ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

安全・安心を携帯電話で実現するには

2006-01-04 22:36:05 | GPS
「プッシュトーク」「安心ナビ」「災害伝言板」とPDCの今後の行方(ITmedia)

「安全・安心を携帯電話で実現するには」という題目で、まず「安心ナビ」の使い勝手について触れられている。「難しいんですよ。仕事でやっている僕でさえ面倒くさくて、途中で嫌になっちゃいました」(記事)ということで、「ココセコムをランドセルかなんかに取り付けちゃうことじゃないでしょうか」(同)という流れになっている。
 また、以前取り上げた「子供が緊急ボタンを押すとブザーが鳴るとともに、カメラが起動して周囲の風景を勝手に撮って親に送ってくれる」(同)というサービスについても触れられてる。

 結局のところ終わりの論調は、「何も考えなくても使えるくらいシンプルじゃないと、役に立たない」(同)ということから、「指定エリア内からいなくなったら、とにかくそこで通報」ということになっている。


 難しいところだ。まず、ここに挙げられているサービスで考えてみる。
 エリア(に加えて時間)と通報を関連付けるには「安心ナビ」を使う必要がある。が、設定が「難しい」。au サイトの説明を読んだことがあるが、なかなかに難解だ。
 ならば「ココセコムをランドセル」になるが、これは緊急時にボタンを押す必要がある。
 それぞれ一長一短なので、以前取り上げたようにいっそのこと両方とも使ってしまえばよいようにも思う。ただ「安心ナビ」の設定が難しいのは変わらないので、au の販売店で「安心ナビ」設定サービスを設けたらどうだろうか。

 なお、以前取り上げたアイティフォーの見マモル君は「指定エリア内からいなくなったら通報」「設定が難しい」という面に着目し、自動的に監視領域を設定するような特許を出願しているようだ(プレスリリース)。ただし一般ユーザに対して直接サービスを提供していない。
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GPSで列車を自動運行?

2006-01-04 22:35:25 | GPS
GPS活用で列車を自動運行 事故防止へJR北海道が構想

 JR北海道は、GPSを用いた列車の自動運行システムの検討を、新年度から始めるらしい。GPSでリアルタイムに現在位置を確認し、運行プログラムに従い加減速を自動的に行う。
 GPS単独では精度が若干悪いが、日本が打ち上げる予定の準天頂衛星で補うとのことだ。
 これにより、運転士は線路上の安全確認に注力でき、事故が減るだろうとの見込みだ。

 1つのシステムに依存する安全管理システムは、ちょっと危ない。GPS は軍事システムで米軍の都合により停止したり精度を落としたりすることができる。準天頂衛星はGPSの補完で単独では動作できない。それに停止すれば分かりやすいが、意図的な精度の劣化を受信機側で検知するのは難しい。
 加速度計などを併用するようだがそれだけでは不十分だが、システム開発には10~20年を要するとのことだ。それまでにはGalileoのようなGPSに依存しない測位方式も完成しているはずなので、恐らくこれと併用するようになるのだろう。
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GARMIN GPSの新Forerunner

2006-01-04 22:34:02 | GPS
 しばらく前より噂になっていた、Fitness 用途の Forerunner 205, Forerunner 305 が発表となった(ニュースリリース)。
 新ハンディGPSのCxシリーズも発表となったが、別エントリで書きたい。

 これらの特徴は、Edge205, 305 同様、
・SiRF starIII による高感度の GPS 受信性能
だ。
 発売は 2006年2月らしい。

 内蔵バッテリ搭載で、10時間もつとのことだ。
 Forerunner 305 は心拍計を搭載している。

 Foretrex 105 というのを出してくれないだろうか?
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GARMINの新ハンディGPS、Cxシリーズ

2006-01-04 22:33:19 | GPS
 しばらく前より噂になっていた、eTrex Legend Cx, eTrex Vista Cx, GPSMAP 60Cx, GPSMAP 60CSx, GPSMAP 76Cx, GPSMAP 76CSx が GARMIN より発表になった(ニュースリリース)。
 新 Forerunner も発表されたが、別エントリで書きたい。

 x シリーズの特徴は、
・SiRF starIII による高感度の GPS 受信性能(GPSMAP 60, 76 シリーズのみ)
・microSD カードスロットの搭載(共通)
だ。
 発売は 2006年1月らしい。

 付属する microSD カードは、Legend Cx, Vista Cx には 32MB、GPSMAP 60Cx, GPSMAP 60CSx には 64MB、GPSMAP 76Cx, GPSMAP 76CSx には 128MB とのことだ。
 microSD カードは日本でよく使われる miniSD カードとは異なるもので、より小さいものだ。DoCoMo の M1000 で使用しているカードと同一らしい。microSD とは(ケータイWatch)に詳しい。

 ちなみに価格は、GARMIN サイトでは GPSMAP 60CSx が $535.70、GPSMAP 60CS が $482.13。SD カード分を考えても Cx が若干高いだろうか。
 その他、GPSMAP 60CSx を例に、従来製品 GPSMAP 60CS を見てみると、microSD 搭載に伴い内蔵メモリが無くなったくらいで、電池のもちも含めて大きな差はないようだ。

 これにより、一般ユーザが SiRF の 高感度 GPS を GARMIN のハンディ GPS(GPSMAP 60/76) で使えるようになった。
 ついに、民生GPSチップメーカの勇 SiRF のチップが、ハンディ GPS メーカの勇 GARMIN の(個人的には主力と思っている)ハンディGPSに搭載される。

 60CS と 60CSx を比較したときに、ユーザーはどちらを選ぶだろうか。個人的には CSx が欲しい。
 日本語版の発売が待たれる。

(追記:1/4の記載時、SiRFチップの搭載とCxシリーズの登場とを混同しておりました。正しくは SiRFstarIII 搭載は GPSMAP 60, GPSMAP 76のCx/CSxシリーズのみです。記事を一部修正いたしました)
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SA700iSのGPS機能を使ってみる6

2006-01-04 08:09:41 | GPS
 今回は、「ナビゲーション」メニューからのナビゲーションについて書いてみたい。
 基本的に au の EZ ナビウォークで実績のあるナビゲーション機能を下敷きにしているだけあって、かなり高機能だ。それが無料なのだから、積極的に使ってみたい。

「ナビゲーション」メニューからのナビゲーション操作の特徴は「現在地」が基点になるということだ。従って、「いちおしナビ」-「現在地確認」-「ナビゲーション」から「ナビゲーション」メニューを起動する。
 ここから、「目的地設定に進む」を選び、目的地を選択する。例えば「フリーワードで探す」の欄に「新宿」などの駅名入れて検索すると検索結果から選べる。
「乗り物+徒歩」「自動車」「徒歩のみ」が選択できるので選ぶ。「乗り物」は電車を想定しているようだ。選ぶといくつかの候補と所要時間が表示される。「自動車」以外では、ルートごとに「ルート地図確認」と「音声ナビ開始」のメニューがある。「ルート地図確認」は地図表示、「音声ナビ開始」はナビゲーションの開始だ。
「自動車」では文字でルートが表示される。ルートごとに地図を見ることができ、地図を表示して「メニュー」から「現在地更新ON」で、定期的にGPSで現在位置を自動的に更新できる。

 なお、若干であれば出発地を変更することができる。「ナビゲーション」起動後に「地図を確認する」を選択しカーソルを移動後、「メニュー」を表示して「場所を修正する」で、移動したカーソルの場所に出発地を変更できる。同じ修正方法は目的地の変更にも使える。

 操作性もよく高機能で、これが無料で使用できるとはうれしいものだ。
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