ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

北八ヶ岳・根石岳(2603m)登山

2011-09-10 00:00:00 | 山歩き

                       
 自宅出発(4:20)~桜平駐車場(6:48~7:07)~夏沢鉱泉(7:56)
~オーレン小屋・トイレ休憩(8:54~9:08)~夏沢峠(9:43~9:57)~箕冠山(10:38)
~根石岳山頂(11:01)~根石岳山荘・昼食(11:21~12:12)
~オーレン小屋・トイレ休憩(13:10~13:22)~夏沢鉱泉(14:03)~桜平駐車場着(14:40)


久し振りに美ヶ原以外の山歩き。
今回は初歩きの北八ヶ岳・根石岳へ。


硫黄岳へ登る時もこの桜平駐車場を利用するのだが、
いつになく車の数が多いように感じた。
出発時は少し肌寒かったので、長袖シャツを羽織り、
関節などに痛みが出ないように、丁寧にストレッチをし、いよいよ出発。



出発して10分も経たないうちに汗ばんできて半袖シャツだけに。


最近の大雨の影響か、水の量がいつもより随分多く、大迫力。


夏沢鉱泉で一息つく。


振り返ると、北アルプスが一望。
写真からは分かりにくいが、槍ヶ岳(写真中央辺り)もクッキリ。
山歩きで、アルプスを拝めたのは今年初かも。


北八ヶ岳特有の苔むした樹林帯を両脇に眺めつつ登る。




オーレン小屋でトイレ休憩。
女性用のトイレが少しの間使用禁止になっていたので、夫と一緒に男子トイレへ。
使用後男子トイレで手を洗っていたら、入ってきた男性に変な目で見られてしまう
「いえね、今女子トイレ使用禁止なんですよ。」と言いたかったが、ぐっとこらえる。

それにしても、硫黄岳稜線の綺麗な事


夏沢峠で少し長めの休憩。
あ~、本当に今日は何て良い天気
そして、何てクッキリスッキリ美しく硫黄岳の爆裂火口が観えるんだろ
これだけお天気が良いと、硫黄岳からの素晴らしい景色も捨てがたい。
硫黄へ行きたくなるが、硫黄は何度も登ってるし(唯、快晴が1度のみ
根石からの景色も期待できる筈だから、やっぱり今日は根石岳。

私たちより前に夏沢峠で休憩している男性がいた。
「今日は良い天気に恵まれましたね。」なんて話をしたのだが、
この方は、昨夜黒百合平にテントを張ったのだが、大雨に見舞われたらしい。
いやいや、それであちこちの川が増水していたり、登山道が荒れていたのね。


心地良い秋風に当たり、いつまでもここでゆったり過ごしていたかったが、
根石岳を目指さなくては。


毎年同じくらいの時季に同じ山に登っていたので、
初めての山に登るのは久々の事。
いつもと少し違ったウキウキワクワクな心持ちで、矢印の方向へ向かった。






木々の切れ間から景色を眺めると、遠く浅間山が拝めた。


立ち枯れの木の先に綿アメが…。


振り返るとド~ンと硫黄岳。


いよいよ根石岳が直ぐそこに迫る。
両脇に西天狗岳と東天狗岳が。


着いたところは何の変哲もない平らなところ。
ここは箕冠山標高2,590m。


空を仰いだらナナカマドの葉が秋色に染まり始めていた。


根石山荘がチラッ。


根石岳山頂が目の前に。


山荘でお昼を食べてからゆっくり山頂を目指そうと話していたが、
気が付けばあちこちガスが立ち上り始めていた。
先に山頂を目指す事に。




根石山荘周辺はコマクサの群生地。
時季を過ぎたコマクサが時々咲いているのを見る事ができ、ラッキーと思った。
次回はいっぱいに咲き誇っている時に来たいな。


西天狗岳と東天狗岳。
間にほんのり蓼科山が。


登る途中振り返ると、ガスり始めた硫黄岳の向こうに左から赤岳、中岳、阿弥陀岳が観えた。


山頂に到着。




諏訪、富士見町、原村を一望。
諏訪湖もかすかに。
しかし、既に南アルプスは観えなくなっていた。
残念だけど、これだけの景色を観れたらサイコ~
思いっきり景色を堪能し、山荘へ。
山荘へ着く頃は益々ガスが巻き始め、はじめに山頂を目指して良かったと改めて思った。


下山中にパチリ

今回も日本カモシカに遭遇。
登ってくる男性が私たちに「ほら、熊。」と、笑顔でそれらしき黒い物体に指を指した。
「熊だったらそんなに落ち着いていられないでしょう
そう思いつつも「まさか…。」と指差す方向を見ると、
15m程先の林の中にこちらを向いている日本カモシカがいたと言う訳。
「やだ~日本カモシカじゃん」と大笑い。
楽しいひと時だったけど、熊じゃなくてホントに良かったよ

根石岳山頂に着いた時、天狗岳を目指したくなったが、
いやいやいや…
私たちには無理せず、景色を楽しみながらののんびり登山が向いているのですよ。
なんて、言ってみたりしたが(夫に)、
実際は体力に自信がないのと、馬の背のような切り立った場所や鎖場が怖いのがホントの理由。
でも、勇気を出して1度は根石から東天狗への縦走を経験してみたいなと思う。

天気に恵まれた気持ちの良い歩きができた

最新の画像もっと見る

コメントを投稿