印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

死と隣り合わせの生

2015-01-15 22:28:38 | drama review
「死生観」の本を電車の中で半分読んだ。

チチハルで生まれて6歳の時終戦と言うものをチチハルで迎える。お父さんは医者でそのまま中国チチハルで医者として、診察している。
父はこのまま満州に残って人々の治療を続けるといいはる。

そのころに作者は昭和21年7月までチチハルまでとどまる。
そのころに人生で初めて死というものをおぼろげながら直面する。
ショックな場面に家族と一緒に見ているのですが、その誰かも思い出せず、その風景を心に封印してしまう。
チチハルで何度も、そういう死体を目にした。とある。
野原に遊びに行くとそこに死体が転がっていた。裸で。
大人たちの話の中でその理由がわかる。

そして北のチチハルから遼東半島の葫蘆島までたどり、そこから佐世保に引き揚げてくる。
佐世保で二、三か月手続きの為足止めされる。
さまざまな手続きを行っていた。

そういう人を何人か知人にいる。
戦後70年。当時6歳なら76歳。
知人は10歳で瀋陽で終戦だと言われていたから80歳。
ヨガの先生のパートナーは今85歳。もう2歳上だったら、予科練にs入っていたと言われていた。

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