平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3314 どっちも嫌い 

2024-06-10 11:06:06 | 日記

アメリカの大統領選挙、バイデン民主党と、トランプ共和党の選挙戦が過熱していますが、無所属で、ケネディ元大統領の「おい」ロバート・F・ケネディ・ジュニアさんも、選挙出馬の名乗りを上げたみたいです。

アメリカでは、バイデンもトランプ、「どちらも嫌い(ダブルヘイター)」が増えているようです。

ケネディさんは、そういう、ダブルヘイターを取り込もうと、思っているようです。

故チャーチル元英国首相は、民主主義について、皮肉屋らしく、

「民主主義は、最悪の衣政治形態らしい。ただし、これまでに試された全ての政治形態を別にすればの話しであるが。」と言って、逆説的に、「今までの政治形態に比べれば、最良」と言っているのです。

民主主義ということは、千人千様の意見を、とりまとめて行く必要があり、手間と時間がかかるのです。

そういう意味で、「最悪」と、チャーチルは、皮肉を込めて言っているのです。

中国やロシアなど、強権国家では、千人千様の意見を、とりまとめて行く必要がなく、「オレの言う通りにせよ」と、とりまとめる手間と時間は、必要ないのです。反対者を捕まえる手間はかかるけれど。

ヒトラーは、民主主義をこんなことを言って、民主主義を否定して、ナチ独裁政権を作り上げたのです。

「大衆は、女に似ている。自分を支配してくれる者の出現を待っているだけで、自由を与えても、ただ、と惑うだけだ」と。失礼しちゃいますよね、女性蔑視も、大衆蔑視も。

こんな、人を馬鹿にした考えの人が、人の上に立って、長続きする筈がない。追い詰められて、自殺したのです。

アメリカの民主主義は、「どちらも嫌い(ダブルヘイター)」が増えて混乱していますが、民主主義を旗印にしている国々の共通の問題なのです。

人千様の意見を、とりまとめて行くために、手間と時間がかかることで、民主主義を、諦めたら、多くの意見は、収容所や死刑で、日の目を見ないまま、独裁者のやりたい放題になってしまうのです。

「どちらも嫌い(ダブルヘイター)」でも、新しい人を見つけたりするために、選挙権をしっかり、使わないと、

いつの間にか、強権政治のワナにはまり、「こんな筈じゃなかった」と、ホゾをかむことになるのです。

私なんか、のんきに、岸田政権など、クソミソにけなしていますが、すぐ、捕まってしまうでしょうね。

民主主義に、感謝です。

6月10日、「今日は何の日カレンダー」より 時の記念日、商工会の日、路面電車の日、キャラメルの日、

▲バスコ・ダ・ガマ、インド航路開拓のため、リスボン出航(1497)▲新井白石「西洋紀聞」、刊行(1794)
▲世界最初の大学対抗レガッタがテムズ川のヘンレーで始まる(1829)▲森永製菓ミルクキャラメル発売(1913)
▲天智天皇が671年4月25日(太陽暦の6月10日)に、水時計を使って時間を測ったとの言い伝えから、

この日を時の記念日と決め、時間を大切にと全国行事に(1920)▲早大大隈講堂で初のレスリング公開試合(1931)
▲国立西洋美術館開館(1959)▲北陸トンネル開通(1962)▲世界最長歩行者天国。上野から新橋まで5.5km(1973)
▲「モナリザ展」入場者一日3万1120人の新記録(1974) ▲韓国・民主化宣言、大統領直接選挙に(1987)▲ペルー大統領決選投票でアルベルト・フジモリ氏が当選(1990)▲カンボジアのポルポト元独裁者が 国防相とその家族などを殺害するよう命令(1997)▲日本標準時のおおたかどや山送信所運用開始(1999)▲群馬で化学工場爆発死者4人、負傷者多数(2000)▲米・火星探査機打ち上げ(2003)▲韓国・ロケット打ち上げ失敗(2010)▲大阪心斎橋で通り魔事件南野信吾ら2人殺害される(2012)▲モスクワ国際バレエコンクールで、日本の大川航矢さんが シニア部門で、千野円句さんがジュニア部門でそろって金賞受賞(2017.6.10.~21)▲ミヤコ蝶々記念館閉館(2018)