夏休み中のある日 ～１～

前日まで雨降りばかりで、この日もお天気次第と考えていた東京行き。

5時に起床するなりカーテンをほんのり開けて空を見た。

「よし行けそう♪！！」
支度開始！

久々のあずさに乗っていざ東京へ！！

蒸し暑さを覚悟して行ったのだが、この日は湿度が低めで
信州とあまり変わらない秋の爽やかな風が吹いていた。

まずは浅草寺へ。
３回目の浅草。





平日でも結構な人出。
天気次第では土or日と考えていたが、この日に来れて良かったと思った。





仲見世通りから観えるスカイツリー。
午前中はまだ雲の中。
一日こんな感じなら、展望台まで上っても景色観れないから今回は諦めようかね～なんて話した。









参拝後、空腹でたまらなくなり、まずお腹を満たしてから再び仲見世をゆっくり楽しむことにした。



やっぱり江戸前寿司は外せないでしょ～と、お寿司屋さんへ。
ランチはお安く提供しているようで、てんこ盛りちらし寿司がリーズナブルな価格で頂けた。

ネタは新鮮でプリプリだったりコリコリだったり、信州では味わえないお味。
お味噌汁も魚のあらで煮てあって美味しかった。
かなり満足（●＾o＾●）

食後は再び仲見世通りへ戻り、お土産を買ったりしばしウロウロ。



いよいよスカイツリーを目指す。
この頃には雲がなくなり、全貌がクッキリ。





隅田川。

スカイツリーまでの道順は分からないが、とにかくスカイツリー目指してテクテク。
（当たり前だが、どこからでも見えると言うのは素晴らしい）

時々立ち止まっては「随分近づいたね～。」なんて言いつつパチパチ☆写真撮りまくり。

そんな調子で写真を撮るべく立ち止まっていたら、
通りすがりのご老人が声を掛けて来た。
「この橋の下の公園にある鏡にスカイツリーが映って見えるよ。」と。



教えてもらった通り公園に繋がる階段を降りると、カーブミラーのでっかい版のような鏡にスカイツリーが！！

これはなかなか面白い！！

どなた様だかお上りさんでは知り得ない情報を有難うございました♪



到着！！



エレベーターで展望デッキ（350m）へ。
エレベーター内の切子細工がとても綺麗だった。

エレベーターに乗れるまでの待ち時間は平日だったせいかほぼナシ♪

あっという間に到着したのには驚いた（５０秒ほど！！）。



東京タワーが霞んで観える。

霞んでいて遠くまでの景色は望めなかったが、綺麗に晴れていれば、
富士山、南アルプス、浅間山までもが拝めるそう。



右手に東京ドーム。



自分らが写真を撮った場所が。
今度はスカイツリー側からパチリ☆


東京ゲートブリッジ。
何より海～～～♪♪

気が済むまでデッキ内をグルグルウロウロジーと眺め楽しんだ。

今回、浅草～スカイツリーを時間を気にせずたっぷり楽しみたいと思って東京へ向かった。
それ以外の事は細かく考えず、帰りの時間も流動的でその時の気分で楽しもうと考えていた。
思っていたよりも予定していたお楽しみは早く終了。
時間はまだ３時頃。
さて…としばしスカイツリーの1階で休憩しつつ考え、
「そうだ！GINZA SIXへ行こう。」と相成った。

銀座を闊歩するのは２度目なのだが、田舎に生息しているモノとしては、
そこに身を置いているというだけでかなりの刺激となった（ルンルン♪）。

さて、何故GINZA SIXへと思ったかと言うと・・・、



そう、松本市が世界に誇る芸術家草間彌生さんのオブジェをナマで見たいと思ったから。
テレビでは随分この事が話題になってたよね。

松本市芸術館前に草間彌生さんのオブジェがあったり、市内循環バスに、
草間彌生さんの赤白の水玉模様がラッピングされていたりと、市内では普通に見かけるのだが、
東京で・・となると、何だかとても嬉しい気持ちになるから不思議である。

しばし眺めGINZA SIXを後にした。

後で知ったのだが、屋上庭園、素晴らしいのですね～。
それはまたのお楽しみに♪

この日は夫のバースデーと言う事もあり、新宿の居酒屋さんで乾杯
ここでもやっぱり刺身が美味しかったな～～～（●＾o＾●）

天気にも恵まれ、充実した刺激たっぷりの楽しい１日となった。

寒さより・・

久々に朝から晴れ♪



このところ毎日のように雪が降っていたから朝から晴れているとほっとする。


最近の私の日課は、起き抜けと夜にカーテンをそっと開けて、雪が降っていないか、積もっていないかをチェックする事。
１番は雪掻きの心配。
大雪になっていませんようにと願いつつ。

しかし、雪が降っている様子はどこかワクワク嬉しい気持ちも少なからずある。
カーテンを開ける時、プレゼントを開ける時の気持ちに多分似ているのではないかと。

そんな私の行動に毎度夫は
「寒いのに何故カーテン開ける！？」と。

そんな夫に私は「ちょっと見て！見て！！凄い降ってる！！積もってる！！！」と叫ぶと、
「何か悲しくてこの寒いのに外を眺めなきゃいけないんだよ！！？益々寒くなるじゃん！！！！！」と。


寒さより好奇心が勝るのさっ♪(^0_0^)





９分咲きのカランコエ。

バジルの花

うっかりしてたらバジルに花を咲かせてしまった。





いや～しかし、可憐な花だ事♪

気が済むまでしばし眺め、その後、「ごめんよ～～～。」と呟きつつ摘ませてもらったよ。

葉を育てたいからね～。

昨年末からずっと室内で冬越し中。
すっかり痩せ細り、濃い緑から薄い緑色に変わってしまった。

もう少し暖かくなったらベランダへ出し、太陽さんの恵みをいっぱい受ければ元気復活するかしらん。。

記念に鳥羽旅行 ～２日目～

朝は６時過ぎに起床。

早速カーテンを開けて海の様子を眺めた。
少し曇り気味。
晴れていれば伊良子岬、渥美半島、そして富士山も海の向こうに観えるらしい・残念




ポツンと観える建物は海女小屋だそう。

前日よりも海が荒れてる。


７時に予約しておいた家族風呂へ。

お風呂のカギを貰うためにフロントへ寄った。
その時、まさかの日の出。
天気があまり良くないので日の出は観られないだろうと思っていたからちょっと感激！
写真には収められなかったけれど、その分しっかり目に焼き付けた。


家族風呂があっても予約制でないお宿もあり、そうするとお風呂の入り口で、
何組も並んで待っていたりするので、落ち着いて入浴していられない。
しかし、ここのホテルは１時間の予約制なので、ゆっくり入っていられて有難かった。

海を眺めながらの贅沢な朝風呂を楽しんだ。


その後朝食。


夕食で食べた伊勢エビの頭が入った味噌汁。
身は甘く、エビの出汁が効いていてとても美味。
胃袋に限界がなければ何杯でも飲みたかった。


貝やアワビが入った炊き込みご飯。
２杯目はほぼご飯なしの貝だらけで頂いた。




食後はサービスのコーヒーをフロントのソファーで頂きながらしばしまったり過ごし、
部屋へ帰ってからは、帰りの支度をしつつも、
部屋からの海を眺めたり、マッサージチェアーに座ったりと、
のんびりした時間を過ごした。

その後、送迎バスの時間まで、しばしホテル周辺を散策。


海を少しでも近くで感じたくて道を下ってみた。
右上の建物が泊まったホテル。


ほのかに潮の香りを感じた。






10時半頃までは時々日が出たりして、お散歩は暑いくらい。

この日は日本あちこち暖かな陽気だったようだが、こちらもその通りで、
お散歩中、たまらず上着を脱いだりした。

しかしバスに乗る頃には雨がポツポツし始めた。


名残惜しんで車窓から海の様子を撮りまくる（苦笑）
牡蠣の養殖場。






白い橋は麻生の浦大橋。
この橋を渡ってホテルへ向かったのだが、この橋からパールロードと呼ばれる。
パールロード沿いは牡蠣の食べ放題の店が点在し、オイスターロードとも呼ばれているそうな。
半露店の店が多く、お昼近かった事もあり、店によっては観光客の行列が出来ていた。
マイカーで来ていたら、私たちもきっと寄っていたと思う。


・・・と、言う事で、駅に着いてからのランチは牡蠣三昧の定食♪

駅近くには魚介類のいろんな食べ物屋さんがあり、あちこち迷ったものの、
二人ともパールロードでのあの牡蠣が頭から離れず、結局牡蠣専門店へ♪

いろんな牡蠣料理の味を一度に味わえ美味しかったし、大満足！！

そう言えば、鳥羽に来てからあちこちで白米を頂いたのだが、
どこのお米もとても美味しかったよ。
地元産のお米だったのかな？
残念ながら聞きそびれたよ。
そして味噌汁はどこもアオサ入りだった。

食後は海産物を買いたかったので、駅から徒歩１５分ほどのところにある大漁水産へ行った。
駅で傘の無料貸し出しがされていたので、それを借りて。

雨脚が酷いようならタクシーで…と思っていたが、
ほとんど降っていなかったので、あちこち景色を楽しみつつ歩いて行った。

思っていたほど大きなお店ではなかったが、アジや鯛の開き、アオサや根昆布の佃煮、メザシなどなど購入し、自宅へ宅配。

鳥羽でもう少し遊んで行こうか、それとも途中下車してどこかへ寄って行こうかと話していたが、
雨が本降りになり始めたので、とりあえず名古屋まで向かってしまおうという話に。


そうそう、大漁水産へ行く前にＪＲで名古屋行きの快速みえの切符を購入しておいた。

慌てないように、少し早めに駅へ行き、改札口を出ようとしたら、
「ＪＲは動いてないです！！」と駅員さんに呼び止められた。
直ぐには気が付かなかったけれど、大きな黒板が出ていた。

『なんですと～～～！！！？？』
・・・とは叫ばなかったけれど、
何でも線路に人がいて、接触したらしいとの事。
それも少し前の出来事だとかで、しばらく全面運休。。

いつ再開するか分からないので、さっき購入した切符は払い戻して、
近鉄で行って欲しいとな。

「早めに駅に来ておいて良かったね。」と話す。


慌てて慣れない近鉄の切符売り場へ移動。
時間の事を考えて特急に乗る事にしたよ。

近鉄特急に乗るのはお初！
自由席などと言うものはなく、もれなく指定席とはびっくりポンだった。

乗った電車の写真を撮り忘れたけれど、（そんな余裕なかったな；）
ナント２階建て電車！！！

特急にもいろんな種類があると思うから、たまたま運良くこれに乗れたのかもかな？♪

ＪＲに乗れなくて、この電車に乗る事になった人が多かったためか、
かなり混雑はしていたけれど乗り心地は良かった。
座席が高い分、景色が良く観えたし。

ちなみに１階部分はグループ専用らしく、ベンチシートになっていて、
カラオケボックスのソファーっぽいと言うか、
昔々のスナック風と言うか、
仲間とワイワイ楽しみながらのんびりくつろげそうで、長旅には良いなと感じた。

予定の電車に乗れず特急だった分お金はかかってしまったけれど、
怪我の功名と言いましょうか、思わず良い経験が出来たよ♪♪

名古屋で少し楽しむ予定だったけれど、天気も悪いし、災害に巻き込まれても嫌なので、こう言う時は速やかに帰るべしと、
４時台の‘しなの’で帰ってきた。

松本も暖かめで、二日前まであった道の端などにあった積雪がほとんどなく、
何だか随分時が経ってしまったような錯覚に陥ったよ。

あれだけ海のモノ三昧の二日間だったのにも関わらず、帰りは海鮮居酒屋で乾杯☆

鮮度は違えど口に馴染んだコリコリじゃなく、とろんとしたお刺身もやはり美味しいと感じる。
何だかその味や舌触りにほっとした感じも。

旅行の計画中、伊勢神宮も…なんて話をしたが、今回いろんな予定を入れずに、
行き当たりばったりの旅にして良かったと思った。

ゆったりな気まま旅行で、気持ちがリフレッシュできた。
「よし！！また元気に頑張るぞ！！！」って普通に思えた。

アクシデントも良い思い出の一つに。

良い銀婚式の思い出になった旅となった(^_-)-☆

記念に鳥羽旅行 ～１日目～

銀婚式の記念にどこかへ出掛けたいねと年末から計画。

海側へ～
新鮮な魚介を食べた～い
温泉でまったりした～い
あちこち時間で観光地巡りじゃなくて、予定を立てずに‘ゆっくり旅’がした～い
そんなに遠くじゃなくても良いし～～

と、二人の希望を掻き集めたのが、鳥羽１泊旅行と相成った♪

先週末行ってきたよ♪♪

温泉旅行、以前は良く行ったものだが、最近はすっかりご無沙汰で、
少なくとも６～７年（いや・・もっとか・・）は行ってないのでは…。

２月はどうしても体調を崩しやすいので、この日まで、体調管理はいつも以上に気を遣った。
お陰で予定通り決行。

特急ワイドビューしなので２時間ちょっとで名古屋へ到着。
そこから快速みえで鳥羽駅まで再び２時間弱の電車旅。

この日は生憎の曇り空。
霞んだりしていて、遠くの景色まで楽しむ事は出来なかったが、それでも
雪景色から、いかにも暖かい気候の草木が生えていたり、
お茶畑が観えたり、信州では庭に柿が植えてあるのが、いつの間にかみかんの木に変わっていたりと、
遠くまで来た事を実感しつつ車窓の景色を楽しんだ。


鳥羽駅に着いたのが11時半。
荷物を預けたらまず空腹を満たす事にした。

駅と連絡通路で繋がっている‘鳥羽一番街’と言う、お土産や食べ物屋さん、それにコンシェルジュもいると言う
鳥羽の事なら何でもござれ的なお店があり、
そこでランチをする事にした。

幾つもある食べ物屋さんはほとんど魚介類。
海のモノをこれでもか～～と食べるぞ～～と意気込んできた私たちにとって、まさに天国。
あちこち迷いに迷ってお店を決めた。

お刺身はお宿で出るから、丼ものとか、別のメニューにしようかとも思ったが、
やっぱり我慢できず、、、


二人とも刺身定食。

ブリの刺身を一口頬張った時の夫の顔は、今思い出しても笑いが込み上げてくるよ！！

一口食べた瞬間、下を向いていた顔をパッと上げ、キラキラのまん丸お目々(#^m^#)
ひと言も発しなくても、超が付くほど美味しい♪と、顔じゅうで表していたよ。

でも、本当に美味しかったよ！！
コリコリした歯応えの、それも甘味をしっかり感じられるお刺身はそうは食べられないもの。
大満足！！！


食後はゆったり海を観ながら鳥羽水族館までテクテク。
海辺に来たら、大好きな水族館は外せない（笑）










いろんなショーもやっていて、その中でセイウチのショーを観る事に。

間近で観るセイウチは迫力満点！
愛嬌もあり、かなり笑わせてもらった楽しいショーだった。

身体やヒゲを触らせてもらったが、ヒゲはネコや犬とは全く違い硬くて太く、不思議な感触。




黒々したワニは置物のようだったが、近付いてくると、迫力を感じた。


ジュゴンは癒しだった。

十二分に水族館を楽しんだ後、いよいよ旅館へ。
予約した送迎バスにてこの日宿泊するいじか温泉へ。



部屋からの景色。

周りが山ばかりの世界に住んでいるから、いつまででも海を眺めていられる気がする。
目の前を漁船が通っただけで「おぉ～～！！」と思わず声が出る。


久し振りにゆっくり温泉に浸かった後はお楽しみの夕食。


伊勢エビはまだ長いヒゲが動く動く！！
身はプリプリ！そして甘い！！


アワビの踊り蒸し。


肝がサイコー！！
身はモチモチ。

他にも後から後からご馳走が出て来て、お腹がはち切れそうだった。

かなりの贅沢三昧！！
どの料理もおいしく頂いた。

夕食後もまだまだ盛り上がっていたくて、
売店で買ったおつまみと地酒で乾杯☆


しかし、流石に入る余地なし。
お酒も最初の乾杯で一口口を付けて終了～

寝る前にもう１度温泉へと思っていたけれど、久々のハイテンションと、
朝４時半起きが祟り、結局11時前（もっと早かったかも）には二人とも御就寝（苦笑）