為政者に必要な歴史認識

また、終戦記念日がやってきます。
今年こそ、すべての政治家は靖国参拝をやめてもらいたい。

靖国には、国民を盲目にし、自由を奪い、鬼畜米英などと
国民を煽り、数百万の国民を無駄死にさせ塗炭の苦しみに
喘がせた戦争大犯罪人が祀られているのです。
参拝するなら、為政者が引き起こした悲劇の広島、長崎、沖
縄などは当然ですが、焼夷弾の雨に晒された全国の戦災地に
不戦への戒めの心をこめて参拝するべきです。

真の英霊は、靖国問題が波紋を巻き起こす度に悲しんでいる
筈です。喜んでいるのは、国民全死を目論み国消滅を企てた
靖国に祀られている大罪人達でしょう。

私は、長野市松代の出身です。
長野市松代町、佐久間象山の生誕の地の近くに、跡幻の大本営
の壕があります。
敗戦必至の頃、時の為政者は一億玉砕を叫び公然と国民全死
を押し付けようとし、多くの朝鮮の人たちが掘削事故で犠牲
なった前代未聞の狂気の戦争遺物です。
日中韓の為政者は、大罪人が祀られている靖国参拝よりも、
尖閣・竹島よりも、幻の大本営に赴き、不明の為政者が起
こした妄想と暴走の歴史事実と向き合い、真の平和を考える
ことこそ本当に必要な歴史認識だと思うのです。

集団的自衛権

自衛権の論議を通して、大きな懸念を抱きました。
憲法改正せずに憲法解釈の閣議決定で集団的自衛権の行使
容認できるようにしようとしている安倍政権は、平和憲法
の根幹をなし崩しにして、国民を戦争の泥沼に引きずり込
む危険をはらんでいるように思います。
強行しようとしている安倍総理ら取り巻きは、民主党のオ
ウンゴールでたまたま大勝した総選挙結果を好機とみて、
「今でしょ」とどさくさまぎれに奸計を実現させよとして
いるように見えて仕方がありません。
安倍総理はじめ主要な方々のお顔をＴＶなどで拝見してい
ると、あの第二次世界大戦の主役だった人たちの悪霊が乗
り移っているように見えてなりません。
靖国を尊崇している安倍総理には東条英機の悪霊、麻生元
総理にはヒトラーの悪霊、石破幹事長にはムッソリーニの
悪霊が。
選良の皆さん、マスコミの皆さん、どうか、国民を盲目に
し、数百万の国民を無駄死にさせ塗炭の苦しみに喘がせた
戦争の再現に繋がる安倍政権の暴走を冷徹に見通しして阻
止して頂きますようお願い申し上げます。