平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1492 デッチあげ 

2019-04-30 11:03:34 | 日記

日本では、202年ぶりの天皇退位の日、平成最後の日ということで、メディアも国民も「改元」一色。
「日本は、国民の平和を希求する強い意志に支えられ、近現代において初めて戦争を経験せぬ時代を持ち
ました」
との、天皇陛下のお言葉に、阪神淡路・東日本大震災や豪雨禍など自然災害や、バブル崩壊と
経済の混乱があったけど、世界のあちこちで戦争・紛争があったにも拘わらず、日本が戦争に巻き込まれ
ることが無かった幸せを嬉しく思います

残念なことは、憲法違反の「集団的自衛権」を含む安保法を成立させ、戦争出来る道筋が出来てしまった
ことです。更に、治安維持法まがいの「共謀罪」法を成立させ、政府の意向に反対する者に対して、
「罪をデッチ上げること」が出来てしまうことです。

「集団的自衛権」を含む安保法をタテに、同盟国(米国)と一緒に戦争することになったら、「戦争反対」
と言う人々は、「共謀罪」で拘禁され、国民は、安倍総理の岸お爺ちゃん達が起こした太平洋戦争同様、
ズルズルと戦争に引きずり込まれるのです。

2014年、香港で起きた「民主化デモ」での「雨傘運動」は、道路など公共の場所を違法に占拠したと
して、公衆妨害共謀罪と「デッチあげられ」 、首謀者8人が量刑になった
そして、最近また、香港では、「(中国)本土に容疑者引き渡し条例」改正反対でデモが多発。
「中国当局から睨まれると、容疑をデッチあげられる可能性がある」ということで反対しているのだ。
今上天皇が、常々発信されていらっしゃる「世界平和と日本国の繁栄」が、安倍政権の政治家・官僚の
「共謀」で水の泡にならないよう、私達国民は、政治をしっかり見張り、令和時代も戦争が無い時代に
しなければ、と思いを新たにした平成最後の4月30日でした。

ウォーキング中に出会った、花々。

4月30日「今日は何の日カレンダー」より
図書館記念日(日本図書館協会1971)、みその日、そばの日(毎月末日)
▲法隆寺が全焼(670)▲藤原泰衡に攻めら源義経が高館の持仏堂で妻と子供を殺して自殺する。31歳(1189)
▲足利尊氏、病没。54歳(1358)▲枢密院が設置、初代議長に伊藤博文が就任(1888)▲わが国初のトラピスト
女子修道院が函館・湯の川に設立。カトリック系のベネディクト教団の一派で、厳格な戒律で有名(1898)
▲軍艦マーチが神戸沖の観艦式で初めて演奏(1900)▲ナチス・ドイツ総統ヒトラーが前日結婚した秘書エヴァ・
ブラウンとともにベルリンで自殺。56歳(1945)▲図書館法が公布(1950)▲ソニー、世界初のトランジスタ
テレビ発売(1960)▲解放民族戦線に南ベトナムのサイゴン政権が無条件降伏(1975)
▲植村直巳、単独北極点到達(1978) ▲国際海洋法条約で、領海12海里となる(1982)▲カンボジアが
東南アジア諸国連合に加盟(1999)▲平成最後の日(2019)

平和への希い1491 平和が成った 

2019-04-29 10:45:45 | 日記

平成時代は、明日で終わる。
戦後、日本は、戦争せずに、戦争のために一発の銃弾を発射せず、戦死者も出さなかった。
平成時代の30年余は、まさに「平和が成った」時代だった。

第二次世界大戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、湾岸戦争などなど、戦火は絶えず、現在も、
世界各地で、シリアなど内戦が続き、米ロなどが、自国益のために、代理戦争を展開。
第二次世界大戦後、戦争をしなかった国は少ない。国連軍に参加した国を除くと、
日本、アイスランド、フィンランド、ブータンぐらいのようだ。

「日本を、二度と戦争を出来ない国にしよう」と、軍隊を持たせない、紛争を武力で解決させない
平和憲法を押し付けてくれた、戦勝国。
大空襲、沖縄戦、広島・長崎の原爆など、戦争の悲惨さを肌身に感じた国民。

「戦争だけは、絶対するべきではない」との思いが、戦争に巻き込まれることなく、過ごせた平成時代。
令和の時代は、冷静に話し合い、武力によらない平和な時代になるように、私達国民の思いを強くし、
戦争やテロにまきこまれないよう、政治を見張る必要があるのです。

ウォーキング中に出会った花。


4月29日「今日は何の日カレンダー」より
昭和の日(国民の祝日、天皇誕生日⇒みどりの日⇒昭和の日)(2007)、社会教育週間(4/29~5/5)、
おもちゃ週間(4/29~5/5)、肉の日(毎月)
▲ジャンヌ・ダルクがオルレアンの城に入城(1429)▲世界最初の電車がアメリカで開通。首府ワシントンと
メリーランド州ボルチモア間。蓄電池で発電(1851)▲二宮忠八がプロペラ式模型飛行機の飛行に成功(1891)
▲北海道夕張炭坑爆発、死者276人(1912)▲日本交響楽団が創立(1942)▲嵐寛寿郎の鞍馬天狗第一作(1942)
▲IOC総会で日独のオリンピック復帰が承認(1949)▲「明治天皇と日露戦争」封切り。主演で明治天皇役は
嵐寛寿郎(1957)▲山下泰裕、史上最年少(19歳)で全日本柔道選手権初優勝(1977) ▲シンボリルドルフ天皇
賞で優勝、シンザン以来20年ぶりの5冠馬(1985)▲化学兵器禁止条約発効(1997)▲本州と四国を結ぶ
しまなみ海道全通(2006)▲関越自動車道高速バス居眠り事故46人死傷(2012)

平和への希い1490 大本営発表みたい 

2019-04-28 10:26:07 | 日記

25日、ロ朝首脳会談が、ウラジオストクで行われた。
2月、ベトナムで行われた米朝会談で、制裁解除のアテが外れた金さん、ロシア・中国を後ろ盾にして、
トラさんに圧力を掛け、優位に米朝会談を持ちかけたいとの思惑があったようだ

プーさんは、ウクライナ問題・中距離核戦力廃棄条約破棄などで、トラさんと丁々発止の最中、対米では
金さんと同じ立場。しかし、金さんのために、「何が何でも助ける」程、重きを置いていない。
さっさと、中国の「一帯一路」の方が大事と、北京に行ってしまった。

思うようにならなかった会談結果に、残された金さん、予定より1日早く、帰国。
26日の、朝鮮中央通信は、例の女性アナウンサーが、ロ朝会談で金さんの米朝交渉に対する主張
「米国が一方的で、非善意的な態度をとり、原点に戻りかねない危険な状態に至った」と例の口調で、
プーさんに、トラさんが悪いんだよと「言いつけた」ことを強調。
プーさんの「北朝鮮の安全を保証するためには、6か国の協議の枠組みが必要」など、金さんが
袖にされたことには触れない。

戦時中の日本軍部の「大本営発表」と同じ、不都合な事実は、国民に知らせない。
情報化時代の今、7~80年前の手法「大本営発表」で、騙され続ける国民。
「こんな筈じゃなかった」と思い知った時に、この国(北朝鮮)はどうなっているのだろうか。

米ロ中の代理戦争みたいな、国内での武力抗争の泥沼だけは、願い下げにしたい。
眞子さまの「おしるし」の木香茨(もっこうばら)が今が見ごろで、家々のフェンスから溢れています。

4月28日「今日は何の日カレンダー」より
サンフランシスコ講和記念日、象の日、にわとりの日(毎月)
▲日蓮、立宗宣言(1253)▲蓮如、山科本願寺建立(1497)▲清の商人が現在のベトナムからの象を披露(1729)
▲日本銀行開業(1883)▲ブラジルへの第一回移民83人が神戸港を出発(1908)▲第一回文化勲章の授与式(1937)
▲ムッソリーニが銃殺刑に。61歳(1945)▲アメリカの習慣をまねてサマータイム導入。実施は5月2日から。
 しかし1952年には廃止(1948)▲サンフランシスコ平和条約により日本が独立権回復(1952)
▲初の男性向け週刊誌「平凡パンチ」創刊 (1964)▲返還を求めて、沖縄デー。国電、新幹線もストップ(1969)
▲任天堂が電子ゲーム機ゲーム&ウォッチを発売する(2年間で900万個を売る)(1980) ▲羽田内閣発足 
64日後に総辞職(1994)▲バブル崩壊後株価最安値7603.76円(2003)


平和への希い1489 強制的な不妊手術、不完全な人間

2019-04-27 11:11:35 | 日記

4月24日、旧優生保護法に基づいて、強制不妊手術を受けさせられた何万人もの被害者にたいして、一時金を
支払う法律が成立した。
旧優生保護法は、太平洋戦争後の1948年に成立、1996年まで存続。
「不良な子ども」を作らせないために、強制的に不妊手術を受けさせられていた。
手術を受けた被害者は、身体障害や知的障害があったり、素行に問題があった、10代かそれ以下の未成年が
多かった

安倍総理は、1996年まで、政府が旧優生保護法の下、強制的に不妊手術してきたことを、お詫びしています。
19世紀後半に、イギリスの遺伝学者「フランシス・ゴルトン」が提唱した優生学が、世界的に支持され、
20世紀に入って、国民の保護や子孫のために、「不良な子ども」を産むべきではない、と産めないように
する「断種法」が、世界中で制定された。梅毒患者、性犯罪者などの断種が、世界各地で法制化された。

日本では、1940年(昭和15年)「国民優性法」が制定され、1948年(昭和23年)に優生保護法に改め
られた。この優生保護法が1996年まで続き、強制的に不妊手術出来る根拠となった。ハンセン病の人も法制化
当時からしばらくは、強制不妊手術対象だったようだ。

加えて、強姦などで望まぬ妊娠による出産や、出産に伴う母体の死の危険などを避けるための堕胎、更には、
「経済的理由」での堕胎も認める法律となった。
1996年に旧優生保護法が廃止され、強制不妊手術が禁止され、「母体保護法」で、強姦による望まぬ出産や
出産に伴う母体の死の危険などを避けるための堕胎、「経済的理由」での堕胎も認めることなどは、引き継がれた。
諸障害やハンセン病などと、「不良な子ども」出生との因果関係は、医学の進歩で否定されたから、過去に決めた
法律が過ちだった、と解り方向転換されることになった。

旧優生保護法は、魔女狩りや関東大震災でのデマによる朝鮮人虐殺など、を連想させ、更には、バカバカしい人災
「戦争やテロ」を無くすことが出来ない現状に、「不完全な人間」を再確認した思いです。

不完全な人間」なのだから、人間は、もっともっと、謙虚にならないといけない、と思うのです
ウォーキング中、カキツバタが満開。

4月27日「今日は何の日カレンダー」より
婦人警官記念日、悪妻の日・哲学の日
▲ギリシアの哲学者ソクラテスが 時の権力者に死刑宣告され獄中で毒を飲み死亡。妻は有名な悪妻 (BC399)
▲記録に残る日本最初の地震(599)▲幕府が人身売買を禁止する(1626)▲アメリカ船が長崎に来航し、
薪と水を要求する(1807)▲アメリカ軍が、イギリスからトロントを奪う(1813)▲帝国図書館(現国会図書館)
が開館(1897)▲東京で日本初の駅伝(1917)▲GHQの指示で東京警視庁に初の婦人警官62人が採用(1946)
▲琉球立法院が日本復帰を満場一致で可決(1964)▲松下幸之助が肺炎のため没。94歳(1989)
▲南アフリカ共和国で、黒人が初めて参政権を行使する国政と各州議会の選挙が行われる(1994)
▲東京駅新丸ビル開業(2007)▲刑事訴訟法改正、殺人罪などの時効廃止(2010)▲板門店で南北首脳会談、
朝鮮半島の「完全な非核化」を盛り込んだ板門店宣言(2018)

平和への希い1488 テロの根絶

2019-04-26 08:51:01 | 日記

スリランカの同時自爆テロ。
今年の3月23日、トランプ大統領は、イラクとシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)が支配していた
「領土」を完全に制圧した、と宣言した。
各地に散らばったIS残党の警戒を続ける、とも表明。

スリランカにも、ISの残党が散らばっていたということだ。
空爆やミサイルや武力で、テロを制圧した、と言っても、テロの根絶にはならない。
武力の質量では、米欧やサウジなどイスラム諸国にかなわないテロ集団は、ウラミを募らせる。
ウラミに武力で制圧しようとしても、ウラミは膨らむばかり。

武力で制圧しようとした国などの国民は、テロに怯え続けることになる。
極悪非道のイスラム国(IS)でも、どんなに大変でも、テロ集団を話し合いの土俵に引っ張り上げ、
話し合いで決着しない限りは、テロの根絶は出来ないのです。

世界をリードする、有力国のトップだからこそ出来る筈だし、絶対にしなければいけないのです。
ウォーキング中に出会った花々。
   
4月26日「今日は何の日カレンダー」より
リメンバーチェルノブイリデー、ふろの日(毎月)
▲遣唐使の吉備真備らが帰国(736)▲フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が作られる(1792)▲明治天皇、初めて
歌舞伎を観覧(1887)▲国会図書館が開館(1897)▲日比谷公園で日本軽体重級拳闘選手権試合挙行、初のタイトル
マッチ(1924)▲浜松で日本楽器争議(~8月8日)(1926)▲関門海底トンネル開通(1939)▲ジュネーブ極東平和会議
開催(1954)▲黒沢明監督の映画「七人の侍」公開(1954)▲チェルノブイリ原子力発電所で大爆発事故(1986)
▲名古屋空港で中華航空機事故。264人死亡。生存者7人(1994) ▲第一次小泉内閣発足(2001)