ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

神様のカルテ

2019-01-24 14:01:05 | 読書


昨夜、『神様のカルテ 3』を読み終えた。

ほっこりした気持ちで寝る事が出来た。

舞台は松本市。
四季の移ろい、街の様子がとても美しく描かれていて、
穏やかに物語が綴られているところがとても魅力的。

私と同じ悪性リンパ腫や父と同じすい臓がんを患った人たちが出て来た時は、
何となく他人事には思えなかった。

患者の経験しかない私は、医者の立場になって物事をあまり考えた事がなかったけれど、
患者対医者である前に人間対人間なんだと言う事を凄く考えさせられた。

自分の入院中の事、お世話になった先生方の顔も
読んでいて時々浮かんだりした。

今月の終わりに新刊が出るらしい。
いよいよ舞台は大学病院へと移る。
楽しみだ♪

・・・と、その前に『神様のカルテ 0』をまだ読んでなかったので、
まずはそれを読んでから♪






[まとめ買い] 神様のカルテ
クリエーター情報なし
メーカー情報なし

青春の門

2017-02-07 13:48:06 | 読書
今朝の新聞に五木寛之の記事が載っていた。



昨年の秋頃、『青春の門』の第7部を読み終わり、
昨年の12月に発売になった第8部を読める日を楽しみにしていたところにこの記事が掲載されたので、
食い入るように読んだ。

今年の1月から週刊誌で『新・青春の門』がスタートしたらしい。

まだ第8部さえ手に入れていないけれど、早くも『新・青春の門』が書籍化される日が待ち遠しい。

楽しみ花盛り♪

2016-03-04 13:38:44 | 読書
いよいよ山形村から春の嵐がやって来た。
昨日はそれが特に酷くて、窓全開で部屋の掃除をしていたら、室内が埃っぽくなってしまった(本末転倒(^^ゞ)

もう少しすると黄砂もやって来るし、思うように外に洗濯物を干せないなど、
厄介な季節がやってきた。
それでも、長い冬がもう直ぐ終わりと思うと喜びの方が大きいかな♪


さて・・・
暖かくなってくると、不思議と家の中の整理をしたくなってくる。
使わなくなったモノを掻き集め、リサイクルショップへ持って行ったり処分したりした。
読み終わった本たちもブックオフへ。

その中に最近めっきりご無沙汰になってしまった山登りの本なども思い切って出す事に。
全部で25冊くらい。

思っていた以上のお会計にホクホク(#^^#)
しかし、その金額の倍以上のお会計で再び本を買ってしまった(苦笑)

だって~…、この時季は引っ越しなどで本を処分する人が多いみたいで、
目新しい本がぐっと増えてるんだもの。
それがまた欲しいと思い続けて数年、「やっと巡り合えたのね~。」な本たちが結構いたのさ~~・ルンルン
それを見逃す手はないでしょ~
で、買ってきた本たちがこれっ!



「1Q84」と「神様のカルテ」はいずれも3巻は見つけられなかったけれど、
これらを読み終わるのはいつの事だか分からないから、
私のところに巡ってくる日を楽しみに待つ事に。

村山由香さんの「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズは、
続編が出る度にコツコツ購入(もちろんブックオフで(^^)v)。

この本との出会いは、7年程前に、首と腰を痛めて、しばらく安静と医者に言われた事があり、
その時、寝ながら読むのに、身体に負担の掛かりにくい薄くて軽い本をと、探していて
目に留まったのだ。
この時、単純にコーヒーが飲みたかったからつい手にしてしまったって理由の方が正解かな(苦笑)

見つけた時点で既に数巻揃っていたのも購入の決めて。
購入時は内容なんて全然気にしなかったよ~!!
まさか若者の恋愛本なんて思いもせずに・・・。

続き物って、読み始めると気になってついつい次・・次・・と読みたくなってしまうんだよね。
当時は直ぐに最終回が来ると思っていたんだけど、まさか未だに続くとは・・・。

伊集院静さんの本は、1度この人の本を読んでみたいと思っていたので。

新聞小説で今「淳子のてっぺん」が連載されているけれど、
この前に連載されていたのが、伊集院静さんの小説。
これがかなり面白かった。

本当は、せっかくなら「大人の流儀」を…と、思って探したのだが、なかったので、
それなら選ばずどれか・・・と手に取ったのがこれ。


さて、どれから読もうかな・・楽しみ♪
多分、1番内容が気になっている「おいしいコーヒー・・・」から読むんだろうな~。

しかし…

その前に今読みかけのモノを読んでしまわないと(汗)


購入したのは昨年なんだけどね~、なかなか読む時間を作れなくて、
気が付いたら今シーズン始まってしまったよ。

忘れている内容も多いから「あ~そうだったそうだった。」なんて思いながら
写真をじっくり眺めたりしつつ読んでいるところ。

この本を読み終わったら、ブックオフで買った本よりもどうしても先に読まないといけない本がある。
それがこれ!


今シーズンのオフィシャルイヤーブック。
これは早く読みたいよね!

楽しみ花盛りでございまする♪♪



やっとこ読み終えた

2015-09-03 13:32:55 | 読書
元川悦子さんの『勝利の街に響け凱歌』、ようやく読み終えた。
ほとんど就寝前に布団の中でしか読書出来ず、
それも毎晩ではないので、なかなか進まず。
数か月掛かったよ。

今シーズンが終わらないうちには読みたいと、
最近になって焦りつつ読み進めていたのだが、
無事シーズン中に読み終える事が出来て何より♪

過去に出版された山雅関連の本も何冊か購入して読んだのだが、
それらは松本山雅と言うチームが出来るまでの話だったり、
松田直樹さん関連の内容だったり。

それはそれで、私が山雅サポーターになる前の知らない世界を知る事が出来、
「なるほど。」と楽しく読む事が出来た。

今回の元川さんの本は、私がずっぽり山雅にハマってからのお話。
J1昇格を決めた、昨年のアウェイ福岡戦の模様は、
昇格が決まった瞬間、「かとちゃん」に居合わせた皆で
感涙しながらハイタッチの嵐だった事、
松本の夜の街がお祭り騒ぎになった事が懐かしく思い出されたり、
今年のJ1初試合のアウェイ名古屋戦の模様では、
自分も参戦したので、その時の事がリアルに思い出され、
読みながら熱くなったり。
「楽しい。」だけでなく、いろんな思いがこみ上げつつ、
読む事が出来た。

スタッフ、監督、選手のインタビュー量も豊富で、
あの時、この選手、、、例えば、船山選手や
今回天皇杯で対戦した今井選手が山雅を去ると決めた時の気持ちなども載せられていて
とても興味深く読む事が出来た。
実に内容の濃い本だった。
いろんな選手の名前が出てくるが、現在はどこに所属しているとカッコ書きされているのも良かった。

それと、何より元川さんが松本市出身と言う事もあり、
過去の事、これからの山雅の事が熱く熱く語られているのが
内容から感じ取れ、おしゃべりしてるような感覚でとても身近に感じ、
それが1番良いな!!と思った。


益々山雅にずっぽりになった…かも(笑)

幸福な食卓   - 瀬尾まいこ ー

2014-05-20 11:07:28 | 読書
中学から高校へと成長していく女の子と家族のお話。

自殺未遂をしたお父さんと、それが原因で別居をしたお母さん。
それでも度々家族が住む家に、ご飯を作ったりおかずを届けたり、
掃除をするべく帰っていた。
後、秀才のお兄さんがひとり。

平々凡々と家族仲良く過ごしているようで、それぞれに思い悩む事があって、
お互いがいろんな経験をしながら、家族の大切さを実感する…そんなお話。


主人公の女の子は、自分の事ながらわりと客観的な物言いをすると言うか、
淡々としているところがあるのだが、
その辺が何故が自分の妹とだぶってしまった。
読んでいて放っておけないと言うか、可愛いと言うか、
読み進むにつれ、他人事に思えなくなってくる。

だから、クリスマスプレゼントを交換しようと約束したイヴの朝、
彼氏が交通事故であっけなく亡くなってしまったところでは、
私自身がショックでショックで

そのショックからなかなか立ち直れない彼女に、
何か出来る事はないかとついあれこれ本気で考えてしまったよ。

またそれを寝る前に布団の中で読んでるもんだから、
お目々パッチリ★で、しばらくは寝つけなかった。

ま~最後は何とか平和に終わるので、安心して最後のページを閉じる事ができたのだけど。

わが身を振り返り心がチクリとしたり、
自分の学生時代が思い出され、懐かしさもあった。

家族の会話がいっぱい出てくるのだけれど、全体的にはほんわかほっこりなお話。

面白かった。