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迷歩録 無明長夜

2018-10-22 12:49:17 | 日記
  鹿の子雲  高隈山に  広がりて  見下ろす田畑  黄金絨毯


                                 ひのひら  ろくべえ



      青空に雲を散りばめた空、晴れではあるが雲が多い、暖かき一日となった。

     大隅にも冬が駆け足で来てる感じがする。

      歌手のコンサートドタキャンが話題となっている。ドタキャンがいいか悪いかは

     解らないが、人間明日のことなど解らない、ドタキャンもあるのが当たり前ではな

     いだろうか。他人に完璧主義を押し付けるのは避けたいものである。

      「無明長夜」という言葉がある。この言葉の意味は人間は煩悩にとらわれて仏法

     の真理を理解できないで、迷いの世界にあることを言う言葉らしい。(広辞苑)

      無明とは迷いの中にいる状態で、その状態を長い夜に例えた言葉だそうな。

      人間はいつも迷いながら、歩いている。特に他者に影響力の強い人ほど迷いは強

     いのではないだろうか。

      援助者も常に迷いながら、日々の援助活動を行っている、勿論失敗も間違いも起

     きる。約束を忘れたり、ドタキャンすることもある。そのような時何が大事である

     か、迷惑かけた相手に、謝るという行為がとても大切である。このことが実行され

     ないと、信用を失うことになっていく。コミュニケーションが上手く行かない時、

     このような、自分では気がつかない態度や言葉が影響していることが大にしてある。

      人間は常に「無明長夜」の心理状態にあることを理解した、対応が必要であると

     言う事ではないだろうか。

      「無明長夜」の人間が「無明長夜」の人間とコンタクトするのがコミュニケーシ

     ョンであることを理解しておかなければならないのであろう。