平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い1996 戦争好きの政治家の成敗を

2020-09-30 10:29:03 | 日記

ソ連から独立した、アゼルバイジャンとアルメニアが、民族紛争で戦闘がひどくなっているようだ。
アゼルバイジャン国内の山岳地帯で、多数の民族が住んでいる「ナゴルノカラバフ」地区は、ソ連から
独立する以前から、民族対立で大変だった。
「ナゴルノカラバフ」地区に住んでいるアルメニア系民族が多く、紛争と停戦を繰り返してきた。
現在は、事実上アルメニアが保護領として、アルメニア軍が駐留。
9月27日、「ナゴルノカラバフ」地区を、アルメニアに帰属することを求めるアルメニア系民族が、
またまた、戦闘開始、駐留中のアルメニア軍も一緒に。84人が死亡。
応戦したアルバニア軍も相当な死傷者が出ているとのこと。
ロシアと同じキリスト教の信者が多いアルメニアと、トルコと同じイスラム教信者が多いアゼルバイ
ジャン。ロシアとトルコの代理戦争に発展しそうな状況らしい

アゼルバイジャンの石油・ガスを、パイプラインで供給を受けている欧州各国は、国連安保理に停戦を
働き掛けている。最後は、必ず話し合いで、決着することになるのだ。初めから話し合え、と思う
停戦時に、有利な結果にしたいと、出来るだけ、「相手」をタタイテおきたいから、戦闘は激しくなる。
日露戦争の時、アメリカの調停が進んでいた時に、カラフトを進攻した日本軍。カラフト半分割譲させた。
太平洋戦争で、日本の無条件降伏後も、ソ連軍は満州、カラフトなどを進攻、樺太奪還、北方4島占領。
戦争後の「優位」を勝ち取るために、なりふり構わないのが戦争

こんなことを、繰り返す、人類。
人類ばかりではなく、地球上の生き物を、何回も絶滅出来る核兵器13,000発がある上に、
更に核兵器開発競争している人類

政治家は、もちろん、世界中の人々が、バカらしい「戦争・軍拡の悪循環」を断ち切ることなのだが。
それにしても、戦争好きの政治家が多すぎる。閻魔大王に成敗して貰えないものか

ウォーキング中に出会った花と雲。

9月30日「今日は何の日カレンダー」より
クレーンの日、みその日(毎月)、そばの日(毎月末日)
▲遣唐使、菅原道真によって中止(894)▲ブロイセンの宰相ビスマルク「鉄血演説」を行なう(1862)
▲ペニシリン、発見(1928)▲大日本バスケット協会創立(1930)▲御前会議、「今後執るべき戦争指導大綱」決定
(絶対国防圏を設定)(1943)▲ジェームス・ディーンがポルシェに乗って衝突し即死。24歳(1955)
▲愛知用水が完成。総延長1135km(1961)▲インドネシア、大統領親衛隊長率いる部隊が中央放送局など占拠し、
 6人の軍最高幹部を殺害(9・30事件)(1965)▲天皇・皇后、初訪米へ出発(1975)▲京都市路面電車全廃(1978)
▲山岡荘八、没。71歳(1978)▲韓国とソ連が国交を樹立させる(1990)▲茨城県東海村のウラン加工施設で放射能
漏れ。日本初の臨界事故。従業員ら被爆(1999) ▲中日・山本昌(50歳)投手引退発表。219勝(2015)
▲猛烈台風24号が日本を縦断、各地に風雨の被害。JRが、首都圏では初めて夜8時以降全線運休(2018)


平和への希い1995 トラさんの所得税750ドル?

2020-09-29 10:57:49 | 日記

アメリカの大統領選挙が近づくにつれ、トラ・バイの個人攻撃戦が激しくなっている。
直近の、トラさんを攻撃する材料が、メディアを賑わしている。
ニューヨーク・タイムズが、トラさんが大統領になる前、10年分の所得税を払っていない、と報道。
トラさんは、「フェィクニュース」だと、否定、激怒

アメリカの所得税制では、日本のように、給与所得者の「源泉徴収」の仕組みは無く、
「給与所得以外の、利子、配当、不動産賃貸等の所得も通算して、確定申告する、総合課税方式」なのだ。
納税者も、税金を徴収する国や州政府も、正確な税金額を確定するために、手数がかかり時間も掛かる。
と同時に、納税者が投資内容の選択で税額を操作できると言う柔軟性がある

と言うことは、納税者と税金を徴収する国や州との間に「見解の相違」が出て、裁判沙汰になるケースが
出る。

トラさんは、テレビ番組の司会などで得た利益を、他の事業の損失で相殺して、納税額を抑えてきたらしい。
トラさんは、米・内国歳入庁に、トラさんが抱えている数億ドルの借金を理由に、7290万ドルの税還付を
要求しており、監査が続いている、と言うのだ。トラさん負ければ、1億ドル支払うことになるらしい。
トラさんが、大統領に就任した2017年に払った税金は、750ドル(約8万円)。
トラさんは、歴代大統領が応じてきた「納税記録の開示」を拒否。民主党は、「不敵切な取引」を疑う

米・大統領の年俸は40万ドル(約4千万円)、トラさんは、税金から出ている給料を、事業で損した分に当て、
払った税金が750ドル(8万円)。

税法上は、見解の相違なのかも知れないが、トラさんの胡散(うさん)臭さ、品性のお粗末さ、ココに極まる
ウォーキング中に出会った花と雲。

9月29日「今日は何の日カレンダー」より
▲クリーニングの日(全国クリーニング環境衛生同業組合連合会)、肉の日(毎月)
▲東大寺大仏の鋳造開始(747)▲横浜に初のガス灯(1872)▲女子電話交換手、募集。「小学校高等科出で夫なく
家事に関係せざること。品行方正なこと。視力聴力善良にして言語明瞭なること。筆算に優秀なこと。交換局
所在地に居住すること」が条件(1890)▲ロックフェラー、世界初の億万長者となる(1916)▲ヤンキースのベーブ・
ルース、60号ホーマーを打つ(1927)▲富士ゼロックスが国産初の電子複写機「ゼロックスFX914」を完成(1962)
▲阿賀野川水銀中毒訴訟で損害賠償支払い判決(1971)▲日中共同声明発表。日中の戦争状態終結と平和友好条約の
締結に同意(1972) ▲ダッカ日航機ハイジャック事件で超法規的措置犯人グループ9人釈放(1977)▲横綱千代の
富士に国民栄誉賞(1989)▲第14回アジア大会釜山で開幕(2002)▲平等院平成大修理終了(2007)▲米・サブ
プライムローン問題 米下院は緊急経済安定化法否決、ダウ平均株価史上最大の下落777.68ドル安(2008)
▲サモア沖でM8.1の地震 140人死亡(2009)

平和への希い1994 七里の桜、ガス抜き意見交換会

2020-09-28 11:04:37 | 日記

昨日午後、「七里の桜を守る会(40名)」と、土地区画整理協会、さいたま市区画整理支援課との
3回目の意見交換会を行った。
平成14年から、土地区画整理事業の検討が始まり、8年掛かって、地域内の地権者700名の、道路
用地提供や道路に掛るなどの家の立ち退き、代替地への移動(仮換地)について、承諾を取り、併せて、
道路や七里駅橋上化駅舎など、県や市の行政認可・補助金も決定される段取りも整えた。
事業の完了は、令和19年を見込んでいるようで、まだ17年先。
いよいよ、七里駅の橋上駅舎建築に取りかかることになり、桜の木が邪魔になるから「伐採」することに
なり、今年の3月4日に、「伐採する旨」の告知看板を、立てた。
告知看板を見て、初めて、整理事業のために、「70年モノの、株立ちという素晴らしい桜」(著名な桜守
玉木恭介樹木医の診断)が伐採されることを知った市民が、
「計画を、桜を生かした整理事業に変更して欲しい」、と「七里の桜を守る会」を立ち上げた。
「七里の桜を守る会」は、約7000筆の署名をもって、市長・県知事に陳情したため、市長・県知事は、
区画整理協会に、何とか丸く収めて、区画整理事業を進めるよう指示されたようだ。
昨日の「意見交換会」では、
協会・市は、「伐採から移植」の検討をすることになり、樹木医に移植の可能性を打診しているとのこと、
だが、「七里の桜を守る会」は、何とか、計画を、移植ではなく、現在の桜を生かした整理事業に変更して
欲しい、と双方の主張は、平行線。
市の支援課は、七里駅の橋上駅舎建築に取りかかる必要から、桜の前の空き地に資材などの置き場にすると
のことで、邪魔になる桜の枝を切ると言うのだ。
「七里の桜を守る会」は、「桜切るバカ、梅切らぬバカ」のとおり、桜は、枝の切り口から病気にかかり
やすいので、枝切りは止めて欲しい、と主張するが、
市の支援課は、整理区画内700地権者の悲願、「電車に乗るために、踏切を遠回りしなければならない
不便を、駅橋上化で、解消される」からと、道路用地を提供の承諾や、道路に掛かる家の方が立ち退き、
代替え地(換地)に移ることの承諾を、10数年掛け取ってきただけに、譲れないようだ

整理協会も市の支援課も、10数年掛けて積みあげてきた事業計画を組み替え、700の地権者の了解を
取ることの「厄介さ」を思い、何とか、「移植」で妥協してくれませんか、というところのようだ

協会も市も、意見交換会を重ねることで、ガス抜きして、計画通り推し進める、ということだ。
桜を生かした事業計画変更は、検討しない、ということだ
11月、「移植」について、樹木医の診断が出るので、その結果をもとに、再度意見交換会をすることに
なった。ガス抜きの、「異見」交換会が、続く。
「七里の桜を守る会」がくたびれて、諦めるのを待っているみたいだ

環境問題や自然保護で、世界の価値観が変わっている現在、10数年前の計画にしがみついて、計画変更
する面倒くささで、計画変更を受け入れない、協会や市を、許せない。
「改むるに憚ることなかれ」との会員の悲痛なお願いを、協会も市も、真剣に受け止めるべきだ

桜伐採の立て看板、七里の桜。

平和への希い1993 お母さんの笑顔

2020-09-27 09:30:18 | 日記

NHKの朝ドラ「エール」は、太平洋戦争の「暗くて厳しい生活を強いられる世相」を映し出している。
主人公の恩師が出征する画面で、奥様とお子さんが、必死に涙をこらえていた。
夫を、父を、息子を、悲しみをこらえて送り出す姿は、当時、日本中で見られた光景だった

戦後歌謡の「岸壁の母」で、「もしかして、今度の引き上げ船で、息子が帰って来るかも知れない」と、
何年も、京都舞鶴港に通った母の思い、涙

戦争が、お母さんの笑顔を奪ってしまった
3年前に、「コスタリカの奇跡」というドキュメンタリー映画を見た。
その中で、コスタリカのお母さんの、「はじけるような笑顔」を見た
「軍隊に子供をとられる心配が無い、教育、病院費用は掛からない」幸せいっぱいの笑顔でした
中南米、パナマの隣にあるコスタリカ、美人コンテストで優勝するなど、美人が多い国。
1949年、憲法で、「軍」を持たないことを決めた
軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育や国民皆保険制度が出来、2016年には、世界で一番幸福な国
に選ばれた。ラテンアメリカで、最も安全な国と言われている。
隣国から侵略されそうになったこともあるが、国連や国際司法裁判所を舞台に、世界世論を味方にして、
武力によらないで、侵略を退けた。
「軍隊があって、応戦していたら泥沼戦争になっていただろう」「軍があると、国内外の政治家が、
政治権力のために軍を使いたくなるので、軍は不必要」と大統領が話していた

シリアなど、内戦で混迷している国が、その典型。外国も自国の利益になる方に軍事応援し泥沼に。
日本も、憲法で「軍」を持たないと決めている数少ない国の一つ。
しかし、集団的自衛権を法制化し、いつの間にか軍事大国になっている。
軍事費をコロナや福祉に回したら、日本の「お母さんの笑顔」が、本物になるのですが

ウォーキング中に出会った花と雲。


9月27日「今日は何の日カレンダー」より
▲イギリスで世界初の蒸気機関車が開通(1825)▲日本人の編集による初の英字新聞「アングロ・ジャパニーズ・
レヴィユ」が大阪で発行(1885)▲初の地下鉄(銀座線)起工式(1925)▲クイーン・エリザベス号進水式(1938)
▲日独伊三国同盟調印(1940)▲昭和天皇マッカーサー元帥を訪問(1945)▲琵琶湖大橋開通(1964)
▲皇室史上初めての天皇の海外訪問 (1971)▲横浜ベイブリッジ開通(1989) ▲長井健司さんミャンマーで取材中
政府軍兵士に銃殺される(2007)▲御嶽山噴火、死者58人行方不明5人。(2014)

平和への希い1992 古関裕而の「人への応援歌」

2020-09-26 11:19:00 | 日記

NHKの朝ドラ「エール」は、コロナ騒動で、しばらく、収録出来なかったが、先週から再開。
時代は、長引いていた日中戦争、更に太平洋戦争に突入、戦争一色。
古関裕而が、軍歌(戦時歌謡)で、次々にヒット曲を産む。
軍とマスコミが束になって「国威高揚」のため、国民を煽動。
「お国の為に命を捧げさせる」ことに、躍起になっていた

歌も、「国威高揚」の歯車に組み込まれ、検閲で国威高揚にならない「軟弱」な歌は、認められなかった。
古関裕而の軍歌は、「国威高揚」「煽動」と言うよりは、戦場に駆り出される兵隊とその家族への「応援歌」
だった。
戦死覚悟で出征する男達の、悲しむことが国賊と喧伝され、涙を隠して父や夫、息子を送る女子供達の、
心に寄り添い、励ます応援歌だったように思う。
「露営の歌」「暁に祈る」「荒鷲の歌」「愛国の花」・・・
死と隣り合わせの熾烈な戦場での辛い思いを、銃後を守ると言う美名のもと夫や息子がいない悲しい思いを、
包み込んでくれているような、歌詞、メロディと思う

戦中生まれの私は、母のお腹の中で、防空壕の中で、聞いていたらしく、すんなり入ってくる。
戦後の「鐘の鳴る丘」「長崎の鐘」なども、「つらい悲しい思い」に寄り添い、包みこんでくれているようだ。
古関裕而の曲に、応援歌が多いけれど、どんな時代にあっても、作曲した歌は、「人への応援歌」だった。
NHKは、「軍歌」ではなく、「戦時歌謡」と言っているようだが、戦意高揚、鼓舞のための軍歌ではない
という意味で、ホントにそうだと思う。辛い思いに寄り添う「応援歌」だった

何があっても、戦争を背景にした「応援歌」を作曲しなければならない日本に、絶対してはいけない
ウォーキング中に出会った花と雲。ゴーヤも。

9月26日「今日は何の日カレンダー」より 彼岸明け、台風の特異日、ふろの日(毎月)
▲信長、足利義昭を奉じて入京(1568)▲小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)没。享年55歳(1904)
▲台風15号で青函連絡船洞爺丸が転覆。死者・行方不明者が1151名(1954)▲狩野川台風で伊豆半島周辺
で、死者行方不明1200人余り(1958)▲観測史上最大の台風、伊勢湾台風上陸。死者行方不明5200名(1959)
▲アメリカ大統領選、共和党のニクソン副大統領と民主党のケネディ上院議員が初のテレビ討論。(1960)
▲当時東洋一の釣り橋、若戸大橋開通。2068m(1962)▲日本相撲協会が部屋別総当たり制導入決定(1964)
▲ホメイニ師、「悪魔の詩」の作者・ラシディに死刑を宣告(1988) ▲第3次小泉内閣総辞職し安倍内閣発足
(2006)▲福田康夫内閣発足(2007)▲日馬富士第70代横綱に(2012)▲安倍晋三元首相が史上初自民党
総裁に返り咲く(2012)▲楽天初のリーグ優勝(2013)▲カープ初のリーグ3連覇(2018)