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迷歩録  雨栗日柿

2020-09-30 10:22:20 | 日記
  笠之原  秋雨の朝  烏啼く  大地潤い  新芽喜ぶ


                            ひのひら  ろくべえ



     今日は朝からしとしとと、秋雨が降り続いている大隅地方である。あぜみちは、彼岸花で

    縁取られ、稲穂は黄色く色づいて、収穫の時を待っている。朝早くから烏がかーかーと、う

    るさいぐらい鳴いている。何か美味しいものでも見つけたのであろう。そんな光景の秋の日

    である。

     苗づくりの野菜の種が発芽して、この秋雨を喜んでいる。適度の湿りをくれる秋雨ありが

    たい雨である。豪雨などの多量の溢れる雨は必要ないが、しとしとと降る適度の雨は農業に

    は、欠かせない雨でもある。

     雨栗日柿という言葉があるそうな、雨が多い年は栗が豊作で、日照りが続く年は柿が豊作

    という事らしい。今年は雨が多かったから栗は豊作ではないだろうか。栗を食べるあのケー

    キのモンブランである。その美味しさは格別だが、栗が豊作という事は、年末のケーキシー

    ズン、モンブランが楽しみということではないだろうか。

     いずれにしても、楽しみが増えるという事は、精神衛生にとてもいいことである。自然との

    共存とは、ネガティブな事ばかりでなく、ポディテブに捉えることのほうが大切なのではない

    だろうか。

    

迷歩録  彼岸花

2020-09-29 12:03:38 | 日記
  秋晴れや  雲一つなく  夏戻り  煙たなびく  野焼きの畑や


                                 ひのひら  ろくべえ



      今日は南九州も雲一つない、晴天に恵まれて、畑仕事気温は上昇、夏日

     戻りた。そんな感じの一日となりそうである。周りのいたるところに彼

     岸花が咲き、秋という風情を強調しているようである。

      昔彼岸花と言えば赤色の花が殆どであったが、この頃は様々な色の花が咲

     いている。

      紅白で彩っている住宅なども目にすることがある。さらには、黄色や薄紫

     みたいな色の花まで目にすることができる。

      彼岸花は様々な言い方があるようである。広辞苑にのっているのでも、曼珠

     沙華、カミソリ花、 シビトバナ、トウロウバナ、捨子花、天蓋花、などいろ

     いろの名前がある。珍しいが、仏さまと関係の深い花という事も理解できるよ

     うな気がする。いずれにしても先人達でちを弔うことには変わ

     りないようである。季節感あふれる花は他にもあるのかもしれないが、秋の彼岸

     は、曼珠沙華であろう。

   

迷歩録  宴

2020-09-28 12:42:40 | 日記
  秋晴れに  蠅や喜ぶ  大隅や  昼間夏日の  半袖姿


                             ひのひら  ろくべえ



      今日は秋晴れの一日となりそうである。日中は夏日ほどの気温、蠅が集まり

     座残会、何とも過ごしやすい気候なのであろう。多く集まり目立つ、蠅はもと

     もと五月ごろの初春に多いものであるが、秋の蝿も冬眠前の、宴を開いている

     のか賑やかである。

      宴と言えば人間は自粛を行うため多くの人が我慢をしているのか、自粛の最

     中で、飲食業界は大変な状況と聴く、宴は時には人間をポディテブにする力が

     あるので、すべてが悪いという事でもない。

      宴に始まる冠婚葬祭も自粛傾向と聴く、業界は大変なコロナ災害とでも言か

     経営者も従業員も大変な状況となっていることが想像がつく、大家主や大地主

     といった人たちは、どうなんだろう、なんとか、今日一日を飲まずや食わずの

     人たちの助けとなる方法はないものなんだろうか。

      コロナウイルスの終息がいlち日も早く来れば、多くの人達が助かるのに、

     宴が躊躇なく開ける日を待ち望む。

      藤原様ブログコメントありがとうございます。

      その他コメント頂いた方々有難うございます。

     

迷歩録  祭り

2020-09-25 11:43:08 | 日記
  雨やんで  猫や散歩に  バッタ取る  陽射恋しや  大隅の郷


                                ひのひら  ろくべえ


     朝方まで降っていた雨がようやく上がり、わずかな陽射しが届くようになった

    南九州である。今年の秋は秋雨前線の影響を受けての、雨の日が多いような気が

    する。収穫を祝う秋祭りがいたる所で行われる季節なのだが、今年はそうもいかな

    いようである。世界的にはハロウィンの季節、収穫を喜び祝う祭りが行われる。

     日本も昔から祭りと言えば、夏か秋が多いのではないだろうか。太鼓の音、笛

    の音、神社のある方角から村中に、あるいは町中に、出店が並び、子供たちのか

    ん高い声が聞こえる。そんな風景が目に浮かぶ、祭りの様子、しかし今年は、ど

    こからも、何も聞こえてこない、コロナウイルスの影響か、静かな秋となってし

    まっている。ここまで自粛をしないといけないのであろうか。感染予防とは理解

    できるが、過剰に反応し過ぎではないだろうか。感染予防を国民が意識を高め、

    その中での行動を行う事が大切なのではないだろうか。

     人間は何らかのかたちで、精神的に抑制されると、恐怖を感じるようになる。

    その恐怖に耐えられなくなると、暴力的となり、行動を起こす、そうならない前

    に、精神的解放を味わう必要がある。祭とはそういうものなのかもしれない。

     静かな祭りでもいいので、家族で楽しむ、友人で楽しむ、職場で楽しむ、様々

    な祭りを、工夫して、精神的解放を行い、精神衛生を保ちたいものである。

迷歩録  薩摩の守

2020-09-24 11:52:35 | 日記
  
雨の朝  上着重ねる  寒さかな  彼岸や過ぎて  寒さ対策



                               ひのひら  ろくべえ



      今日は大隅地方は朝から雨が降り続いている。種を蒔いたばかりのブロッコリー

     が、発芽してその可愛らしい顔を地面から覗かせている。秋野菜のシーズンが本格的

     となった。これからキャベツ、白菜などの葉物野菜を育てる時期となっていく、今年は

     台風で何もかも畑のものはやられてしまって、収穫ができなかったから、冬の野菜は収

     穫を楽しみたいものである。

      薩摩の守というと、なぜかただ乗りえを表す隠語だそうな、薩摩の県民にとっては迷

     惑な隠語である。何故そのような隠語があるのかというと、昔に薩摩の守忠度(ただのり)

     という人がいて、狂言の話にダジャレで出てくるそうな、そのことから、忠度とただ乗りを

     かけて、ただ乗りを表す隠語となったそうな。日本語というのはこのようなダジャレと関係

     する物が多い、例えば南天が縁起がいいとするのも、難を転ずるから、縁起のいい木として

     扱うのだそうな、言い伝えとか迷信とかそのようなことが多いのかもしれない。いずれにし

     ても、日本語というものの面白さを発見するのが面白いという事なのかもしれない。

      薩摩の守(ただ乗り)は犯罪ですそのような事は絶対にしてはならない。