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2015-04-30 16:21:52 | 日記
久方の  大地潤い  発芽かな  眠りから覚め  明日を夢見る         
         ひのひら  ろくべえ






   久しぶりの雨、今の時期の雨は農業を業とする者にとってはありがたい事

  なのだが、それも程度もの洪水が起きるほどの雨は有難迷惑、何とも言いよ

  うがない状況となる。何事もそうであるように、過ぎたるは及ばざるが如し

  というように、親切も過ぎたるは、大雨と同じことという事になってしまう

  小さな親切大きな迷惑、対人援助の場面ではよくあること、援助者は良かれ

  あなたの為にと援助することが、相手の成長能力を摘み取っていることは良

  くある。親となった時点でも気をつけたいことであろう。

   問題は援助者が良かれと感じて行なっていることである。良かれと感じて

  いるため、その影響には気づかないままに、迷惑をかけていることも、あな

  たのためなどと、大義名分をつくり共生してしまう。まさに大雨になって、
 
  洪水を起こすことと同じことを、知らず知らずに起こしてしまう。気をつけ

  たいものである。

縁側の夢

2015-04-29 16:25:56 | 日記
春風に  揺れる新緑  右左  縁側昼寝  あなたの夢を    
            strong> ひのひら  ろくべえ






   初夏の風が、雨上がりの少し湿った空気を運んでくる。爽やかな一日

  縁側で鶯の声を耳に留めながら、うとうとと、何とも優雅な一日隣にけ

  り、そんな一日、夢に出てくるあの人は、帰りたい帰りたいと困らせる

  あの人、今、いるところが安心できないのか、何かに突き動かされてい
 
  るのか、帰りたいと喚きながら、廊下をひたすら歩き回る。その横には

  財布からお金を盗られたとボヤキ続ける人、話を聴いているといつの間

  にやら自分の自慢はばし、財布の盗られたことなど何事もなかったように

  帰ってしまう。さらにはその横には、所構わずおしっこをして回る人、ト

  イレに誘導すると「じゃっど」と応え、どこかえ行ってしまう。

   夢から覚めるまで、そんあ人達と戯れて過ごす、何とも幸福な時間なんだ

  ろうか、その人達の想いに少しでも近づくことができたらどんなにいいのだ

  ろうか。・・・・・・・・・・・・・

よわさ

2015-04-27 16:35:03 | 日記
新緑に  陽射し刺さりて  輝けり  春風揺れる  笑い声かな

               ひのひら  ろくべえ







    人間というものは、一人一人は弱く、自然界で生き抜くには弱すぎる、そこで天地創造の

   神は知能という他の動植物にない能力を与えた。その能力を持った人間は地球上で一番強い

   のは、自分たち人間だと誤解をしてしまい、驕り高ぶり、自然界を開発の名のもとに壊し続

   け、公害や原子力なるものを生み出し、処理できない、処理法方さえ解らないゴミを地球上

   に残している。現代人の驕り思想はは様々な所に影響を与え続けている。個人一人一人が強

   いと感じている所から始まっている。例えばスピードである。新幹線や飛行機、車と言った

   スピードを競う乗り物、動けば動くほど大気を汚していることをどれほどの人が自覚してい

   るだろうか。これも強さを誤解した感覚なのではないだろうか。さらには人に援助をする

   時、自分は強い人間、利用者は弱い人間と、無意識に位置付けていないであろうか。強い、

   弱いと評価するならば、人間すべて弱いのではないだろうか、だからこそ集団性を持ちその
   
   集団性を大切にして生き抜いているのではないだろうか。この集団性の延長上に援助行為が

   あるという事を自覚して、奢らず高ぶらず、同じ弱い人間として共存、していくこそが大切

   な思想それが、ありのままという事ではないだろうか。

働く

2015-04-25 18:44:41 | 日記
暖かく  虫たちも飛ぶ  日中に  這い出した蛇  交通事故に

              ひのひら  ろくべえ






   暖かい一日、虫たちも爬虫類も、様々な生き物が、冬眠から覚めて活動を始めたようだ

  家の前では、シマヘビが交通事故で、命を落とし放置されていた。あまりにもかわいそう

  で、近くの山に穴を掘り埋葬した。何とも稲門から目が覚めたばかりなのか、危険判断が

  鈍っていたのか、車が猛スピードだったのか定かではないが、蛇が命を落としたことだけ

  は事実なのである。蛇も暖かくなり働らかなければと、穴を這い出してきた尾だろうが、

  何とも運の悪さなんだろう。一日数台ぐらいしか、車は通らない道路なのに、運とはそん

  なものかもしれない。それはさておき、働くという事を人間は報酬を受けることという風

  に、殆どの人が感じているのかもしれない。しかし働くという事は、人間そのものが生き

  るという事が原則であることを知っている人は少ないのではないだろうか。働くのは自分

  が生きるすべての事、朝起きて夜寝るまで、動く活動するそのすべてを、働くと表現され

  たようだ、だから人偏に動くと書いて働くと読むようだ、いずれにしても、働くという事

  と賃金報酬とは別問題であることを知っておくことも大切な知識ではないだろうか。

隠し事

2015-04-23 16:10:43 | 日記
新緑を  爽やか揺らす  初夏の風  喜び燥ぐ  禽獣草木

          
   ひのひら  ろくべえ








    人間はオープンには慣れない「私に隠し事などないよ」などと言う言葉が

   如何に詭弁的か多くの人は解っていながら、聴いているという事になる。つ

   まり、人間は様々な隠し事を持っているからこそ、人間とも言えるのである。

   単純に正直でオープンがいいとは言えない。隠さなければならないこと、隠

   すことが、大切なこと、隠さなければ生きていけないこと、オープンにできな

   いこと、オープンにしたら、人間関係が崩れること、様々な理由で隠し事を持

   っている。そのことをオープンにしたからと言ってすべてがうまく行くとは限

   らない。となれば如何に隠し事を大切にしてあげるかという事も、対人援助の

   中では、大切なかかわりのテクニックとなんるのではないだろうか。

    人間は秘め事を持って生きる。その秘め事を互いに大切にして、追求などせ

   ず、尊重し合い、人間とはそういう動物であることを了解することが大切なの

   ではないだろうか?、隠すなら墓場までが持論である。隠しとうすことが大切

   で、一人の人にでもオープンにした時点で、そのことは隠し事にならなくなっ

   てしまう。堤防の蟹の一穴である。秘め事隠し事は自分だけ楽しむもの、その

   ことを大切にかかわる事も大切なコミュニケーション技術ではないだろうか。