平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

積極的平和主義って・・・

2015-02-24 11:00:10 | 日記
積極的平和主義って・・・

安倍政権が目指している積極的平和主義は、「反テロだ」「積極的平和主義だ」「国民は世界平和の為に役割を果たすべきだ」との大義名分があれば、後方支援と言いながら自衛隊の武力行使を認めるべきだとのことのようだ。

 果たして、武力で世界平和を達成できるのでしょうか?武力は敵対する相手がより武力を強化する口実にし、殺戮のための武力競争が際限なく続き、武力衝突が起これば泥沼戦争になって、勝てば官軍負ければ賊軍となるが、その結果平和になる訳ではないことは歴史が語っている。日本の第二次世界大戦で果たした自国民ばかりでなく周辺国や対戦国の国民にたいする武力による蹂躙が凄惨な事態を引き起こした。その結果、勝った官軍は日本が二度と戦争できないように戦争放棄の「平和憲法」を持たせた。お蔭で、日本は平和になった。しかし、勝った官軍は朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争等々際限なく武力行使で、かつての日本軍が犯したこととは比べ物にならない程凄惨な結果を引き起こしている。これらの戦争には勝った官軍もいなければ、負けた賊軍もいない。その結果、泥沼の武力闘争だ。

 そしてその申し子として過激なテロ集団が「官軍(国連平和軍)と称して無差別に肉親を殺し、生活を奪った輩に対する憎しみに膨らんだ『火の玉(特攻)集団』となって、自爆を辞さない、泥沼の武力抗争に世界を巻き込んでいるのだ。

 世界の世論は、「絶対テロを許さない」「テロ集団を壊滅せよ」と経済パイプを絶て、同調若者を絶て、空爆を強化せよ、地上戦も辞さない・・・。これで本当にテロ集団が無くなるのか?

 平和憲法を押し付けた五里霧中の「官軍(米国)」は、官軍(米国)の「国益」のために、腹は背代えられない、平和憲法を変えさせてでも日本に武力行使の仲間に引きずり込もうとしている。
 武力で相手をねじ伏せようとしても、人の気持ちまでねじ伏せることはできない。武力ではテロ壊滅は絶対にできない。根本の「生命」「生活」を奪う武力闘争をなくさない限りテロは無くならない。

 本当の「積極的平和主義」は正義の御旗のもとでも武力を行使しても意味ないから、武力は止めて、「気持ちまで了解する」話し合いの場作りに貢献して平和を実現することだと目覚めて欲しい。戦争を放棄した平和憲法持つ日本だからこそ、どんなに大変でも、その役割を果たすことができるし、納得してもらえる筈だ。

 真の積極的平和主義は、戦争放棄した日本国憲法を全世界の国に輸出することだ。
全世界の国が戦争放棄の憲法を作れば、少なくても国同士の戦争は無くなるはずです。
憲法改正だ、憲法解釈だ・・・余分なことせずに、世界に迷惑かけたあの戦争を真摯に反省し、道は遠いかもしれないが、戦争放棄の憲法を各国に作ってもらうように働きかける努力を続けることこそ阿部総理の仕事だ。そうすれば、阿部さんのノーベル平和賞は確実になるでしょう。テロの対象にはなりえないでしょう。


マスコミ、野党頑張って

2015-02-21 10:23:51 | 日記
マスコミ、野党しっかりして

邦人人質事件、昨年12月の衆議院選公示前にわかっていたのに、ひた隠しにして選挙で大勝、人質事件わかっていたのにあの2億ドル支援提示、最終的にはなすすべもなく人質が殺された。

 秘密保護法、集団的自衛権、周辺事態法、武器輸出、憲法改正(改悪)等、「反テロだ」「積極的平和主義だ」「国民は世界平和の為に役割を果たすべきだ」との大義名分の世論を作り上げて、戦前の治安維持法や大政翼賛会などのように国民・マスコミ・企業に有無を言わせない状況に持ち込んで、気が付いた時には、すでにのっぴきならない事態まで追い込んで、否応なしに国民を戦争に巻き込む・・・・。阿部首相は危険な道をひた走っているように見えて仕方ない。

 しなくても良い昨年12月の選挙で圧勝したことを背景に、やりたい放題。国会での答弁姿、強圧的言動、病的顔色見ていると、あの大罪人東條英機が背後霊となって阿部総理を支配しているようだ。靖国で憑りつかれたのではないかと思えてならない。
側近にはヒットラーの政治手法を取り入れたがっている元総理麻生さんもいることだし、一層暗黒の闇に国民を引きずり込む危険がありはしないか?
マスコミに対し、「おれの意にそぐわない局や番組は許さない」との圧力を感じてならない。だらしない野党ともども、阿部政権の暴走に対して、もっと国民のために頑張って欲しい。
 真の積極的平和主義は、戦争放棄した日本国憲法を全世界の国に輸出することです。
全世界の国が戦争放棄の憲法を作れば、国同士の戦争は無くなるはずです。
憲法改正だ、憲法解釈だ・・・余分なことせずに、世界に迷惑かけたあの戦争を真摯に反省し、道は遠いかもしれないが、戦争放棄の憲法を各国に作ってもらうように働きかける努力を続けることこそ阿部総理のお仕事だと思います。そうすれば、阿部さんのノーベル平和賞は確実になるでしょう。テロの対象にはなりえないでしょう。

 国民は 政治家次第で 幸不幸

憤り(憎しみ)の連鎖は泥沼の地獄

2015-02-02 07:51:50 | 日記
憤り(憎しみ)の連鎖は地獄への罠
 ジャーナリストの後藤憲二さんがイスラム国で殺害されたらしい。
テロ行為は絶対許されるものではないが、テロ行為者はいかなる心情でテロ活動をしているかを根本から考えて、感情に流されない対応が必要である。
 中東でテロ活動がひどくなったのは、一次、二次の湾岸戦争の結果が大きく原因していることはマチガイない事実である。戦争によって生活の場を失い絶望の日々に明け暮れている人々にとって、憤りの矛先に対して、生きていても地獄なら自分の命を犠牲にしても一矢を報いたいとの思いに至るのはやむを得ない心情とも言える。あの9.11事件はその心情が起こした実力行使であった。
その後もフランスなど各地に起こっている中東がらみのテロ事件は、アルカイダ、イスラム国など事件を起こしている主体は違っていても、根っこは同じである。自分達の生活の場を奪い、絶望の淵に追い込んだ者たちへの激しい憤りが根っこにある筈だ。
 湾岸戦争当時、世界世論は国連も含め正義の戦争みたいにイラク叩きをしたが、生き場を失った人たち、難民へのケアはどうであったか。国連が世界に向かって支援要請し人的、物的にはそれなりに支援を行ってきたが、絶望の淵に陥った人々の憤りのケアには届かなかった。イラク国内に残った人々にも宗教間の混乱、敗戦による政治の混乱で内戦のようになって、生命と生活の危険に晒され絶望のふちに追いやられた人々が多数発生した。
 そもそも、戦争することに正義なんてありえない。戦争が人を殺すという残虐行為を伴う限り、戦争自体が正義を否定しているのであるから。人を殺すことは正義である筈がない。
人間には感情もあると同時に理性があり、なによりも、「言葉」があり、理性的に話し合うことができる。そのための国連の筈だ。

後藤さんに関する安倍首相や官房長官の談話を聴いていると、テロ集団の憤りに対して、憤りの連鎖に巻き込まれている懸念を感じる。憤りの連鎖は、出口のない地獄道となる。世界に類のない平和憲法を持つ日本は、戦勝国に押し付けられた側面もあるが、日本の軍部ファッショが引き起こした当事国や国民への多大な迷惑や犠牲を強いたおぞましい事実に、心から反省・深謝し、世界平和に国を挙げて努力を積みあげていく責任がある。
集団的自衛権の拡大解釈や、今回のテロ対応姿勢に、憤りの連鎖=戦争に巻き込む政府の危険を感じる。為政者による憤りの世論形成は最悪の事態を招く。安倍首相は、テロに対する正義の戦いという甘い言葉を弄し、憤り感情を国民世論にしたて、有志国の土俵に国民を乗せ、泥沼に引き込む危険を犯そうとしているように思えてならない。自民一人勝ちの議会をこの時とばかりに利用して。
安倍首相は、後藤さんの「戦争で可愛そうな子供たちや難民をつくってはいけない」というい命がけの思いと行動を重く受けて、アメリカや有志国に、粘り強く冷静にテロ集団を話し合いの土俵に上げるよう働きかける責任を果たすべきだ。このままだと、日本人だけの問題だけでなく、世界の平和は永久に実現できない。人類は憤りの連鎖で出口が見えない泥沼の地獄道を突き進むことになる。