平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1431 かちかち山のお馬さん     

2019-02-28 10:24:44 | 日記

昨日から、ハノイで、米朝トップ会談ショーが始まった。
しかし、アメリカでは、会談前日の26日~当日の27日にかけて、トランプさんの背中で3つの爆弾
がさく裂、火がまわり、かちかち山のタヌキさんならぬ、狂走馬みたいなことが起きている。

一つは、メキシコ国境の壁建設で、議会で予算が通らず、大統領は、伝家の宝刀「非常事態宣言」で、
乗り切ろうとしたが、下院は、26日、「非常事態宣言」を無効にすることを決議した。

二つ目は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、トランプ政権の大型減税などで、財政赤字が
拡大し、過去最大の22兆ドル(約2420兆円)となっており、「米財政は、『持続不可能』になり
つつある。議会が、国債発行の上限を引き上げないと、デフォルト(財政破たん)の危険がある」と、
上院で議会証言したのである。

三つ目は、27日に、トランプ大統領の不動産ビジネスなどを長く支えてきた元顧問弁護士マイケル・
コーエン被告が、米議会の公聴会で、トランプ氏の大統領就任後の違法行為を告発するというのである。

コーエン氏は、トランプ氏の過去の不倫相手、元ポルノ女優などに口止め料を支払ってスキャンダル暴露
を防いだ。その時の口止め料は、トランプ氏への政治献金と見做され、有罪判決を受けた。
ニューヨーク検察は、口止め料を指示したのは、トランプ氏だと断定していた。
コーエン被告は、公聴会で、口止め料支払いにトランプ氏が関与したことを示す証拠を提供するらしい
「経済大国になれる。そのために経済援助してあげる」などニンジンをぶら下げて、何が何でも、「結果」
を出さないと、背中の火が全身に回りそうな狂走馬トランプ号。

自らに降りかかる自業自得の「火の粉」を、北朝鮮の核・ミサイルという業火を消すことで防げるか。
北朝鮮の非核化は、人類滅亡に繋がる「核戦争」を回避できる道の一つ。話し合いで結果を出して欲しい。
ウォーキングで、大宮公園のつり見て来ました。梅がようやく咲きました。

2月28日、「今日は何の日カレンダー」より
ビスケットの日(全国ビスケット協会1981)、にわとりの日(毎月)全国火災予防運動(2/28~3/13)
▲千家流茶の湯の開祖・千利休、豊臣秀吉の怒りに触れ、切腹。70歳(1591)利休のわび・さびの茶の湯に対し、
秀吉のは貴族的、成り上がり者的な茶の湯▲幕府、奉書船以外の日本船の海外渡航・帰航を禁止(第1次鎖国令)
(1633)▲天草四郎以下3万7000人が立てこもる島原の原城が落城し、天草の乱が終わる(1638)▲水戸藩の蘭学医
柴田方庵が長崎留学中にオランダ人から学んだビスケットの製法を水戸藩に書き送る(1855)▲兵部省を廃し、
陸軍省・海軍省を設置(1872)▲大阪の松島遊郭移転を巡る疑獄事件が発生(1926)▲戦後初のアメリカ映画、公開。
輸入第1作は「キュリー夫人」「春の序曲」(1946)▲日米行政協定調印(1952)▲吉田首相が衆議院で「バカヤロー」
発言(1953)▲50年間無罪を叫び続けてきた昭和の「巖窟王」吉田老が無罪判決を勝ち取る(1963)▲連合赤軍が
たてこもる浅間山荘に隊員が突入し、人質を救出(1972)▲「寅さん」シリーズ、最長シリーズ映画としてギネス
ブックに (1983)▲湾岸戦争、多国籍軍が戦闘を停止。開戦以来43日目で終結(1991)▲EU、統一通貨「ユーロ」
12カ国切り替え完了、旧通貨の流通終了(2002)

平和への希い1430 個人的な思惑

2019-02-27 10:33:29 | 日記

米朝トップ会談が、ベトナムハノイで、今日から2日間行われる。
米朝両国の「思惑」は、どのあたりで折り合うのか、世界が注目している。
何か、国益というよりは、「個人的な思惑」のような、政治ショーみたい。
トランプ大統領は、ロシア疑惑・米中貿易戦争・メキシコ国境の壁等、支持率低下で、来年の大統領選に
黄色信号、何とか、米朝会談で結果を出し、支持率を高め、大統領再選に結び付けたい。

金委員長は、経済制裁で、国民の困窮が、反政権へ繋がりかねない状況、3代続いた金体制崩壊を回避し
たい、米朝終戦、平和条約の成果で、「将軍様」の威光を確実なものにしたい。

いずれにしても、「ドンパチ」で決着つけようとするよりは、最高の道。
それにつけても、「一触即発」気運を高め、安倍政権も韓国文政権も、高額な兵器を買わされ、特に
安倍政権は、「拉致問題」も人質にされ、挙句、「圧力ハシゴ」をはずされ、出番が無くなった。
朝鮮半島問題では、日本の役割は無いようになってしまった。

防衛だ、抑止力だ、と膨れ上がらせた防衛予算。
日本が、これら兵器を使う事態になったら、「世界がお終いになるような核戦争になっている」という
ことでしょう

安倍総理の思惑が、何処にあったか。
どうも、モリカケ疑惑の目を逸らすために
狂走馬トランプ号のシッポにツカマッて「圧力バカ」を演じ、
大義名分は「われらにあり」と、アワヨクバ、岸お爺ちゃん達が起こした「真珠湾奇襲」のように、金委員長を暴発させ、
集団的自衛権を行使できた、「どうだ、私の政治に間違いは無かっただろう」との、お粗末な「思惑だった」ような気がします。

政治家は、「国民のため」と言いながら、「自分のため」に動くので、気を付けなければならない。
ウォーキング中に花屋さんで出会った花。

2月27日、「今日は何の日カレンダー」より
新撰組の日、献血運動週間(~3/5)
▲大海人皇子が即位し、天武天皇となる(672)▲薬師寺が焼失(973)▲豊臣秀吉が吉野の花見を開催(1594)
▲京都で「新撰組」の前身「壬生組」結成(1862)▲日本、初めてパリ万国博覧会に出展(1867)
▲江華条約調印、朝鮮の鎖国が破れる(1876)▲孫文が中国の北伐を宣言(1922)▲2.26事件で東京全市に
戒厳令が布告される(1936)▲放火で国宝の松山城消失(1949)▲横綱審議委員会設置(1950)▲NHKテレビが
総選挙開票速報初放送(1955)▲日本電気、国産初大型電子計算機発表(1962)▲人力飛行機、初成功(1966)
▲ニクソン大統領中国訪問、米中国交回復(1972)▲田中角栄脳梗塞で入院、政界引退(1985)▲チリ
でM8.8の大地震(2010)

平和への希い1429 もう、基地はいらない  

2019-02-26 10:22:37 | 日記

24日、米軍普天間基地の名護市辺野古移設に対する、沖縄県民の「県民投票」で、
 賛     成 11万4933 19.1%
 反     対 43万4273 72.2%
 どちらでもない 5万2682   8.8%

反対が多いからって、すぐに建設中止になる訳ではないが、市街地にある危険一杯の普天間基地返還が遠のく
ことは困る、と、複雑なお気持ちが、県民の皆さまの本音みたいです。

安倍総理は、「結果を真摯に受け止め、基地負担軽減に全力で取り組む」と表明しているが、「もうこれ以上
先送りできない」と本音も吐露。

この県民投票の結果は、辺野古の移設反対を通して、
「沖縄が、日本にある米軍基地の7割を負担していることで、事件事故も多く、もう、基地を無くして欲しい」
ということでしょう

もう、基地は不要なのではないかと思う
もし、中朝が戦争を仕掛けるようなことがあれば、核戦争になり、基地があっても、初戦で早く対応できるかも
知れないが、結局は、基地がいち早く攻撃されるばかりではなく、放射能が世界中に広がり、人類滅亡に繋がる
のです。

だから戦争は出来ないのです。基地はいらないのです
アメリカファーストのトランプ大統領は、世界にばら撒いている米軍を撤収し、財政赤字を減らしたがっている。
今がチャンス。安倍政権は、日本の主権を主張して、基地を無くし、平和日本を世界にアピールすべきです。

ウォーキング中に出会った花、花屋さんの店先は春いっぱいです。

2月26日、「今日は何の日カレンダー」より
脱出の日、二・二六事件の日、ふろの日(毎月)
▲分裂する天皇、南北朝対立(1618)▲島津家、琉球出兵(1649)▲江戸幕府、農民支配を強化する「慶安御触書」
を公布(1649)▲日本初の顕微鏡使用法を徳川家斉に講じる(1802)▲ナポレオンがエルバ島を脱出する(1815)
▲米憲法画改正、黒人にも投票権が与えられる(1869)▲「昭和維新」を目指す若手陸軍将校ら、高橋是清蔵相、
斎▲藤実内大臣、渡辺錠太郎教育総監を殺害(二・二六事件)(1936)▲日本最初の血液銀行が大阪に開業(1951)
▲ニューヨーク世界貿易センタービル地下が爆弾テロに(1993)▲国勢調査で初めて人口減(2016)▲小平奈緒
カナダカルガリの世界スプリントスケート選手権で総合優勝。(2019年も2年振りに優勝)(2017)

平和への希い1428 屈辱の日

2019-02-25 10:11:27 | 日記

このような「日」があること、23日の、新聞記事「平成の天皇と皇后 30年の歩み」で、今頃知りました。
1952年4月28日は、サンフランシスコ講和条約が発効した日。
日本が連合国による占領支配から脱し、国家主権 を回復した日(4月28日)なのです。

2013年4月28日には、安倍晋三政権が、政府主催 による初めての式典「主権回復・国際社会復帰を記念
する式典」が憲政記念会館で行われた、とのこと

天皇は、
「講和条約が発効した時、沖縄は米軍占領下にあり、日本ではなかった。太平洋戦争で、日本で唯一の地上戦
が行われ、ひめゆり部隊はじめ、市民を巻き込んだ悲壮な結末を迎えた沖縄の人々のお気持ちを考えると、
日本が連合国による占領支配から脱し、国家主権 を回復した日として祝えない」
とのお考えだったようで、式典出席に、難色を示されていたようです。

沖縄の人々は猛反発、「4月28日を主権回復の日とするなら、沖縄は日本ではないということか」と。
沖縄では、抗議のため、日本から切り離された『屈辱の日』として、市民団体が、4.28「屈辱の日」沖縄大会
を開いた。戦争戦後を通じて、本土と分断されてきた苦難の沖縄が、日本政府は、「また、沖縄を切り捨てる
のか」と、怒ったのです。

天皇ご夫妻が、皇太子時代に初めて、沖縄を訪れた時、火炎瓶を投げ付けられた。
それでも、「沖縄の人達が被ってきた苦難の深さを思い」、その後も、何度も沖縄を訪れ、沖縄の人々の
お気持ちに寄り添い続け、沖縄からも「平和」の大切さを発信し続けていらっしゃるのです。

出席するなら、沖縄への思いを込めた「お言葉」をとご希望されたが、「式典への批判になる可能性がある」
とのことで、周囲の説得で、「お言葉」無しのご出席だったとのこと。
モリカケ疑惑などやりたい放題の安倍政権が、この頃から芽吹いていたのか、と改めて、怒り心頭。
ウォーキング中に出会った花、花屋さんの店先は春に向かっています。

2月25日、「今日は何の日カレンダー」より
夕刊紙の日
▲天武天皇が律令の制定を命ずる(681)▲菅原道真、59歳で病死(903)▲カトリック教会、エリザベス1世を
破門(1570)▲箱根用水、完成(1670)▲「旬刊朝日」が創刊される。後の「週刊朝日」 (1922)▲旧円と新円の
交換が始まる(1946)▲買い出しで満員の列車転覆。死者174人、負傷者800余人。 八高線列車転覆事件(1947)
▲歌人・斉藤茂吉、没。70歳(1953)▲タブロイド判、駅売り専門の「夕刊フジ」創刊。夕刊紙ブーム(1969)
▲フィリピンでアキノ新大統領の就任式。20年のマルコス政権崩壊。マルコス夫妻はアメリカへ亡命(1986)

平和への希い1427 介護現場の苦悩

2019-02-24 10:18:25 | 日記

先日、傾聴活動で訪問している、小規模多機能型介護センターの、定期的な意見交換会(運営推進会議)で、
介護現場で苦労されている話を伺い、考えさせられた。
小規模多機能型介護センターは、2006年4月から始まった地域密着型サービスで、地域の60歳以上の
介護を必要とされる方々に対して、デイサービス場所を提供したり、家庭訪問介護をしたり、短期宿泊サー
ビスなど、小規模で家庭的雰囲気な介護サービスを提供している施設。

この施設は、施設長とスタッフ、地域の民生委員、社協スタッフ、区役所介護課スタッフ、ボランティアなど
と定期的に運営推進会議を開催し、より良い介護の在り方を追求しているのです。

利用者さんと地域交流のため、納涼会・クリスマスなど季節ごとのイベントや、地域の元気な高齢者と一緒に
百歳体操やヨガをする機会を作るなど、きめ細かい心配りで「寄り添うサービス」に、いつも感心しています。

何より、不自由な利用者さんでも、「自分のことは自分でやりたい」というお気持ちを大事にしたい、
ご本人が「出来ること」「したいこと」を支援したい、と頑張っている話に心が温かくなりました。
ご自分で食事したいが、不自由のため、出来ない。介護だからと、スタッフがやって上げれば、簡単だが、
「自分のことは自分でやりたい」という強いお気持ちを大事に、1時間以上も掛かったが、出来た時の
利用者さんの笑顔に、「ヤッタあ」と、利用者さんのお気持ちに「寄り添う」ということの大切さを教えられ
た、と話すスタッフの方に、大感動しました。

しかし、スタッフ不足で、毎度毎度お一人に、そんなに時間を割けない現実に、利用者さんの「自分のことは
自分でやりたい」というお気持ちに沿えない、と述懐していられました。

喜寿の私にとっては、「他人事」ではないだけに、人手不足、外国人労働者受け入れの国会論議の苦悩が、
介護現場で毎日繰り返されて事実に、改めて、少子高齢化社会の福利行政の在り方の難しさを実感しました

「1兆円もかけて、使えない戦闘機を購入している場合か」と、つい愚痴りたくなる。
ウォーキング中に花屋さんで出会った花。丸坊主の木。

2月24日、「今日は何の日カレンダー」より
鉄道ストの日、大喪の礼
▲後醍醐天皇が隠岐を脱出、京都に向かう(1333)▲ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦を改正して
制定(グレゴリウス暦)(1582)▲ペリー一行、横浜で電信機の実験(1854)▲幕府、裁縫ミシン講習会(1868)
▲天皇が東京に滞在中は太政官を東京に移す(東京遷都)(1869)▲明治政府、キリスト教を解禁(1873)
▲イギリスで初クロスカントリー選手権開催(1877)▲日本鉄道会社機関手ら400人、鉄道初のストライキに
突入(1898)▲日本平民党が日本社会党に合流、第1回大会開催(1906)▲尾崎行雄ら政友倶楽部を結成(1913)
▲直木三十五、没。43歳(1934)▲「月光仮面」放送開始(1958)▲新宿御苑で昭和天皇大喪の礼(1989)