平和への希い161 戦後70年 
         再再度、トルコのテロ悲劇について 2015.10.26.

東京原宿のトルコ大使館前で、11月1日に行われるトルコ総選挙の在外投票に来た、トルコ人同士の
乱闘騒ぎで7人程重軽傷者が出たようです。
今年6月の総選挙で、与党・公正発展党(AKB)が大きく議席を減らし、過半数割れ。一方、クルド系
国民民主主義党(HDP)が躍進。その後の連立協議はまとまらず、エルドアン大統領は、やり直し選挙
の実施を決めたのです。その選挙が11月1日なのです。
乱闘は、トルコ系の人とクルド系の人が『旗』のことから言い争いになり、暴力抗争に発展したようです。
『旗』とは、反クルドの極右政党の旗を掲げたことが引き金に、クルド系非合法組織・労働党(PKK)
の旗を掲げようとして論争。

トルコは、民族・宗教・流民・国境線紛争など複雑な難問を抱えて苦悶しています。
6月の選挙後、テロが続発、拡大しているのです。
テロは、 過激派組織「イスラム国」(IS)、 クルド労働者党(PKK)、非合法武装組織
が絡んでいるようです。
7月20日、トルコ南東部スルチでIS関与の自爆テロ、死者30人。
7月22日、トルコ南東部でPKKが警察官2人を射殺。
7月24日、トルコ軍がPKKとシリア領のISを空爆。
8月28日、トルコ軍、米主導のIS空爆作戦に参加。
9月6日、トルコ南東部でPKKがトルコ軍を攻撃、兵士16人死亡。
10月10日、首都アンカラで自爆テロ、死者97人負傷者244人。

テロに対して、武力で抑えようとして、更にテロが報復。まさに武力抗争のスパイラルで、抗争が泥沼に。
トルコ、シリア、イラクなど、主に山岳地帯中心に3000万人のクルド人が、長年「クルド独立」を
夢見て、独立のチャンスを狙っているとのことです。

トルコエルドアン大統領は、「どんな代償を払ってもシリアにクルド独立国家ができることは認めない」と公言。
ルコ政府は、特に「シリアの紛争に乗じてシリアの一角にクルド人が独立国」を造ることに警戒している
ようです。シリアにクルド人の国家ができると、トルコ内にいるクルド人も分離独立のために立ち上がること
を警戒しているのです。トルコ軍のシリア空爆は、ISとともにクルド勢力をも狙ったものだそうです。

原宿争乱は、以上のような背景があるのです。トルコ内の抗争の縮図なのです。
ノー天気な安倍総理は、安保関連法を背景に、トルコの武力に依る封じ込めに賛同を表明しているのです。
トルコ政権憎しのテロは、トルコ政支持の安倍政権に対しても「憎い」矛先を向け、米国憎しの過激派組織
「イスラム国」(IS)とともに、日本をテロの渦中に引きずり込む懸念が大きくなりつつあります。

やはり、戦争やテロの火の中へ「油を注ぐ」悪法である安保関連法を無効にするために、
来年の参議院選挙で、お好きな野党へ投票して、自民・公明を激減させる必要があります。  

平和 への希い160  子供達の明るい笑顔を守れ!

2015-10-25 15:58:12 | 日記
平和の希い160  戦後70年 
    子供達の明るい笑顔を守れ!

今日、10月25日は地域の「親子フェスティバル」が近くの小学校で開催され、お手伝いに出ました。
「安心・安全なまちづくり」「明るく健全な未来の子供達」をスローガンに、沢山の親子の皆さんが集い
ました。
遊びコーナー、模擬店、ステージでの歌やダンスなどパフォーマンス、餅つきなどに将来を担うお子達の、
明るく、のびやかに躍動する姿に触れました。
日本の平和を、お子達の歓声の中に体感しました。そしてこの平和を親から子へ、子から孫へ・・・永遠に
引き継がれて行かねばならないと思いました。

集団的自衛権を含む安全保障関連法案が国会審議していた7~9月、国会周辺で法案反対のデモが繰り
広げられていた時、若いお母さん達もお子を抱きながら参加されていた姿をTVで見ました。
法案成立を阻止して、自分たちの子供を戦争に絶対に巻き込ませないと、雨にも拘わらずあの必死な顔に
強い意志を感じました。

安倍政府・与党は、平和憲法をないがしろにして、「集団的自衛権を含む安全保障関連法」をごり押しして
成立させてしまった。昨年12月のゴマカシ衆議院選で獲得した「数」で強引に。

『自国が直接攻撃を受けなくとも、他国への攻撃を自国への攻撃を受けたものとみなして反撃する
ことができること』を集団的自衛権と言う。(国連憲章51条)
アメリカが攻撃されたら、日本が攻撃されたとみなして、アメリカと一緒に戦うことになるのです。

戦争放棄している憲法に明らかに違反しているにも拘わらず、強引に、国民を戦争・テロに巻き込む法律を
成立させてしまったのです。
明るいお子達の歓声を、戦争相手国の兵士を襲う狂声にしたり、襲われて発する驚声にしてはならない。
そのためにも、憲法違反である、安全保障関連法を無効にするために、
来年の参議院選挙で、お好きな野党へ投票して、自民・公明を激減させる必要があります。