東の空の 丸起笑顔や
ひのひら ろくべえ
「思い内にあれば、色外に現る」
こんな諺がある。胸の奥で思っていること、それはおのずと
言動や表情に出るものという事を、言ってる言葉、この語れで
言えば、国会議員の言い訳記者会見、真実を語っているとは、
テレビを見てる人は誰も思わないであろう。あの態度や表情
から、視聴者は言葉にならない真実を導き出しているからで
あろう。つまり、視聴者は隠れたものを観る、力がそなわっい
ているから、いくら言葉で繕っても、見え見えなことになる。
これが人と人のかかわりにおける大事な部分なのである。
その事、その問題に自分がどのような価値観で取り組んでい
るか、そんあことは相手にはスケルトンのように見えるという
事である。対人援助という職業ではそのことを、しっかりと
自覚する必要がある。教育について、福祉について、医療につ
いて、どのような考え方を持って取り組んでいるか、それは
どんなに隠しても、隠れたものとならないことを自覚して、
日々の研鑽を怠らないようにすることが大事なのであろう。
幅広く社会をしり、幅広く人間を知る、そんな行動が人間性
豊かな、対人援助者をつくるのではないだろうか。