迷歩録 ワクチン

　　霜月に　　山茶花落ちる　　大隅や　　寒さ襲いて　　炬燵友達


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ　暖かい日が続いていた冬の南九州、ニ三日前から、気温は下がり始め冬が来た

　　　　　と感じる。特に今日は陽射もなく、寒い月曜日となってしまった。

　　　　　　寒さに負けて、炬燵と友達となり、炬燵からは離れずぬくもっていたい。そん

　　　　　な、一日となりそうである。

　　　　　　コロナウイルに対するワクチンが開発され、人間への接種が可能となったニュ

　　　　　ースが流れている。人間は今までも、様々な感染症対策としてワクチンを開発し

　　　　　て、使用してきた。今回も接種が始まれば、元どうりの日常生活が戻ってくると

　　　　　考えられる。勿論経済活動も活発になると期待される。

　　　　　　大切なのは今の経験を忘れない事ではないだろうか。ワクチンで解決した過去

　　　　　の感染症も忘れ去られているものもある。

　　　　　　感染症は常にその火種は地球上にある。手洗いや嗽というものは、今後も続け

　　　　　ることが望ましい。それにしてもワクチンはありがたい。近年のニュースで一番

　　　　　嬉しいニュースかもしれない。あともう少し頑張りたいものである。

迷歩録 ネガティブ

　　陽の薫　　包まれ眠る　　冬日干し　　温もり抱かれ　　明日を夢見る


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　今日は暖かい小春日の南九州である。冬場はなかなか布団干しができないが

　　　　　今日は布団干しに打ってつけの天気、太陽のありがたさが身に染みて解るそん

　　　　　な天気に恵まれた。

　　　　　　コロナ情報で気分が、ついついネガティブな方向へ流れてしまう。そうなら

　　　　　ない様に、意識を高めることが大切な時期。うつさない、うつらない、をでき

　　　　　るかぎり実行し、そのことを教訓に生活を組み立て、ポディテブに暮せること
　　　　　　　　　
　　　　　を互いに意識し合うことが大切ではないだろうか。

　　　　　　　人間の叡智でコロナを退散させたいものである。確かに資本主義の社会

　　　　　では経済活動は大切であるが、それよりも命が大切、命あっての経済活動で

　　　　　ある。命を護る、ポデティブな活動を模索しながら日常の生活を組み立てる。

　　　　　　大変であるが、命を護る。使命と受け止め、積極的な感染予防への取り組

　　　　　みを行い。ネガティブ思考を、できる限りポディテブに切り替え、乗りきり

　　　　　たい社会現象であろう。

迷歩録 三蜜

　　冬の雲　　鹿の子広がり　　光来る　　椋鳥騒ぐ　　栴檀の木や


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　　鹿の子雲が広がり、時々太陽の光が届く、その時は暖かいが、雲に遮られた

　　　　　　時は肌寒い、冬の気候といった南九州である。近くの山の紅葉も色づき、冬本

　　　　　　番へ突入といった感じでもある。

　　　　　　　相変わらずコロナコロナで大騒ぎ、特に三蜜を護りましょうと躍起にアナウ

　　　　　　ンス、三蜜とは密閉、密集、密接の事らしい、人間は集団性本能を持つ動物、

　　　　　　その動物の生きるエネルギー、コミュニケーションを浅くしなさいという、事

　　　　　　に対しての抵抗というものがあることを知らなかればならない。

　　　　　　　コミュニケー心の根幹にかかわることを避けなければならない。感染症の最

　　　　　　も恐ろしい所である。

　　　　　　　人間は周りの人間とコミュニケーションをとれるから生きていられる。それ

　　　　　　では、どのようにコミュニケーションを取ったりいいのか、あらゆるコミュニ

　　　　　　ケーションツールを活用することが求められるのではないだろうか。

　　　　　　　例えば、イヤホンとぴんマイクを活用した、集団での会議とか研修などの実

　　　　　　施、蜜集を避け、尚且つコミュニケーションが可能である。遠くにいても会話

　　　　　　が可能そのような事を工夫することが大事である。

　　　　　　　三蜜を避けようというのではなく、三蜜をしなくてもコミュニケーションが

　　　　　　可能になることを考えるべきではないだろうか。

　　　　　　　飲食店も工夫を凝らして、コミュニケーションの場となることが、危機を乗

　　　　　　り越える手だてとなるのかもしれない。

　　　　　　　コミュニケーションツールの活用を考えたいものである。

迷歩録 あざとい

　　陽の光　　懐届く　　霜月や　　庭をかっ歩する　　猫や飛び跳ねる


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　朝から陽射しが届き、冬の寒さを遠のけ、暖かさを届けてくれる。太陽も昼前には

　　　　　雲の中に隠れてしまった。またすぐに顔を見せるであろう。南九州である。

　　　　　　前総理のあざとい、言動が暴露されつつある。あざといとは広辞苑によると、思慮

　　　　　が浅い、という事らしい。思慮とは注意深く考え思うこと、思いをめぐらした考えと

　　　　　ある。それが浅いという事は、あまり考えてないということが言えるのではないだろ

　　　　　うか。前政権を引き継いだ形の現政権、同じことが言えるのかもしれない。

　　　　　　いずれにしても「あざとい」言動で国民を騙し、私欲の構造を創り出す、そのよう

　　　　　な政治が行われてばかりでは、国際社会に日本のイメージダウンは必至であろう。こ

　　　　　のことを克服することが大切なのではないだろうか。

　　　　　　政治が大切ではなく、政治を国民に解りやすくすることが大切なのではないだろう

　　　　　か。コロナ対策も国民に解りやすくが基本のような気がする。曖昧な奥に「あざとい」

　　　　　事が隠れていると勘ぐってしまう。

　　　　　　与党も野党も政治は解りやすくが基本であることを学んでほしいものである。

迷歩録 自粛

　　冬空に　　雲蔓延りて　　寒さ来る　　陽射恋しいや　　大隅の郷


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　<strong>雲が多く、冬の空そのものといった感じの南九州である。

　　　　自粛の三連休が終わり、いつもの日常が帰って来た。相変わらずコロナの感染者は

　　　　増え続けている。自粛の三連休ではなく、外出の三連休となったようである。方針の無い

　　　　曖昧な国の方針は、その結果に表れている。感染拡大と多くの観光地の人出である。

　　　　　自粛と言いながら一方では外出を促す、ＧＯＴＯキャンペーン、矛盾した二つの事を国

　　　　民に求めた結果であろう。

　　　　　コロナ感染を無くしたいのか、広げたいのか、曖昧で解りにくい方針、全く国民をなん

　　　　と、捉えどのように考えているのか理解しがたい。

　　　　　いずれにしても、今の時期、感染拡大を予防するには、国民の意識の向上と、安定的な

　　　　経済の状況を創り出すことではないだろうか。

　　　　　現政権与党の大きな仕事であろう。嘘つき誤魔化し政権とならないよう真剣に取り組ん

　　　　でもらいたいものである。