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値上げの梅雨

2014-06-17 15:22:34 | インポート

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雨雫  命を助け  もの言わず  何事もなく  去りゆく海へ
                                        ひのひら ろくべえ

   今日は雨、雨だれの音が耳に届く、どことなく刻まれるリズムに

 ついうとうと、夢に出てくる人々と戯れ遊ぶ、そんな昼下がり。何と

 も、優雅な一日であろう。こんな時間が来るとは。

  しかし、世間は騒々しい、ワールドカップ、殺人事件、化学研究成
 

 果など次から次へと、話題には事欠かない。マスコミは忙しいだろう

 が、庶民はそれどころではない。消費税8%になってからの、値上げ

 ラッシュ、ガソリンなどは170円にもたっする勢いで値上げが続いて

 いる。その他にも税金は次から次とやってくるし、年金は引き下げら

 れるし、水戸黄門に出てくる悪徳代官なみの取立てである。マスコミ

 のみなさん、庶民の見方であれば、もう少しこのような話題を取り上

 げ、国に一矢を投じたらいかがでしょうか。高齢者や障がい者、子供

 などの弱者の人たちが、住みやすい、生活しやすい社会を目指して

 マスコミも一役を担っているのではないのでしょうか。

  いずれにしても、一流企業や、一流サラリーマンなど一流だけを大

 切にする政策でなく、庶民を大切にする政策を期待したいものです。

  雨というものは、一滴が集まり、小川をつくり、小川が集まりて大川

 をつくり、大海にそそぐのです。すべては一滴からなってます。国も同

 様、一人一人の国民が集まり、地域をなし、地域が、市町村をちつくり

 市町村が都道府県をつくり、都道府県が国をつくっているのではない

 でしょうか。国は国民のもの、話題を浮いたことばかりにせず、地道な

 根付いた話題も忘れず、捉えて問題意識を持ちたいものである。

  今年の梅雨は、「値上げの梅雨」であろう。


2014-03-14 18:27:16

2014-03-14 18:27:16 | インポート
                                    

               Img_1682
  雨の後  陽射し戻りて  息をつく  冷たき風に  梅花揺れるや
                                            ひのひら  ろくべえ



      
陽射しは戻ったが、冷たき風は頬を撫で、すぐそこまで来てる

  愛しき人を待つように、首を長くして暖かき春を待ちわびている。

  采配する人は、その心を知ってか知らずか、なかなか暖かき日を

  くれようとはしない。待つものは地団太を踏んで、首を長くし、今か

  今かと、イラつく気持ちを抑えながら待っている。そんな春の気候

  梅の花だけは、次から次へと開き、その美しさと香りを届けてくれる。

  待つ者にとっては、匂いだけ鼻の先にたらされ待たされる、馬の鼻先

  の人参のような、春であろう。自然というものは思い道理にならない

  そんなことは解りきっているが、心はなかなか納得しない。おさまらない

  そんなジレンマな日が続けば続くほど、フラストレーションは溜まって行く

  しかし、慌てることはない、必ず貴方の傍に来てくれることは間違いない

  のだから。「果報は寝て待て」である。慌てない、焦らない、諦めないで

  待つことにしたいものである。「待てば海路の日和あり」である。

  「待つ」ことの大切さを教えてくれる今年の春である。

  


解釈

2014-01-31 18:28:16 | インポート

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  雨の後  生駒霞て  寒さかな  梅花開き  近づく歓喜
                                        ひのひら  ろくべえ


 
    「夏下冬上」という四字熟語がある。これは炭火を起こす時の

   教えで、夏は種火を炭の下に置き、冬は種火の上に置くという

   ことを意味しているらしい。先人の知恵である。しかし今の時代

   あってない言葉となろうとしている。アウトドアを好きな人でも、し

   らないのかもしれない。しかしこの言葉を人間世界に置き換えて

   見ると、どのようになるだろうか。夏は暑い、つまりテイションが高

   い人とすると、そのような人とかかわる時は、下からかかわる方が

   良いという事にもなる。つまり低姿勢でかかわることが、良き結果を

   もたらすことに繋がると考えることもできる。

     次に冬である、冬を人間に置き換えると、テイションが低くなって

   いる人という事もできよう、このような人とかかわる時は、上から見

   守るように、徐々に上から暖める感じでかかわるという事になるだろう。

   つまり、人とのかかわりを教えた四字熟語という事にもなろう。

   言葉とはそういうものではないだろうか。四角四面の解釈だけ

   でなく、自分なりに解釈を広げていくことも、またいいのではな

   いだろうか。既成概念だけを正しく捉える狭義の理解でなく、

   広義に捉える理解も許されることを、望たいものである。

   

     



   

    


白、黒

2014-01-21 18:19:00 | インポート

                                     Img_0364
   雨の後  凍てつく空に  渡り鳥  日出に向かい  暖かきかな
                                            ひのひら  ろくべえ

  「白黒はっきりさせる」という言葉があるが、この世の中、白黒

  が明確になることは少ないのではないだろうか?

    特に人間関係となれば、曖昧な関係の中で、互いに勝手に

  信じたり、信じなかったりしているのではないだろうか。相手に

  とって、良きことであれば、嘘もいい、そのために「嘘も方便」と

  言う言葉があるのかもしれない。

   いずれにしても、白黒はっきりせずに、灰色の中にあるという

  ことを知ることのほうが大切なのであろう。

   自分は解ったつもりだが、全然わかっていなかったという事は

  多々あることである。完璧主義や、白黒はっきりさせることが

  素晴らしいことではなく、灰色の中で、譲り合い、助け合い、共に

  生きていくという事が、素晴らしいのではないだろうか。

  中庸という生き方こそが、人間に求めらっれる、生き方なのか

  もしれない。そうであるならば、物事の偏りに注意して、偏らず

  中庸を生きる手だてを考えたいものである。
    
   偏る感覚、考え方ほど危険なものはない。偏らずして人とかか

  わる大切さを再確認しながら、過ごしたいものである。

 


2014-01-20 18:30:49

2014-01-20 18:30:49 | インポート

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     有明に  山河草木  凍てついて  空に雲なし  ごそごそ動く
                                           ひのひら  ろくべえ




   「人と屏風は直ぐには立てぬ」という諺がある。

    これは、正直だけでは世の中を生きていくことはできない

    という意味だそうな。

      確かに人との関係性の中では、正直だけでは関係性が

    成り立たないことだってある。ではこの点をどのように処理

    して関係性を成り立たせるか、これが大切なところで、賢さ

    が問われるところでもある。

     「正直者が馬鹿を見る」という言葉もある。時には苦手の人

    であっても、迎合したり見て見ぬふりしたりすることも、時には

    必要な時があるのではないだろうか。

     正直、率直、悪いことではないが、それ以上に大切なことも

    世の中には存在するのではないだろうか。

     コミュニケーションとは、信頼関係をつくることが目的、その

    目的を果たすためには、一時的には迎合することだって、許さ

    れるのではないだろうか。

      いずれにしても、自分の判断で、他者に迷惑をかけないをーど

    キーワードにして、日々考えるコミュニケーションの実践を行うこと

    がもっとも大切なことなんであろう。

     正論だけではなく臨機応変に対応できる自分を作りたいものである。