gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

迷歩録 育成

2018-10-29 14:14:45 | 日記
  青空を  綿雲散歩  秋日和  どんぐり落ちて  冬の足音


                                  ひのひら  ろくべえ



     今日はとてもいい天気、小春日和の一日である。

    空をゆらり、ゆらりと、綿雲が散歩するように流れて行く、空を眺めていると

    自分も綿雲に乗って流れて行くような感覚になってしまう。そんな穏やかな日

    ふっと、プロ野球に行くことになった、高校球児たちの今後が気になった。

     ドラフトで指名され、その球団に行くことになった場合、その球団がどのよ

    うな育成プログラムを持っているのかがとても大切なことである。

     球団によってはそのようなプログラムを持っていないで、監督、コーチの個

    人的な感情で、おしつけ、やらせ、規則などの方法で、選手を縛り付けること

    が、育成と勘違いしていることもあるのではないだろうか。そのような球団に

    行くことになった選手は、大変である。昔の指導法方で、成長できない事にな

    ってしまうことにもなる。

     育成とは、ややもするとコーチや監督という人たちが、手取り足取り教え込

    むことと考えがちだが、それは違うような気がする。

     育成とは、自主性を伸ばすことではないだろうか。つまり自分で考え、自分

    の将来や、なりたい人間という方向を自分で決め、そこにコミットする力を持

    てるということではないだろうか。

     このことは、野球選手に限ったことではない、如何なる企業であれ、人材の

    育成は考えなければならない課題、そのことを怠慢していて、人材不足は本末

    転倒ではないだろうか。

     人材育成ということが遅れている、資格世界の医療界、福祉界などは特に必

    要なことではないだろうか。

     以前に、ある病院経営している医師に提言を行った、それは、教育という事

    に力を入れて、日本一の育成プログラムを構築して、全国からあの施設で学び

    たいということになれば、人材不足は問題ではなくなる。今、そのプログラム

    を、本気になって作り上げませんかと、しかし答えは残念ながらノーで、未だ

    にその施設は、人材不足が定着することもなく、人材自転車操業を行っている

    と聞く、つまり育成とは、育てることで、自分の産業、あるいは企業、施設と

    いうものの、安定経営を目指すことではないだろうか。

     安定を目指したいなら、人を育てよ、このことを忘れてはならないのではな

    いのではないだろうか。