ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

祝 ☆ HP開設10周年

2012-10-31 13:43:20 | 日常
昨夜、夕食の後片付けをしている最中、ストンと何か抜け落ちたように、
気が付いたら身体が軽くなっていた。
不調だったのがウソのように。
今日は久々に朝から体調がすこぶる良く、掃除洗濯、アイロン掛けに、
明日出す資源をまとめたり、用足しの電話をしたりと、
午前中、気持ち良いほど動き回れた。
このところ、動きたくても倦怠感で動けなかったため、
普通に動けるって嬉しいな~なんて思った。



さて…
ジャジャ~~ン!!!
今日でHP開設から丁度10年が経った
そうは言っても、ここ数年はほぼブログの更新のみなんだけどね

10年前のこの日を思い出してみると、今の私とは全然別の人のような、
物凄~~く昔の事だったような感じがする。

当時、闘病中に毎日メモしていた手帳を夫が見て、
「せっかくこんなに細かく書いてあるんだから、本にでもしたら?」と。
文才があればともかく、いやいやとんでもない。


その当時悪性リンパ腫(特に私の患ったホジキンリンパ腫)と言う病気は日本では稀で、
参考本を探そうにも、本屋さんになかなかないのが実状だった。
治療後もいろんな副作用に悩まされ、同じ病気の人と話ができたらなと痛切に思い、
パソコンを購入した。
しかし、パソコンで悪性リンパ腫の闘病記などを検索しても、
当時はとても少なく、ましてやホジキンリンパ腫の方を見つける事ができなかった。
そのうち、今は掲示板のみになった『悪性リンパ腫と戦う会』と言うサイトができ、
そこでホジキンの方と知り合えたのだが…。

私と同じように、必死でこの病気の事が詳しく載っているサイトや、
闘病記を探していてもなかなか見つけられないでいる人がいるかもしれない。
闘病記を綴る事で、同じ病気の方と知り合えるチャンスが増えるかもしれない。
だったら、本は無理だけど、闘病記を書いてみよう。
同じ病気になった方の少しでも参考になれば…そんな思いからボチボチと
まだまだ慣れないパソコンを参考書と格闘しつつ、綴っていった。
いや~まさかその時はもうひとつ癌をやる事になるなんて、ゆめゆめ思わなかったけどね(苦笑)

闘病記を全て綴り終えてからアップする予定だった。
その年のうちに出来上がれな良いなと。
そんな時、10月26日に父が亡くなった。
亡くなってからは毎日涙が出て、考えないようにしようと思っても、父の事ばかり考えていた。
少しでも別の事を考える時間を強引に作らなければ…と思い、
まだ途中だった闘病記をアップする事にしたのが、同じ月の31日である。
掲示板も直ぐリンクしたので、アップした日から、
既にメル友になっていた方などからの書き込みがあったりして、
悲しみから解放される時間が増えていった。

ホントに随分昔々のお話のよう。
昔々のようだけど、今でも時々同じ病気の方やそのご家族が読んで下さり、
いろんなコメントを下さる。
有難いと思ったり、闘病記を作って良かったとしみじみ思う。


この10年間で、サイトを通じて、たくさんの方と知り合い、
おしゃべりし、時には実際にお会いする機会を得たり、
HPを立ち上げた当時からお友達としてずっとお付き合いが続いていたり、
残念ながらお別れ(亡くなられた方も含め)する事になったりと、
たくさんの経験をさせてもらった。

一時、あまりにもたくさんのいろんな経験を一度にする事となり、
すっかり疲れ果て、体調を崩したりして、パソコンの世界から離れようか、
HPを閉めようかと思った時期もあった。
でも、今思えば、良い経験になった、自分の引き出しが少しばかり増えたかなと思っている。

今は唯の日記になってしまっているけれど、再び闘病記を書く事がないように、
唯の日記をのほほ~んと書いていられる事を有難い事と考え、
マイペースでアップしていけたらと思う。



今まで訪れて下さった方、今も来て下さる方、感謝の気持ちでいっぱいです。
有難うございます。
そして、これからもよろしくお願い致します。

気の緩み

2012-10-30 14:17:09 | 病気
一昨日の夜からどうも体調がよろしくない。
一昨日の晩はかなり酷い下痢があったものの、食欲はバッチリあるし、発熱したり寝込む事はないのだが、
頭痛がしたり、軽い喉痛があったり、倦怠感があったり…。
医者へ行くほどでもないので、常備薬の風邪薬や栄養ドリンクを飲んだりして過している。
昨日は休み明けでやりたい事が溜まっていたので、つい動き回ってしまったが、
今日は午前中はソファーの上で寝て過した。
気が付いたら2時間近くぐっすり寝てしまったよう。
寝たことで随分身体が軽くなって楽になった。

普段は不摂生しないように気を付けていても、
ちょっとの気の緩みであっという間に病原菌の餌食になってしまう。
反省反省と思いつつ、たまにはこんな日があっても仕方ないか~なんて思ったりね・・へへ…。

実は今日、マンモグラフィの検診の予約を入れていたんだけど、
まだ倦怠感があったし、症状が悪化してもいけないので、来週に変更してもらった。
頑張って今日行っても、症状が悪化する事はなかったかもしれないけど、
週末再び楽しみな行事が待っているから、体調不良をいたずらに長引かせたくないってのもあったしね

さっき、ちょっとの気の緩みって言ったけど…
来週にも楽しみが待っていると書いてふっと思ったんだけど…
ん~もしかしたら、遊び過ぎが原因か。。。

遊びと遊びの間のほっとした瞬間にやられてしまうのかも。。。

えへへへ・・・(笑ってごまかす)

ま~もうしばらくは無理せずボチボチと過す事にしよう。





飯田へ♪

2012-10-27 00:00:00 | お楽しみ
昨日は父の命日。
それに合わせてお墓参りに飯田まで出掛けた。
早いもので、父が亡くなってから10年になる。



トイレ休憩した駒ヶ根SA。
紅葉が始まり、山は色とりどり。


何度も話しているが、うちのお墓のある墓地には『熊出没注意!!』の看板が立っている。
この日は朝9時と、時間も早かったし、お彼岸ではないので、私たち以外には全く人の気配なし。

そのため、熊よけの鈴を夫の腰にぶら下げて
「♪ちりりんちりりん♪」あちこち響き渡らせながらのお墓参り。

元気に暮らせている事を報告&感謝しつつ手を合わせ、熊に襲われる事もなく、
無事お墓参り終了。

その後は友達の家に直行し、そこから友達の車に乗せて貰ってだんな様の運転でランチに。


周囲を田んぼに囲まれた喉かな風景の中に立っているログハウスの御飯屋さん。
店内にはマスター自身が撮った日本アルプスの写真があちこちに飾ってある。
山好きの私たちを1度連れてきたかったと友達。
嬉しい~♪
ありがとね~♪♪
こう言うのんびりした落ち着いた雰囲気、好きだわ~
注文した食事が運ばれてくるまで、写真を眺めて店内を歩いたり、
おしゃべりを楽しんだりした。






アップの方が美味しそうに見えるね。



手作りケーキはスポンジがふわふわで感激!
どちらも美味しく頂いた。

2時間ほどの時間だったが、よくしゃべり、よく笑い、よく食べ、
充実した楽しいひと時だった。

再び会える日を楽しみに友達夫婦とお別れし、今度は別のお友達宅へ。
そこへもうひとりの友達も交え、ここでも2時間ほどおしゃべりを楽しんだ。

久々に会う仲間。
話が途切れる事なくしゃべり通し。

懐かしの空気(飯田)を感じながら、いつまでもいつまでも
こうしておしゃべりを楽しんでいたかった。
普段、ひとりでいる事がほとんどな私は、話したい事が山のようにあるらしく
(人ごとみたい・笑)自分でもびっくりするくらい、今日はよくしゃべった気がする。
おしゃべりだけでもかなりのカロリー消費をしたと思うよ。

飯田に実家は既にないが、生まれ故郷に戻ってくると、
こうしてタイムスリップできる居場所があると言うか、
迎えてくれる場所があると言うのは、本当に幸せな事だな~とつくづく感じた日だった。
嬉しいね♪有難いね♪♪感謝!!!



幸せ気分のまま高速に乗って普通に我が家に戻れると思っていたんだけど、
丁度帰る時間帯に、運悪く駒ヶ根~伊那インターが、事故のため7時間通行止め。
下道を走る事になったんだけど、高速を下ろされた車やら、
高速を乗る予定していた車が皆下道を通るものだから大渋滞の、のろのろ運転。
伊北から高速に乗れたから良かったけど、このまま下道で暗い夜道を帰るのか~と思ったら、
気が遠くなりそうだったよ。
運転手はもっとそう思ったよね、疲れるしね(ご主人様、お疲れ様でしたm(__)m)

それでも、楽しい一日を過したせいか、「これも今日の思い出のひとつになりそうだね。」
なんて笑顔で話している二人であった。

松本山雅 VS 水戸ホーリーホック

2012-10-25 13:49:06 | 松本山雅
21日の日曜日は16時試合開始の、水戸ホーリーホック戦へ行った。
この日はとっても良いお天気。
夜の寒さ対策に、冬支度で出掛けたら暑い暑い。
逆に着過ぎで汗を掻いて、それが身体を冷やしてしまって
風邪を引くんじゃないかと心配するほどだった。
でも、夜はまだその上からフリースを着たり、ひざ掛けをした。
やはりしっかり着ていって正解!って思ったよ。


入場待ちの列を見ると、半袖の人やら上着を既に着込んでいる人やらいて面白かった。


今日はヘリコプターが度々飛んでいく。
紅葉登山真っ只中だから、遭難者?…じゃなければ良いけれど。。。


来る度に秋の深まりを感じる。

あんまり気持ちの良いお天気だから、あちこち歩かずにはいられない。
しばしのんびりお散歩を楽しむ事に。


この日、試験的に再入場導入が設けられた。
それに伴ってスタジアム外に飲食スペースが設置された。


今日は暑いから何人もの人がビールを飲んで寛いでいた。
これもアルウィンでの楽しみのひとつだろうね。


アルウィン周辺を歩く。






コスモスや紅葉を楽しみ、再び入場待ちの列に戻る。


さ~そろそろ入場開始♪






写真撮り失敗(ま~たいてい失敗写真だよね・反省)


久し振りの1万越えの観客数。
ホームゴール裏は大迫力!

残り少なになってきた試合を拍手で盛り上げようと、ウルトラス松本からの提案で、
ゴール裏だけでなく、メイン、バック、北サイドスタンドにも、
コールリーダーはじめ、ウルトラスの方たちからそれぞれブロックごとに回って
声掛けがされた。
決して強制ではなくと言う事で3つのお願いがあった。

ちなみにこんなお願い

(1)ゴールキック、セットプレー等の「オー…オイ!」のときには拍手を。

(2)山雅の選手がシュートを打ったときには拍手を。

(3)拍手はなるべく頭の上で。

練習もしたよ。

ウルトラス松本の人たちの活動は本当に脱帽するばかり。
凄いな~のひと言。
それに、こう言う一体感は‘自分も参加してる感’が益々出て、楽しいなと感じた。


試合前の練習風景。


ハーフタイム中。
相変わらず上手く撮れないのだが、アルプスがあんまり綺麗にクッキリ観えたので。


『行くぞプレーオフ』


前半戦はほぼ水戸ペース。
いつ得点されてもおかしくない状態だった。
しかし、後半は水を得た魚のような松本山雅。
フォーメーションが替わるとあんなに動きが変わるものなのか!!
前半戦と後半戦の選手は別人のように感じるくらい!!
それに、前節の試合から中2日しか空いていなかったなんて信じられないくらい、
皆最後まで走り回っていた。

得点を決めた船山選手や塩沢選手に出した大橋選手のパスの凄さ、かっこ良さは
とびきりだったよ

「拍手で盛り上げよう」とウルトラスの人たちが掲げたように、
いつもよりずっとずっと大きな拍手に包まれ、
選手と一緒になって勝ちへ向かって行ったような感じすらした。
選手とサポーターの一体感!!

結果は2対1の勝利!!

バンザ~イ バンザ~イ バンザ~イ
プレーオフ圏内の挑戦が続けられるぞ~~~!!!


お月さんも一段とキラキラ


名残を惜しみ選手のいなくなったピッチをパチリ☆
さっきまでここで大興奮な試合が繰り広げられていたんだよね~

最終戦までこのままの勢いで行ってほしいな~
いやいや行くぞ~~


最後に。。
山雅サポーターの車の渋滞状況。
あっちの道もこっちの道も転々と真っ赤なあかりが…。


皮膚科外来日 ~ありがとうございました~

2012-10-24 13:39:05 | 病気
1年振りの皮膚科外来へ。
いつものように人間ドックの結果を持参。

そうそう、今年から人間ドックで、動脈の硬さや詰まりも調べてくれる事になった。
詰まりは正常範囲、硬さは40代前半に相当するって♪
抗がん剤治療から10年以上経っているから、その間に細胞が生まれ変わり、
病気後は食事も随分気を付けるようにしたので、少しは血管の状態は良いだろとは思っていた。
でも、血管痛がするような毒薬として使用するような抗がん剤で痛めつけている血管は
かなりおんぼろになっているんじゃないかと勝手に想像していたところがあった。
だから、実年齢より僅かに若いだけだけど、それでも良い結果だった事は凄く嬉しかった。



話は反れてしまったが…

診察室の主治医の名前が別の医師の名前になっていたので頭ん中が「?????」状態になった。
「きっと、突然今日は診察できなくなったんだろう。」なんて思いながら、診察室へ入った。
やはり私の主治医じゃない。
でも、その先生は普通に診察を始めたので、思わず「○○先生は?」と、
主治医の名を告げた。
「転勤になって、ここは辞められましたよ。」

「え~~~!!!!???」
とは、声にこそ出さなかったが、診察が終わるまでず~~と頭の中にその言葉が響き渡っていた。
それはショック過ぎるよ!!!
診察は1年に1度きりだから、私にとっては突然なのは仕方ないけど、
でも・・でも・・・でも。。。。
今日は先日の松本山雅と水戸戦の話ができるって楽しみにしていたのに~
(…って、何しに病院へ行ってんじゃい!?)

確かにいつ別の病院に移るか分からないとは、毎回主治医に言われてはいたのだけれど、
まさかまさかこんなに早いうちにとは思ってもみなかったよ。


そっか~、今度からこの先生が主治医になるのか~と、
淡々と診察してくれる先生を眺めたりした。

今までの主治医同様、自分で時々リンパ節の腫れがあるかどうか、
新しいほくろはできていないかなど、チェックするように言われた。
後、ほくろとは違い、皮膚の下にこぶのように
ぽこんとした腫れが出来る場合(その場合再発の可能性あり)があるので、
その時は連絡して下さいと言われる。
切除してから再発もなく10年が経過するので、病院卒業といきたいところだが、
10年経って再発した例があるから、やはり定期的に年に1度は診察に来てくださいと
前・主治医同様言われた。



今日は昨日とは打って変わって小春日和の良いお天気だったので、
行きとは別の道、松本城周辺の紅葉を眺めつつ帰ろうと思っていた。
しかし、あまりのショックに、気が付いたら来た時と同じ道を歩いていた。
途中まで自分がどの道を歩いているのかも気が付かなかった。
そして、途中からは涙がこぼれないように斜め左や右上に顔を上げながら
鼻をすすりながら歩いた。


実はこの間の日曜日のアルウィンでの水戸戦で、主治医と会っている(遇っているが正しいか)のだ。
それなに、それなのに、何でその時言ってくれなかったの!!!???
と、一瞬思った。
でも、勝利を決め、スタジアム中大興奮、私も同じく大興奮の状況で、
「実は…。」なんてシリアスな話、できるはずないよね~
先生と遇ったのは、試合が終了し、ぞろぞろと帰るものもいれば、
拍手やチャントで選手たちと喜びを分かち合っている人たちも多く、
スタンドがごった返している中だった。



先生…

10年間、本当に本当にお世話になりました。
いろんな事をシツコク聞いたり、納得するまで何度も質問したり、
要望も多く、面倒な患者だったと思います。
テレビ局の件では、お手数を掛けたりするなど、ご面倒をお掛けしました。
それでもいつもきちんと対応して下さり、感謝しています。
お陰で先の見えなかったこの病気に立ち向かって治療する事ができました。
信頼できる先生の下、今日まで診て頂けた事、幸せに思います。

先生も身体に気をつけられ、益々のご活躍を期待しております。
それから、時々ここを覗いてくださっていた事、有難うございました。

な~~んて、書いてみたけど、
きっとまたスタジアムでバッタリとお会いするかもね♪




全然違う話。。


自宅から観える雪化粧した乗鞍岳。