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迷歩録 切磋琢磨

2019-04-30 11:17:59 | 日記
  雨の朝  発芽を目でる  白菜かな  生まれ育ちて  令和へ向かう


                                   ひのひら  ろくべえ



    夜明けから雨が降り、午前中はしとしと春雨の連続、気温もどことなく低く肌寒さを

   感じる大隅半島、大隅の平成最後の日は雨となりそうである。このまま、雨は夕方まで

   続きそうである。平成という時代との別れ雨、となりそうである。
   
    明日からは令和の時代、どのような時代となるのか誰もわからないが、いかなる時代

   も、人間の野心、欲求は満たされない。その心を満たすために、あらゆる所で切磋琢磨

   が繰り返され、時代は発展していくのであろう。

    切磋琢磨と言えば、他人や他企業といったライバル関係が強調されるが、大切なのは

   ライバルではなく自分自身であることを見直したいものである。宝石や石を磨くように

   勤めに励むということが元々の言葉の意味、そのことを忘れずにライバル意識だけ強調

   しての言葉ではない。自分自身石を切り磨くように、地道にコツコツと励めとの教えで

   ある。

    令和の時代になろうが、どのような時代になろうが、人間に与えられる課題はいつの

   時代でも同じであろう。

    自分を磨き自分を高め、崇光な人生を全うする、そのことが人間に与えられた運命と

   いうものではないだろうか。

    自分を高める手段は人それぞれ、他人に迷惑かけずに、人間らしく崇光な人生を目指

   したいものである。

迷歩録 ややこしい

2019-04-29 10:37:45 | 日記
  曇天に  お茶摘み進む  笠之原  畦道休む  鶯の恋


                              ひのひら  ろくべえ




     朝からの曇り空は、昼前にはぽつぽつと雨粒が落ちてきて、今では春雨となり

    新緑の緑を際立させるように、木々を濡らしている。昨日の晴天はどこへやら、雨の

    月曜日となった。

     天気もややこしいが、国の関係もややこしい、その関係性に巻き込まれ、ガソリンの

    値上げは天井知らずとなりそうな勢いで値上がりしている。値上げの令和元年となりそ

    うである。

      人間関係も国家関係も関係性が影響を与え、こじれたり、明るくなったりする。そ

    の動向に影響され庶民は生活しているのだが、政治的動向には無関心となってしまう。

    この無関心をいいことに、値上げラッシュ、マスコミもそれほど騒がない。特にこの連

    休中は要注意、値上げを行う企業が多いのではないだろうか。

     連休中を理由にサービスを怠る企業もあるほどである。例えば新しい注文。問い合わ

    せなどは、連休を理由にできないと断られる。確かに働き方改革は必要ではあるが、サ

    ービス低下迄しての改革は、自分達に跳ね返ってくるのではないだろうか。

     労働者よ叡智を遣え、国の飴玉に騙されないことも大切ではないだろうか。

     ややこしい、つまり複雑にすることで国民を騙すことは過去にも沢山あったこと、特に

    経済手法には要注意ではないだろうか。

     中小零細は連休倒産なんてことにもなりかねない経済状況そのことを理解した、政策を

    求めたいものである。

迷歩録 まもる

2019-04-26 13:52:13 | 日記
  雉が鳴く  曇天夜明け  大隅や  新茶や育ち  燕飛び交う


                                 ひのひら  ろくべえong>



     曇天の空で夜明けを迎え、徐々に青空が顔を覗かせるが、はるかに雲の方が多い、風も強く

    穏やかな天気といった感じではない。どことなくすっきりしない、春霞のようなはっきりしな

    い天気である。このような天気でも季節は流れ行く、その季節に乗り遅れないように、じぶん

    をまもる行動をする。それが人間だから。

     まもると言えば様々な意味がある。うかがいみる。見定める、目を離さず見る、見つめる、

    見守る、侵そうとするものをくいとめる、番をする、守備をする、保護する、大切にする、世

    話をする。背かないようにする、遵守する、(広辞苑)などがある。

     福祉や医療の現場でよく見守りケアなどと称され、放任主義的なケアを行っている所も少な

    くないのではないだろうか。

     見守りケアとは、その言葉は簡単でも、実践は非常に難しい、一対一の関係だけでなく、

    一対多数の関係の中で、見守りを行いながらケアを行う事の難しさが解らない者ほど見守りを

    軽んじてる傾向にないだろうか。

     とても高度な技術で、その高度な技術を獲得するために、多くの経験を必要とすることを知なけ

    れならないのでばないだろうか。教科書的学習だけでは身につけることができない技術である。

     学問重視の現代において、経験重視の教育を大切にすることが、次世代をつくる人材を持つ手だ

    てなのかもしれない。

      魅力的な福祉、医療現場をつくるには、人間の認められたい欲求を満たす必要があるのではな

    いだろうか。いずれにしてもまもるとは単純でない事だけは知ってほしいものである。

迷歩録 ひょうたん

2019-04-25 12:18:46 | 日記
  曇天に  鶯燥ぐ  笠之原  新茶広がる  爽やかき郷


                                 ひのひら  ろくべえ


      朝まで降り続いていた雨が、昼前から止み、午後には陽射も微かに届くそんな天気の

     一日になりそうである。

      人間の叡智の凄さは歴史を見れば良くわかる。その歴史を塗り替えるかもしれない様

     々な機械の発達は目を見張るものがある。その中でも人工知能という分野の発達は人間

     も追いつかないほどである。

      瓢箪から駒という諺があるが、そのような出来事もこの先では起きることなのかもし

     れない。ひょうたんという作物は多くの諺にでてくる。

      例えば、ひょうたんで鯰を押さる、ひょうたんに釣り鐘、ひょうたんの川流れ、など

     である。

      比喩に使われるひょうたんとは、やはりあの形にあるのかもしれない。変わった形の

     ひょうたんであるからこそ使われることが多いとしたら、人間も変わった価値観や、考

     え方、あるいは発想持つ者こそが大切なのかもしれない。

      正常とか異常という概念だけでなく、その人の生き方や考え方などを吸収すことが大

     切な人間関係と言えるのではないだろうか。

迷歩録 あまがえる

2019-04-24 14:09:00 | 日記
  雨に濡れ  華美に佇む  石楠花や  新緑薫る  大隅の郷


                               ひのひら  ろくべえ




     昨夜から続いた雨は、朝方まで続き、昼前にようやく止んだが、空は曇り空、濡れた樹木は

    乾く間もなく、今夜にはまた雨となる予報、新芽を出して活発な時期、樹木にとっては喜びの

    雨であろう。

     この雨を呼ぶように、近くの林からは、あまがえるが、鳴く声が響き渡る。雨蛙の声を聴く

    たび、幼少の時代育った故郷や、通った通学路を思い出す。

     雨蛙が泣き出すと、雨が降るぞと注意を促され、林の木々には泡のような卵が沢山産み付け

    られていた。

     あまがえると共に山道の通学路を行き来していた。何とも懐かしい、今の時代では考えられ

    ない。今はスクールバスという乗り物で通っているとのこと。

     どちらがいいとか、悪いとか言うことではなく、時代の移り変わりが通学にも表れる。

     今や人工知能の時代、戦争武器も人工知能化が進む、そのことに国際機関が問題を提起した

    との報道がある。何とも恐ろしい時代がすぐそこまで来ている。このことを加速させるのも、

    雨蛙の声を聴く環境にしておくのも、人間次第、将来に渡り、どちらを選ぶか、今考える時な

    のかもしれない。