印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

天覧試合

2013-05-06 12:20:56 | 日記
お揃いの濃紺のスーツ50万円、ネクタイとシャツ合わせて60万円。
金のバット 86㎝ 2Kg 純銀に金をコーティング
普通のバットの重さ800g 昨日の始球式のバット600g

そんなことを言いながら、次の話題にいく前に展覧試合の事が話題になっていたのか、字幕が間違っていました。正しくは展覧試合と訂正していた。

プロ野球をいまでは普通にうけとっている。でもまえは違っていたみたい。それが2年目にホームランを打った長嶋選手の野球の歴史の重大な試合があったことは知らなかった。

1959年6月25日後楽園球場で行われた伝統の一戦、巨人vs阪神を天皇、皇后両陛下が初めて観戦に訪れた。これがいわゆる「天覧試合」である。

この時に長嶋選手が9回裏に逆転ホームランを9:10に出したという。
白熱した試合展開が続き、4-4のまま9回に入った頃には、時計の針は9時をまわっていた。実は天皇・皇后両陛下が試合観戦できるのは、9時15分が限界。もしも延長戦に突入すれば、結末を見ずして途中退出せざるを得なかったのだ。

そういうタイミングに4-4から逆転ホームランをうったことにより、国民的スポーツになったという。

この試合は、今の人間が思うよりも遥かに大きな意味を持つ。当時、野球といえば東京六大学が人気で、プロ野球に対しては「お金をとってスポーツを見せるとは何事だ!」と蔑視する意見も多かったのだ。しかし、六大学野球出身のスター・長嶋の絶好のタイミングでのサヨナラ本塁打。1959年6月15 日は、晴れてプロ野球が市民権を得たターニングポイントである。
こういう話を知るとまた感慨深くなります。


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