迷歩録 備えあれば憂いなし

　　　　睦月　　今日まで　　明日から如月へ　　寒さは続く　　貴方の元へ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　庭のラベンダー冬越し出来ず枯れてしまった。残念だがどうすることも出来なかった冷え込み

　　　　南の郷も今季の寒さは影響が大きい。今朝も一面霜が降り、風景を変えている。いつまで続くのか

　　　　明日から二月となる。旧暦ではまだ一月、旧暦二月となれば寒さも冷たさも変化するのでは、暖か

　　　　くなれば、畑仕事が始まる。雑草との戦いに備えなければ、備えあれば憂いなし。

迷歩録 謙虚

　　　　　椿咲く　　春なのにと　　口ずさむ　　天気となる　　南九州である


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　水仙花ざかり、道ばたにも畑の畦道、庭にも水仙が可憐な花を咲かせている。
　　　
　　　　花言葉は「うぬぼれ」だそうな。「うぬぼれ」たひと、自画自賛とか自分に過剰に自負するひと

　　　　などがイメージされる。水仙もそのような花なのだと、花の少ない時期花と云えば水仙うぬぼれても

　　　　しか多ないのであろう。しかし人間は「うぬぼれ」てしまうと、あまり良い結果を招かないのでは無

　　　　いだろうか。奢れる者久しからずである。謙虚に自分を受け入れ、謙虚に過ごす事を目標としたいものである。

迷歩録 足音

　　　　　

　　　　　足音


　　　　コツコツ

　　　　ピタピタ

　　　　自分に迫る足音

　　　　現象的、空想的

　　　　様々な足音がある

　　　　貴方と待ち合わせの足音

　　　　雑踏の中でも解る貴方の足音

　　　　足音は自分の心を洗わす音なのかもしれない

　　　　この音で自分の気分も変わる

　　　　足音、春の足音

　　　　どのように聞こえる

　　　　春の足音、遠く遠くから

　　　　静かに聞こえ始める

　　　　一人なのか、大勢のか

　　　　足音に惑わされることなく

　　　　春を感じたい

迷歩録 心豊かに

　　　　　道ばたの　　タンポポ咲いて　　春薫り　　春へ近づく　　南の郷や


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　今日も冷たい朝となった南九州だが、それでも道ばたにはタンポポが咲き春への道

　　　　　導となっている。春への道は強い風にも見ることができる。季節の変わり目の強風は

　　　　　何もかも吹き飛ばしてしまうが、次への道しるべと思えば、そうなのかと、納得して

　　　　　しまう。冬雲りの日が多く、気温は低めだが春へ向かっていることは間違いないよ

　　　　　うである。　心豊かに生きると言うことを目指したいものである。

迷歩録 玉葱

　　　　　　　雨の朝　　寒さに耐えて　　玉葱や　　　寒さを食べて　　膨らみを増す


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　冷たい雨がしとしとと昨日の夜半から降り続けている。南九州である。畑の玉葱は

　　　　　その冷たい雨をエネルギーとして生きている、この寒さを栄養源に大きく玉を作る葱

　　　　　とんなる。植物の強さを感じるところである。ほとんどの植物が雪に負けてしまい、

　　　　　萎れてしまうが、玉葱は違う、栄養とする素晴らしい特徴であろう。