印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

本日のしらせここまで

2011-09-16 18:32:01 | drama review
久しぶりに大岡越前をみた。

「孤独なエリート判事が法廷で遭遇した驚愕の事実!」渡部篤朗、をみて、次に大岡越前をみたのだが、古っぽいとおもって、他のチャンネルにして、刑事ものをみたのだがただのケーブルの三人犯人の、アリバイごっこをして、その残したメッセージが嘘っぽくて、その暗号のような、数字のごろ合わせに、つまらなくて、飽いてしまって、ある種のばかばかしささえかんじてしまった。これ以上我慢してみるきがなくなった。面白くなくて再び大岡越前にした。「相合傘の出会い」という題がついていた。

途中からだったけれど、勧善懲悪が、あっさりとみえて、ストレスが消えたようだった。

しらせの茣蓙の上にすわらせた女性はおかあさんをさしたのだろうか。しにそうなおかあさんに介添え殺人をしてしまったのか。別に悪代官は捕まっている。あまり明確な筋だてはみえてこないけれど、そんなものここではあえて必要ない。

私が姑さんを殺しましたという、けれども相合傘の女性に無実をいいわたした。粋な裁きをみせていた。証人として、小石川養生所の女性医者が、御母さんの体に刀をさすところを見たのか、刀を抜くところを見たのかという質問に、刀を抜くところ見たと言った。

体から刀を抜くところ見たという証言をきめてにして、筵の女性に無実をいいわたした。おかみの裁きへの反論は不要。とばかりに。

「人の世の真のいきかたというものは、相合傘のようなもの。与えられた命を、あえて罪に陥れることはない。これからの生き方に使いなさい」そんな感じで結論づけた。

「本日のしらせこれまで、」

忠相は掟の影に深い想いをこめていた。


江戸時代中期の町奉行である大岡忠相の気持ちがよく伝わったと思う。気持ちと体はばらばらではないと思いますね。

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