迷歩録 見た目

　　　　　　　　　ホトトギス　　雨や遮り　　声やなし


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　昨日の昼間から降り始めた雨は、降り続き今朝も降り続いている。雨の多い南九州、畑は田んぼような水田のように

　　　　なってしまっている。それでも夏野菜、スイカ、メロン茄子、とうもろこしなど順調に育っているように見えるが、中

　　　　身は解らない、見た目重視の時代だが、食品特に野菜は見た目より味わいが大切である、見た目ばかり重視する消費者で

　　　　無く、味重視、食感重視の消費者となりたいものである。人間も見た目重視では無く、人間性というか中身が大切であろ

　　　　う。ファション性に左右されない自分でありたいものである。

迷歩録 未知への不安

　　　　　　再度に　　新緑の空　　雲多し


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　再び空は下り坂、雲が空一面蔓延り、薄暗い夜明けに光はなく、時にホトトギスの鳴き声が聞こえる

　　　　　南九州、以前はよく聞くことが出来たホトドキスの声、今では耳を澄ましても、時に遠くで聞こえる程度

　　　　　こんな自然に誰がした、自分たちの便利性、効率性、を求めて科学的発達を優先してきた工業か、経済優先

　　　　　だけでは禽獣草木は生きていけないことを歴史は証明している。今後地球はどのような道を進むのか、将来

　　　　　の地球はどのようになっているのだろうか？未知への不安も過る。

迷歩録 ブーメラン

　　　　　　　　肌寒さ　　五月晴朝　　笑う木々


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ

　　　　　　大荒れの天気が続いていたが、今日は久しぶりの五月晴、青空が広がり、眩しくも感じる

　　　　　太陽の眩しさはありがたい眩しさだが、値上げの眩しさはありがたくない、特に黒字計上の

　　　　　電力業界の値上げには、呆れてしまう。黒字で儲かっている更に儲けようと値上げする、そ

　　　　　れも多くの生活必需品が値上げしてる今、そんな疑問は国民の多くが感じること、悪徳高利

　　　　　貸しのような値上げは国民を苦しめる自分の業界が良ければとの発想は、ブーメランとなる。

迷歩録 待つだけ

　　　　　　　<strong>　初台風　　神鳴り響く　　夢の中


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　昨日から降り続いている雨は、時に強雨風となり、今も降り続いている。特に夜半には土砂降り、雷、強風

　　　　　と重なり、目が覚めてしまうほど、しかしまたまた眠りについて、夢の中で今朝まで続いていた。八時の時点で

　　　　　は少し小康状態でひゃあるが、またまた、土砂降りとなる予報となっている。雨が多く泥濘んでいる台地は、今

　　　　　回の大雨で、沼状態の畑となってしまう。春野菜の危機ということになってしまう。対策はなし、ただただ雨が

　　　　　通り過ぎるのを待つだけ。

迷歩録 脳かつ

　　　　　　　　唸り声　　夜半から鳴く　　初台風


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　夜中か降り始めた雨は、雨音激しく、風も相まって雨数強く、台風のような状況をつくり出し

　　　　　夜明け後も続いている南九州である。今日は屋外での活動は制限される。制限された中で浮かぶ言葉は

　　　　　晴耕雨読という言葉であろう。若者の優勝で終った相撲も終り、高齢者の楽しみが少なくなる中の悪天

　　　　　候、自分で出来る活動を見つけてほしい、室内で出来る活動を進めることで認知症予防を図りたいもの

　　　　　である。ゲームとしてのトランプ、花札なども面白い脳かつでは無いだろうか。