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迷歩録  やま

2020-05-29 12:43:57 | 日記
  卯の花や  蜜蜂たむろ  五月晴れ  山から響く  ホトトギスの声


                                    ひのひら  ろくべえ



     爽やかな風が吹き抜ける初夏の良い天気、そんな感じの南九州である。梅雨前のひと時と

    言った感じである。

     生垣の卯の花が満開、その花蜜を求めて蜜蜂が羽音をならして、たむろしている。近くに

    行くと羽音が鋭く聞こえてくる。

     高隈山のふもとに位置する。その場には山に雲がかかれば天気は下り坂、すっきりとその

    姿が見えれば晴れなど、山の状況によって天気を予報したり、「やま」という言葉は便利に

    活用される。山に登る、山を下る、山を越える、単に山という現象的な形だけではなく、山

    という言葉は抽象的にも使われる言葉である。

     コロナ肺炎ウイルスの流行はその山を越えたのか、まだまだなのか、まだあと一山もふた

    山も越えなければ終息できないのかなど、山という言葉はその現象の動向を表すこともある

    山がそこにあるから登ると言った登山家の言葉が有名であるが、人生は登山のようでもある

    という人も少ないくないのではないだろうか。

     いずれにしても、目標に向かっても山を登り続けるのが、人生なのかもしれない。ひたす

    ら頂を見て登るしかないのかもしれない。焦らず慌てず諦めず登ることが大切なのではない

    だろうか。

迷歩録  遊び

2020-05-28 12:30:55 | 日記
  五月晴れ  鳴き声あげて  烏かな  そよ風流れ  暑さやわらぐ


                                ひのひら  ろくべえ



     好天気の夜明け、適度のそよ風が、暑さを払い、木陰に入れば、今年最初の

    爽やかさと言ってもいい程の南九州である。

     烏たちもご機嫌なのか、朝から鳴き声を上げて、上空を飛び回っている。恋

    の季節なのかもしれない。

     それとも好天気だから遊んでいるのかもしれない。生き物にとって人間にと

    って大切な活動が、仕事と遊びである。兎角仕事は重要視されるが、遊びとい

    うものは軽視されがちではないだろうか。

     しかしどちらも大切な活動、今の時代は遊びから仕事にという職業も多いが

    昔の人はそれほど遊びに理解がなく、マンガばっかり見てとか、遊んでばかり

    などと、叱ることが多くあった。

     遊びという活動が精神的にどれほど大切かということが、今回の自粛生活の

    中で少しは理解できたのではないだろうか。

     遊びを疎かにするという事は、仕事も疎かにする。生活も疎かにするという

    事でもある。

     仕事も、勉強も、遊びも一生懸命がいいのではないだろうか。その活動の中

    に人生の学びというものが存在していると思う。

     よく遊び、よく働き、よく学ぶという姿勢がいいのかもしれない。
     

迷歩録  春雨

2020-05-27 12:13:58 | 日記
  一夜だけ  しとしとと静かに  春雨や  台地潤し  蔓延るかぼちゃ


                                   <strong>ひのひら  ろくべえ



     昨日の夕方から降りだした雨は、一晩中降り続け、今朝まで降り続いた、そのお蔭で

    乾ききった大地は、潤い畑のかぼちゃ、メロン、スイカなどの野菜が、いきいきとして

    いる。ありがたき恵みの雨である。雨もこのような雨であれば大歓迎だが、大地を破壊

    するような豪雨は御免こうむりたいものである。

       春雨という言葉から、豪雨ではなく、静かに降る雨を連想するが、春に降る雨は

    そのような雨が多いという事でもあろう。しかし近年は地球環境の変化なのか、春にも

    豪雨が降ることが良くある。

     春雨や濡れてまいろう、といった情緒あふれる、程度の雨で大地に水分を供給してし

    てもらいたいものである。

     春雨と、あやめ、杜若、紫陽花などはとても情緒を醸しだす風景としてロマンチック

    光景であろう。

     相愛傘の中で、菖蒲の前で恋を語る二人ずれ。映画のⅠシーンではないだろうか。

    春雨や今年は静かに降ってくれと願うばかりなり。

迷歩録 愚公山を移す 

2020-05-26 12:05:22 | 日記
  卯の花や  そよ風揺られ  散りていく  大隅半島  一番茶摘み


                                 ひのひら  ろくべえ



     雲多く暑さ強く下り坂、夕方からは雨の予報、雨前に畑仕事すませて、恵みの雨と

    する。そんな企みが通用するかどうか、天気は天任せ、愚公山を移すの精神で地道に

    努力を重ねるしか方法がないのが農業というものではないだろうか。

     一攫千金もなければ、宝くじのような大当たりもない。毎日毎日同じことを繰り
   
    返し。山を移すが如き毎日の繰り返しが好結果を生みだすことに繋がる。

     近年は一攫千金だけを当てにして、生活したり、仕事を選だりする人が増えて

    いるような気がする。それはそれでいいのだが、人生は五分と五分、上手く行かない

    時だって人生の半分はある。その時こそ人間はどうのように生きるかが大切なのでは

    ないだろうか。

     コロナ肺炎ウイルスが終息に向かっているような報道があるが、まだまだ油断は禁

    物、国民は愚公山を移すの精神で取り組むことが必要なのではないだろうか。

     一夜にしてという夢はないのではないだろうか。地道な努力の重ねの向こうに道は

    開けているのではないだろうか。
    

迷歩録  ブラック企業

2020-05-25 12:28:49 | 日記
  五月晴れ  上着を脱いで  畑仕事  腰をのばして  不如帰鳴く


                                 ひのひら  ろくべえ



    薄曇りの五月晴れ、暑さ本格的、南九州、山からはホトトギスの声が聞こえてくる。

   初鰹のたたきや刺身がスーパーには並んでいる。本格的な初夏の風景である。

    コロナ騒動で初夏の便り、初夏のアウトドアなどもそれ程気運は高まっていないが

   本格的なアウトドアの季節でもある。それにもかかわらず、遊びどころか日常の生活

   さえままならない。何とも日常がアウトドアのような田舎ではなく、都会の人は大変

   であろうと察する。特にブラック企業と化している所もあるのではないだろうか、景

   気の好い時と悪い時の差が大きい企業もあるのだろう。

    このような時期にどのような政策を運営をするかで企業の価値が決まる。今こそ企

   業の体質を見極めて、将来を判断したいものである。ブラック企業はスピード観を持

   ってと言ってるばかりで何もしない政府を同じこととなる。

    安倍のマスクはいまだにとどかない。スピード観の感覚が国民とは大きく乖離して

   いるのではないだろうか。

    いずれにしてもブラック国とならないことを祈るしかない。