ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

北アルプス・涸沢 ~二日目~

2011-09-16 00:00:00 | 山歩き

涸沢ヒュッテ発(7:51)~本谷橋(9:30)~横尾・トイレ休憩(10:34~10:45)~徳沢・昼食(11:40~12:38)

~明神(13:33)~バスターミナル着(14:25)


夜中は思いのほか暑かった。
寒いより遥かに良いのだが…。

夜中、おもむろに起き、半袖Tシャツの上に着ていた長袖Tシャツを脱ぐ。
その後もむっくり起き上がり、1番上に履いている厚手の靴下を脱ぎ、
しばらくしてまたまた五本指ソックスを脱ぎ、裸足に。

暑くてなかなか寝られず…と言うか、9時頃には就寝したので早過ぎて寝られないのも手伝って、
トイレに2度起きた。
トイレは外なので、その度に満月に輝く月や星をしばらく眺めたりした。

朝方になってようやくまとまった時間眠れる。

朝5時頃起床。
モルゲンロートが観れるまでにはまだ時間があったが、待ちきれずカメラを持って外へ出た。

外はまだ真っ暗。


そのうち白々してきた。


満月と星と、わずかに奥穂山荘の光。


青空が見え始めた。
今日もお天気が良さそうだ




6時近くになってようやく現れ始めたモルゲンロート


涸沢岳と涸沢槍をアップで。


前回ここへ来た時は土砂降りで、朝のこのご馳走はお預けとなっていた。
それだけに感動もひとしお。
いつまでもいつまでも、モルゲンロートが消えるまで眺めていたかったが、
朝食の時間を過ぎていたのでそうもいかず、
ヒュッテへ戻ったらその足で食事に向かった。



私の向かい側で一緒に食事をした女性と会話した。
その方は私より少し年配で、若い頃からあちこち登られていたようだ。
一人で来られていた。
昨日は奥穂に向かうべく登り始めたが、持って行った水がなくなりそうだったので、
途中で引き返したとの事で、今日再び登ろうか迷っていると言う話だった。

憧れの穂高岳。
お話を聞いていると、やっぱり挑戦してみたくなる。
でも、体力や相変わらずの高所恐怖症、
それと、山を制覇すると言うより、楽しみたい気持ちが強い私には
涸沢カールで穂高連峰を眺めつつ山での時間を楽しむ方が向いているかな~なんて思ったりした。


ヒュッテ入り口付近に『岳』の撮影風景などが飾られていたので撮ってみた。

下山準備を済ませたら、カールを散歩する事に。
せっかく来たんだから、時間が許される限り山を堪能したかった。


真っ赤な実を付けたナナカマド。
一週間もしないうちに葉が赤く染まり始めるんだろうな




雪渓。




夢中で穂高岳を撮っていたら、歩いている登山者を発見。


ヒュッテ側を振り返ると朝日が


テラスに朝日のシャワー。


夫の写真を拝借。
従業員をヘリで送ってきたみたい。
そう言えば今夜から涸沢は昨日とは比べものにならないくらいの人達が訪れるんだった。
従業員は大忙しだね、おつかれさま


年賀状用にと、あちこちカメラを設定し、穂高連峰をバックにツーショット写真を何枚か撮った。


さて、随分楽しんだので下山する事にした。
「また来るね。」とヒュッテ玄関から穂高岳を仰ぎ、バイバイ






「楽しい時間をありがとう。」
名残惜しくて、振り返り・・


振り返り・・


振り返り歩いた。


本谷橋。


本谷橋を渡ったところで昨日昼食を摂った河原をパチリ


徳沢には12時半頃到着。
下山してきた登山者、これから登る登山者と、昨日よりずっと多くの人達で賑わっていた。
具がごろごろ入ったカレーうどん、なかなか美味しかった。
その後外のベンチでソフトクリームを頬張る・ウマウマ


昨日はトイレ休憩などしていった明神も、今日は写真を撮っただけ。
ここまで来ると、帰宅してから夫と‘お疲れさま’のカンパイだけを楽しみに、
ほぼ平らな上高地をひたすらテクテク歩くのみ。

唯々楽しくて幸せな1泊2日の登山だった。

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