巳の年や 照らして沈む 大晦日 命源 感謝の祈り
ひのひら ろくべえ
「顧みる」今年も後数時間、歩いてきた道を、
後戻りはできないが、「顧みる」ことはできる。
人生の山の何合目にいてるのかそれさえ解らないが
歩いてきた道を後戻りはできない、後戻りできないから
過去への思い入れはない、それよりもまだこれから歩く
であろう、未知の道のほうに興味は湧いてくる。どんな道が
自分の前に現れるのであろうか。
今年、今日の太陽は今日、今年だけの太陽、二度と出会う
ことはない。だからこそ尊いのであろう。夕日はそのような様
々なものを抱え込み沈んでいく。そして明日という日に、様々
なものを、胸に抱え込み、東の空に再び現れてくる。
良きことも悪きことも、あなたのことも、私のことも、抱きかかえ
西の空に沈みゆく、そんな太陽のありがたさに感謝して、
新たな太陽を明日は新たな気持ちで迎えたいものである。
この一年巳としに感謝して、ありがとうございました。