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迷歩録  あさどり野菜

2021-07-31 07:38:12 | 日記
  そよ風に  暑さ乗ってる  夜明けかな  雀チュンチュン  屋根で宴会


                                    ひのひら  ろくべえ


    朝から灼熱の太陽が照り付ける南九州である。それでも少し涼しい時間に愉しもうと

   雀たちは、屋根の上を飛び交いながらチュンチュンと騒ぎ立てている。まるで路上で酒を

   酌み交わし、騒いでいるような人たちにも似てる。

    人間も鳥たちも同じ行動をとるのであろうと思いをしながら、眺めている自分もまた同

   じである。

    暑さが本格的となり、西瓜の甘さも、メロンの甘さも本格的となって来た。まさにあさ

   どりを食べるのが楽しみである。家庭菜園を楽しむ醍醐味でもある。あさどり野菜、この

   事を楽しみたいために暑中雑草と格闘して育てている。何事も苦労の末に手に入ること

   の喜びは最高である。アスリートがメダルを手にする時も同じ感覚ではないだろうか。苦

   の後の楽は、人生を豊かにしてくれる。まさに苦あれば楽ありである。

迷歩録  優先すべきもの

2021-07-30 07:22:25 | 日記
  東空  赤く染まるや  夜明けかな  風作る機器  活躍続け



                               <strong> ひのひら  ろくべえ


     早朝から真夏の太陽が照り付ける南九州である。この好天続きで、西瓜やメロンが

    甘みを蓄え、美味しいくなるありがたい太陽なのだが、動物にとっては堪えがたい気お

    温となり、身の置き所に困ることにもなる。冷房のある部屋で過ごせない人々もいる。

    マスコミは冷房機器があることを前提に対策を言うが、クーラーを持てない人も多く

    いることを解ることも大事ではないだろうか。

     暑さ対策、避暑というものは、その時々で工夫する必要がある。打ち水もその一

    つだが、個人的には水で濡らしたタオルなどで、身体を拭くのも避暑となる。気化熱状

    態を創り出すことが大切である。高齢者施設などでは、この水タオルによる清拭という

    ものが意外に効果が出る。人手不足でそんなことはできないなどと言う声もあるのだろ

    うが、今の時期何を優先しなければならないかを、考える必要がある。書類整理や記録

    というものより、利用者そのものの人達が一番大事なのである。そのことを優先しなけ

    ればならない。記録ができてないと指摘を受けることがあるのならば、その行政官に人

    手の確保を懇願すればいい。大切なのは人間なんのだから。

迷歩録  避暑地

2021-07-29 07:50:31 | 日記
   夜の間に  張り巡らす  蜘蛛の糸  朝の散歩に  顔を覆うや


                                 ひのひら  ろくべえ


     今日も晴天の南九州である。暑さがやってくる朝から蝉の大合唱、真夏まっただ中

    暑さを避けて、猫は避暑地を探す。木下、床の下、鋭い感覚で避暑地を探す。人間には

    できない事である。

     避暑地探しは、感覚がいる、他者に進められることを鵜呑みにしてもそのことが自分に

    果てはまるかどうかは別の問題、これは食べ物も同じこと、他者が美味しいというから、

    自分も美味しく感じるとは限らない。人間は個の存在。その個を維持するために集団とい

    うものを大切にする。

     鶏が先か卵が先か、その議論と似てるが、大切にしたいのは人間であることに変わりな

    いよく考えて行動したいものである。

迷歩録  本音と建て前

2021-07-28 07:15:55 | 日記
    夜明けから  空は真っ青  大隅や  暑さ襲いて  木陰を探す


                                  ひのひら  ろくべえ



       朝から太陽が照り付ける暑い暑い日となりそうな南九州である。蝉たちは朝から

      騒がしく喧騒を創り出している。日中は猛暑となることが予想される。何とも暑さで

      活動停止、そんな真夏まっただ中、東京オリンピックは行われている。アスリート

      ワァーストと言いながら、この季節を選んだ組織委員会には不信しか抱かれない。日

      本の気候を知り尽くしているはずの組織委員会が、この季節を選んだ理由は何であろう

      か。アスリートファーストとは考えられない。暑さによる事故が今のところない、しかし

      その暑さに苦しんでいる選手は沢山いるのではないだろうか。

       言葉だけの口先だけの日本を印象付けることになっているオリンピックとならなければ

      良いのだが、本音と建て前というのがよく議論されるが、真剣な場で本音しか存在しない

      建て前という枠組みは不要である。これからの時代は、建て前はいらない時代、いつも本

      音で語る時代であってほしいものである。それこそが世界の国々と交流できるたった一つ

      の考え方ではないだろうか。

       建て前ばかりを気にする国から、本音で語る国へと脱皮を図るオリンピックであってほ

      しいものである。

迷歩録  行動制限

2021-07-27 07:24:03 | 日記
     久方の  朝日昇りて  大隅や  川面飛び交う  蜻蛉の歓喜


                                  ひのひら  ろくべえ



      久しぶりに青空ひろがる南九州である。トンボの集団が水面を行ったり来たり、喜びを

     味わっているようである。まるでトンネルから出たという感じの青空である。同じ状況が

     長期間続くと、その後の展開が些細な事でも大きく感動を呼ぶ、人間の閉塞に弱い心理を

     表した行動ではないだろうか。

     人間の行動制限というものはこの、閉塞性を刺激して、その先の恐怖というものを示唆す

     ることとなる。つまり閉塞性を刺激するという事は心理的には恐怖というものを与えてい

     るということになる。この恐怖から逃れようとする心理が、飲み会や、集団行動をとらせ

     てしまう。このような集団行動をとることで、自粛という閉塞性から恐怖から逃れたいと

     いう無意識が行動に移る。何とも皮肉な事ではあるが、人間とはその集団性の中でしか生

     きられない動物なのである。

      心理的閉塞性はコロナ禍の中で、自粛という形で表れている。この状況を打破するには

     集団性を感じることができる環境を持つことが大切となる。家族で、あるいは信頼できる友

     人と密なる関係を深め、集団性を獲得することがいいのではないだろうか。

      自分だけではないという価値観を共有できることが、コロナにも打ち勝つことなのかも

     しれない。手紙、電話、密にならない方法を用いて、コミュニケーションを深めたいもの

     である。はがきを大切に暑中見舞いを積極的に活用するのもいい方法であろう・