平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い79 安倍総理の本音???

2015-07-31 10:24:42 | 日記
平和の希い79 戦後70年 

     安倍総理の本音???

「民主主義の原則に従って粛々と決めるべき時には決める」(与党絶対多数の衆議院を背景に、参議院60日ルール
を見据えて「安保関連法案」を成立させるという本音・・・違憲の法案で、国民の支持急落なのに)

「徴兵制は全く関係ない。そう報道している一部マスコミは懲らしめなければいけない。誤った報道をするマスコミ
に対して(企業は)広告を自粛すべきだ。」(安倍総理取り巻き、ゴマすり大西議員の憲法無視の暴言。安倍総理
の本音を知っているからこその発言。総理はじめ憲法無視集団の本音)

「法的安定性は関係ない」(安倍総理がごり押ししようとしている憲法違反の「集団的自衛権」、憲法を時々の政権が
都度都合よい解釈して「憲法の法的安定性を無視している」との憲法学者や野党などの追及に対する本音。
安倍総理の本音を知っているからこその磯崎首相補佐官が代弁。お粗末)

安倍総理の本音は、憲法無視しても、アメリカで格好つけて勝手に約束した「集団的自衛権」を法制化すること。

でも、安倍総理の本音のために、戦争とテロを誘い込むような「憲法違反の集団的自衛権」は絶対許せないのです
廃案にするべきです。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。


平和への希い78 安倍総理「国民の命と生活うを守る」???

2015-07-30 10:38:52 | 日記
平和の希い78戦後70年 
     安倍総理「国民の命と平和な生活を守るため・・・」???

参議院で「安保関連法案」でのやりとりで気になりました。
安倍総理の不親切で、丁寧ではない回答。

「集団的自衛権は、1959年の砂川最高裁判決『日本の存立を全うするための自衛措置は国家固有の
機能の行使』、1972年『外国の武力攻撃によって、国民の権利が根底から覆される急迫、不正の事態に
必要最小限の自衛措置はとれる。他国への武力攻撃を阻止する集団的自衛権は憲法上許されない』。
にも拘わらず、集団的自衛権を行使できるよう、結論だけを変える安倍政権の解釈は理解されない」

という問題提起に対しての安倍総理。

「(中国・北朝鮮などの動向から)40年が経過して大きく国際環境が変わっている。国民の命と平和な
生活を守るために考えつくした法案です。集団的自衛権の行使は憲法の範囲内です。」

どう考えても、40年以前の方が、東西冷戦下で国際環境はキューバ危機などもっと大変だった。
変わったのは、東西冷戦も無くなったこと。厭戦ムードの高まりや財政逼迫などアメリカの力と国内事情が大きく変わったこと。

中国ややんちゃな北朝鮮が何をしでかすかわからず、日本としてはアメリカをだけを頼っていられなくなった。
アメリカも日本に相応の分担をさせたい「アメリカの国益」が、アメリカの国益で作った「日本国憲法」が邪魔になった。
お調子者の安倍総理が好都合に登場し、アメリカの国益に協力する、おべっか外交で、アメリカが引いた分を、
日本が穴埋めしようということだ。

戦争放棄を規定している憲法を改正することは国民が許さない状況を認識しているから、解釈拡大という「裏口入学」
手法で、何が何でも集団的自衛権をごり押し通そうとしている。
口先では「丁寧な説明」すると言いながら、全く丁寧ではない。数をチャンスに結論ありきの姿勢見え見えの品性を疑い
ざるを得ない安倍総理。与党の質問を9割にして、中国・北朝鮮の動きに危機感をあおるやり取りを演出し、日本の安保環境
が変わり中国・北朝鮮の武力侵略抑止力のためという大義名分を国民に押し付けて、集団的自衛権含む安保関連法案を通すつもりだ。

「戦争放棄している国に侵略戦争を仕掛けるだろうか。かつて日本軍部ファッショがいきなり国際連盟を脱退して侵略を始めたように。
中国や北朝鮮が国連を脱退して・・・・。あの悲劇的な大戦の歴史認識が疑われるような不測事態を想定するのはいかがなものか」。
集団的自衛権で、中国・北朝鮮は「対等に戦えるチャンス」、欧米憎しのイスラムテロがアメリカと一緒に戦う日本も襲うことに。

集団的自衛権で国民の命と平和な生活を守るどころか、国民の命と平和な生活を失わせる危険の方が大きい。

戦争とテロを誘い込むような「憲法違反の集団的自衛権」は絶対許せないのです。廃案にするべきです。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。


平和への希い77  安倍総理「国民の理解進んでいない」???

2015-07-29 09:27:08 | 日記
平和の希い77 戦後70年 
     安倍総理「国民の理解進んでいない」???

衆議院で「安保関連法案」強行採決後の、各社世論調査の通り、「国民の理解」は確実に進んでいます。

              支持        不支持
  日経・テレ東京     38%       50%
  朝日          37%       46%
  毎日          35%       51%
  読売          43%       49%
  産経          39.3%     52.6%

衆議院でのごり押しに対する「やりかた」のこともあるが、憲法違反の集団的自衛権に対する「国民の理解が進んでいる」
ことの表れです。安倍総理・政府・与党は「国民」を甘く見ているのではないかと思います。

中国のガス田開発を突然持ち出して、中国の脅威を言い立て、「集団的自衛権」の必要性を言い張る安倍総理。
そもそもガス油田開発については、数年前に日中で話し合って、一方的な開発はしないことになっていた筈。
もし、一方的な開発なら、政府はどのような対応をしてきたのか?政府の怠慢なのではないか?民主党の責任に
するのだろうか?

参議院でのやり取り見ていても、「集団的自衛権は戦争放棄を規定している憲法に違反していること」について
「個別的自衛権を認めた砂川最高裁判決」を持ち出して「合憲」、中国・北朝鮮の脅威を強調して危機意識を煽り
「法案の正当性」を言い張っている。相変わらずの説明で、少しも丁寧な説明になっていない。
あの答弁をしている安倍総理・防衛大臣・官房長官のお粗末さは国際ニュースで世界を駆け巡っているのです。恥ずかしい限りです。

「なぜ、今のままの自衛隊と日米安保で、日本の安全が守れないのか」「なぜ、不測の事態が起こってからでは、国民の安全を
守れないのか」「なぜ、集団的自衛権は不測の事態の抑止力になり得るのか・・・。逆に不測の事態を誘い込むことになるのでは?」
「戦争放棄している国に侵略戦争を仕掛けるだろうか。かつて日本軍部ファッショがいきなり国際連盟を脱退して侵略を始めたように。
中国や北朝鮮が国連を脱退して・・・・。あの悲劇的な大戦の歴史認識が疑われるような不測事態を想定するのはいかがなものか」。
「髭の隊長さん」答えてください。
 
「丁寧に説明」と言いながら、「全く丁寧ではない説明」で、「安保関連法案は憲法違反であるという理解が進み」ますます不信感は
増幅され、不支持が増えていくでしょう。

戦争とテロを誘い込むような「憲法違反の集団的自衛権」は絶対許せないのです。廃案にするべきです。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。


平和への希い76 集団的自衛権と法的安定性

2015-07-28 10:22:44 | 日記
平和の希い76 戦後70年 
     集団的自衛権と法的安定性

7月27日、磯崎首相補佐官の発言、安全保障関連法案を巡っての「法的安定性は関係ない」
が、物議をかもしています。

「法的安定性」について調べてみました。一番わかりやすかったのは、世界大百科事典の解説でした。
世界大百科事典 第2版の解説
ほうてきあんていせい【法的安定性 legal certainty】

昼と夜,春夏秋冬の四季の循環が不規則に変化したりしたら,われわれの生活が成り立たなくなるように,
法治国の国民の生活も,法や法の適用が不規則に変化すると,さまざまな不都合をこうむる。
人々は法が安定して適用されることを期待して行動しているから,この期待を裏切らないようにしなければならない。
法的安定性とは,法や法の適用を安定させ,人々の信頼を保護する原則である。
そこから,
(1)立法上の原則として朝令暮改を慎むこと,
(2)法適用を安定させること,
(3)当事者の信頼を保護すること,
などの原則が生ずる。

「集団的自衛権は、戦争放棄している憲法に違反している、すなわち、憲法の安定性を犯している」との大多数の
憲法学者などの主張に対して、磯崎補佐官は「法的安定性は関係ない」と公言したのです。
与党自民公明党主・菅官房長官からも「誤解を招く発言」などと不快感、民主枝野幹事長は「法治主義の観点から
行政に携わる資格なし」と糾弾。

安全保障関連法案は、参議院に移って議論が展開されています。
安倍首相が丁寧に説明すればする程、集団的自衛権は、憲法違反であることが浮き彫りになっているように思います。

「なぜ、今のままの自衛隊と日米安保で、日本の安全が守れないのか」「なぜ、不測の事態が起こってからでは、国民の安全を
守れないのか」「なぜ、集団的自衛権は不測の事態の抑止力になり得るのか・・・。逆に不測の事態を誘い込むことになるのでは?」
「戦争放棄している国に侵略戦争を仕掛けるだろうか。かつて日本軍部ファッショがいきなり国際連盟を脱退して侵略を始めたように。
中国や北朝鮮が国連を脱退して・・・・。あの悲劇的な大戦の歴史認識が疑われるような不測事態を想定するのはいかがなものか」。
 
戦争放棄を規定している憲法は、最低限の自衛権を超えて同盟国の戦争に加担せざるを得なくなる「集団的自衛権」のために、
法的安定性を失ってしまうのです。その時々の都合・状況で憲法が解釈され、「不安定な憲法」にされてしまうのです。

戦争とテロを誘い込むような「憲法違反の集団的自衛権」は絶対許せないのです。廃案にするべきです。参議院の良識を見せて欲しい。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。


集団的自衛権は戦争の口実にる

2015-07-27 09:25:53 | 日記
平和の希い75 戦後70年 
     集団的自衛権は、戦争の口実になる

集団的自衛権は、同盟国が攻撃されたら、攻撃相手に対して一緒に戦うことが基本なのである。
同盟国のアメリカが他国と交戦状態になれば「集団的自衛権」が大義名分となって、時の政権は「戦争やむなし」
となり、戦争することの口実にできるのである。

一方、仮想敵国(中国や北朝鮮など)にとっては、「アメリカだけが敵と思っていたが、集団的自衛権成立で
アメリカと一緒に戦う日本も敵になった。アメリカは遠くて大変だが、日本はやりやすい」ということに。
そうでなくても、あの日本軍部による侵略戦争に対する恨みつらみに凝り固まっている両国は、隙あれば
報復する大義名分が欲しいと機会を狙っていた。
集団的自衛権は、まさに隙であり、大義名分のための口実となる。
 
自国の政権にとっても、仮想敵国にとっても「口実」に出来、戦争とテロを誘い込むような「集団的自衛権」は、
絶対許せない。廃案にするべきです。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。