平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1282 中途半端な愚者ほど危ない  

2018-09-30 10:07:41 | 日記
      平和への希い1282 戦後74年  
    中途半端な愚者ほど危ない  2018.9.30.

国連総会で、30分遅れて登壇した米・トランプ大統領、米中間選挙向けの成果誇示の自己PRをして、失笑
を買い、世界の笑い者になった。
「世界の笑い者になった」と報じた米紙に対して、得意のツイッターで「フェーク(偽)報道」と一蹴。

ゲーテは、『親和力』の中で、言っています。
「愚者と賢者はともに害がない。中途半端な愚者と賢者が、一番危険なのである」と。
愚者が、悪いことを企んでも、もともと知力に限界があるのだから、大したことは出来ない。
賢者は、社会の規範や損得勘定を知り尽しているので、心配ない。 
問題は、中途半端なお利口さんとおバカさん。
放っておくと、何をしでかすかわからない。知性の歯止めが無いので、危険なのである、と言っているのです。


トランプ大統領、お友達の安倍晋三首相。
昨年、ご両人が国連で、演説した映像が、比べて放映されるのを見ると、
「具体的な非核化が進んでいない」のに、米朝会談で前進したと成果を吹聴するトランプ大統領。
トランプ大統領の尻馬に乗って、「圧力」を声高に演説、残念ながらハシゴ外された安倍首相。

アメリカの国民の皆さまも、日本国民の私達も、知性の歯止めが効かない、中途半端のリーダーを選んで
はいけないのですが・・・残念無念。

ウォーキング中に出会った花々。ムクゲが頑張っています。

9月30日「今日は何の日カレンダー」より
クレーンの日、みその日(毎月)、そばの日(毎月末日)
▲遣唐使、菅原道真によって中止(894)▲ブロイセンの宰相ビスマルク「鉄血演説」を行なう(1862)
▲ペニシリン、発見(1928)▲大日本バスケット協会創立(1930)▲御前会議、「今後執るべき戦争指導大綱」決定
(絶対国防圏を設定)(1943)▲ジェームス・ディーンがポルシェに乗って衝突し即死。24歳(1955)
▲愛知用水が完成。総延長1135km(1961)▲インドネシア、大統領親衛隊長率いる部隊が中央放送局など占拠し、
 6人の軍最高幹部を殺害(9・30事件)(1965)▲天皇・皇后、初訪米へ出発(1975)▲京都市路面電車全廃(1978)
▲山岡荘八、没。71歳(1978)▲韓国とソ連が国交を樹立させる(1990)▲茨城県東海村のウラン加工施設で放射能
漏れ。日本初の臨界事故。従業員ら被爆(1999) ▲中日・山本昌(50歳)投手引退発表。219勝(2015)

平和への希い1281  荒れまくるトランプ暴風

2018-09-29 09:00:54 | 日記
     平和への希い1281 戦後74年  
   荒れまくるトランプ暴風  2018.9.29

台風24号が日本列島を縦断しそう。
近くの小学校の運動会、お子様達が楽しみにしていたでしょうに、中止になった。
今年は、西日本の豪雨禍、早い梅雨明け、記録的な猛暑、台風の異常発生と日本襲来頻発、9月の異常な長雨。
加えて、関西や北海道の大地震、自然現象の異常事態に心休まる間がない。
日馬富士暴力事件に始まり貴乃花親方の引退と大揺れの相撲協会、日大アメフト・日本レスリング協会・日本
ボクシング協会・女子体操協会などのパワハラ、スポーツ界でも次々と出てくる異常事態。
最大の異常事態は、トランプ暴風。
アメリカファースト・トランプファーストの暴風は荒れまくっている。
国連での演説で、「海外援助は米国に敬意を払う者や友好国に限定する」と表明。
国連への拠出金も減らす、パレスチナ難民への支援をストップなど、
「グローバリズムの思想を拒絶し、愛国主義を信奉する」と「アメリカ第一」に猛進すると宣言したのです。

国連のグテレス事務総長は、
「わたしたちは皆、世界市民でもある」と、トランプ氏に忠告しても、どこ吹く風
台風の迷走も困りものですが、トランプ暴風の迷走は、「世界平和」を根底からぶち壊す危険が孕んでいる
だけに、大迷惑な困りもの。

アメリカの国民の皆さまは、どのようにお考えなのでしょうか。
ウォーキング中に出会った花々。

9月29日「今日は何の日カレンダー」より
▲クリーニングの日(全国クリーニング環境衛生同業組合連合会)、肉の日(毎月)
▲東大寺大仏の鋳造開始(747)▲横浜に初のガス灯。わずか3本だったが、遠くから見物人が集まる(1872)
▲女子電話交換手、募集。「小学校高等科出で夫なく家事に関係せざること。品行方正なこと。視力聴力善良に
して言語明瞭なること。筆算に優秀なこと。交換局所在地に居住すること」が条件(1890)
▲ロックフェラー、世界初の億万長者となる(1916)▲ヤンキースのベーブ・ルース、60号ホーマーを打つ(1927)
▲富士ゼロックスが国産初の電子複写機「ゼロックスFX914」を完成(1962)▲阿賀野川水銀中毒訴訟で損害賠償
支払い判決(1971)▲日中共同声明発表。日中の戦争状態終結と平和友好条約の締結に同意(1972)

平和への希い1280 相撲協会の「思う壺」

2018-09-28 10:26:09 | 日記
       平和への希い1280 戦後74年  
    相撲協会の「思う壺」  2018.9.28

相撲協会は、貴乃花親方の退職届を、「本人の意志が固い」ということで、受けるとのこと。
相撲協会としては、「思う壺」で、内心「やったー」なのでしょう
思えば、
今年1月、相撲協会の「理事会」「評議員会」は、「全会一致」で「貴乃花親方の理事解任」を決めた。
日馬富士傷害事件で、巡業部長でありながら巡業中の暴行事件を報告しなかったこと、協会の調査に協力しな
かったこと、恩師である八角理事長に対する「電話に出ない、電話しなという無礼」があったこと、を理事
解任の大義名分にした。「組織運営上の義務違反」という表面上の理屈は通っているように見せて。
理事選での敗退、弟子の暴力事件で、一親方として出直していた。

7月「全ての親方は5つある一門のいずれかに所属しなければならない」と決めたが、貴乃花親方は、受け入
れ先が見つからず、孤立。

相撲協会は、日馬富士傷害事件に関する、内閣府に提出した告発状(すでに取り下げ)の内容について、
「事実無根だった」と、認めるよう迫ったらしい。

「常日頃、何かと『改革だ』と、青臭い言い分を引っ提げて『タテ』をついて、協会のやり方にはむかう、
はねかえりの貴乃花親方を、みんなで叩きのめせ」という、イジメの構図が、ついに「自分から辞める」と、
言い出させて、「思う壺にはまってくれた、シメシメ」とほくそ笑んでいる相撲協会に明日は無い。

改革意識欠如の「反省無き相撲協会」は、公益法人として存続意義は無い。
内閣府は、「反省無き相撲協会」の公益法人資格をはく奪するべきです。
ウォーキング中に出会った花。

9月28日「今日は何の日カレンダー」より
▲江戸小石川の水戸藩邸に、黄門さまこと水戸光圀らが作らせた庭園、後楽園が完成(1629)
▲日本エスペラント協会の第1回大会(1906)▲京浜線で自動ドアの電車登場(1926)▲新清水トンネル開通(1967)
▲ボンベイ離陸直後の日航機が日本赤軍にハイジャックされ、ダッカ空港へ強行着陸。犯人は日本政府に日本で
服役中の同志9人の釈放などを要求。政府は「超法規的措置」で釈放、人質と交換(1977)
▲日本テレビが、最初のテレビ音声多重放送を行う(1978)▲1969年から17年間続いたドリフターズの「8時だよ
!全員集合」(TBS)の放送が終了(1985)▲冷夏のため9月15日の時点での米の作況指数が戦後最悪の80となった
ことが公表される(最終的には74となる)(1993) ▲巨人長嶋監督退任表明(2001)▲レスリングカナダ大会で
吉田沙保里選手選手、世界選手権10連覇、オリンピック含め国際大会で13連覇(2012)

平和への希い1279  権力の「闇」

2018-09-27 10:25:21 | 日記
  平和への希い1279 戦後74年  
権力の「闇」 2018.9.27

相撲協会の改革を目指していた貴乃花親方が、ついに、相撲協会を退職する。
昨年起きた、日馬富士の暴力事件きっかけに、一連のドタバタ劇で、旧弊に縛られ、ブラックボックスの中で
「隠密裏」に、事件を表沙汰にしたくない、相撲協会の体質があぶりだされた。

八百長問題」「しごき殺人」などの事件と同じ。変わっていない。
貴乃花親方の退職理由について、闇の中での出来事で、私ごときに良く解りませんが、
「内閣府に提出した告発状の日馬富士の暴力事件は事実無根」と、協会が貴乃花親方に「認めよ」と圧力かけた、
ということが貴乃花親方を退職に追い込んだらしいことは、「まあそうだろうな」と、変に、納得できてしまう。

一連の相撲協会の対応のお粗末、その後起きた「救命しようといた看護婦さんを土俵からおろした」ので、女性
を土俵に上げないことを正当化するために、「地方巡業で今まで良しとしていた、女児を土俵に上げない」と、
時代錯誤の珍決定をするなど、お粗末の連発。
「内々で済ませたい」体質が変わらない相撲協会は、「公益法人」の資格無い、内閣府は公益法人をはく奪せよ。
相撲協会の「権力の闇」の恐ろしさを感じています。
お隣の中国でも、有名女優が、行方不明。「権力の闇」の中での出来事らしい。こちらは、命に関わる。

ウォーキング中に出会った花。一番下の写真に、緑の虫が。

9月27日「今日は何の日カレンダー」より
▲イギリスで世界初の蒸気機関車が開通(1825)▲日本人の編集による初の英字新聞「アングロ・ジャパニーズ・
レヴィユ」が大阪で発行(1885)▲初の地下鉄(銀座線)起工式(1925)▲クイーン・エリザベス号進水式(1938)
▲日独伊三国同盟調印(1940)▲昭和天皇マッカーサー元帥を訪問(1945)▲琵琶湖大橋開通(1964)
▲皇室史上初めての天皇の海外訪問 (1971)▲横浜ベイブリッジ開通(1989) ▲長井健司さんミャンマーで取材中
政府軍兵士に銃殺される(2007)▲御嶽山噴火、死者58人行方不明5人。(2014)

平和への希い1278 風前の灯、香港の「一国二制度」

2018-09-26 10:29:34 | 日記
     平和への希い1278 戦後74年  
   風前の灯、香港の「一国二制度」  2018.9.26.

24日、香港政府は、香港の独立を主張する政治団体「香港民族党」に活動禁止を命じた。
「中央の権力に対するいかなる挑戦も絶対に許さない」
「中国は、暴力的かどうかにかかわらず、いかなる独立勢力も許さない」
という、習近平指導部の意を汲んだもののようだ

1842年、イギリスはアヘン戦争で、負けた「清国」に、賠償の一環として香港の租借権を強要、以来、
香港は英国の支配の下、「東洋の真珠」と言われ、経済や観光などアジアにおける世界に開かれた大都市に
なった。
香港は、21年前の1997年にイギリスから返還された。
返還当初、中国は香港経済の重要性を尊重し、香港の政治には原則不干渉の立場をとり、いわゆる、高度な
自治を保障した「一国二制度」が香港政治の基本となった。

ところが、中国経済の急速な成長で、外国企業の「モノや人の流れ」が、香港経由から直接中国本土に変り、
香港の中国国内での「経済的地位(域内総生産GDP)」が下降、上海や北京などに抜かれた。
中国政府にとって、利用できた「香港の役割」は終わったということでしょう
習近平指導部は、中国共産党に批判的な書籍を扱った書店主を中国本土に拉致したり、民主化運動「雨傘運
動」にかかわった「香港衆志」の幹部を、香港の国会「立法会」の補欠選挙に立候補を認めなかったり、等、
露骨に「一国二制度」を揺さぶり、着々と「一国一制度」にまい進してきた。

そして、今回の「香港民族党」に活動禁止命令。言論の自由、集会の自由への締め付けは強まるばかり。
「独裁政権」の下、風前の灯、香港の「一国二制度」。
そして、言論の自由、集会の自由を奪われている13億人の国民。
人類は、自由・民主主義・人権・平和の行方がどうなるか、重大な局面に直面しているような気がします。
ウォーキング中に出会った花々です。

9月26日「今日は何の日カレンダー」より
彼岸明け、台風の特異日、ふろの日(毎月)
▲信長、足利義昭を奉じて入京(1568)▲小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)没。享年55歳(1904)
▲台風15号で青函連絡船洞爺丸が転覆。死者・行方不明者が1151名(1954)▲狩野川台風で伊豆半島周辺に
被害。死者行方不明1200人余り(1958)▲観測史上最大の台風、伊勢湾台風上陸。死者行方不明5200(1959)
▲アメリカ大統領選、共和党のニクソン副大統領と民主党のケネディ上院議員が初のテレビ討論。(1960)
▲当時東洋一の釣り橋、若戸大橋開通。2068m(1962)▲日本相撲協会が部屋別総当たり制導入決定(1964)
▲ホメイニ師、「悪魔の詩」の作者・ラシディに死刑を宣告(1988)