ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

弘法山

2010-03-20 00:00:00 | 山歩き
1年振りに弘法山を歩いてみた。
山らしいところを歩くのは今年初めて。
登山靴も久々に履いてみた。

始めのうち、上着を着て歩いていたが、途中暑くて腰に縛って歩いた。
この日、最高気温22.5度まで上がったらしい。
日差しが強く、とても初春とは思えない暑さ。



落ち葉や枝を踏みしめるこの感触は、たまらない。
アスファルトの上では感じる事の出来ない心地よさ。
やっぱ土の上を歩くのは気持ち良いな~

この日は風がとても強く、木々達がギシギシミシミシ音を立てて揺れ、
自分のところへ倒れたら大変と、時々恐怖を感じながら歩いたりもした。



昨年までとは違い、随分山道が整備されていてびっくり。
うっそうとしてうっかり蛇を踏まないようにと気を配って歩いていた場所も
すっきり歩きやすくなっていた。

景色を眺めたり、写真を撮ったりしながら歩き、
1時間ほどで山頂へ到着。
いつもなら展望台へ上るのだが、老朽化が進み、立ち入り禁止になっていた。
残念
ここからは松本平や北アルプスが一望できるから、楽しみの一つだったんだけどな。

おやつを食べながら一服。
その後山を下った。
時々木々の切れ間から常念岳が春霞でうす~く観えた。

途中、右側に強い視線を感じ、通り過ぎしな振り返って見てみたら、
ナント、ニホンカモシカが2頭、こちらをじっと見ているじゃ~ないの
ほんの4~5m先に。
クマじゃなくて良かったよ
周りの景色に同化して、夫は直ぐにはカモシカがどこにいるのか分からなかったみたい。



「写真写真」と慌ててカメラを取り出す。
以前八ヶ岳で出遭った時は、カモシカから目を離した隙に逃げていってしまったので、
今回も逃げられるかなと思ったが、そんな事はなく、
私がバタバタカメラを探したり、ピントを合わせている間も、
じっとこちらの様子を伺っていた。

写真を撮り終えても身動きひとつしないで、相変わらずこちらを見ていた。
私達の方が「お先に。」とその場を離れた。

まさかこんな街の中のポッコリした低くて浅い山でカモシカと出遭えるなんて思ってもみなかったから、
びっくりと言うより、素敵なご褒美を貰えたような気がして、嬉しくなってしまった。
神秘的な気分にさえなった。
今年は良い事あるよ~~~
なんて、それから二人、テンション上がりっぱなし単純


今年はせめて昨年よりはあちこち山歩きができたらなと思う。

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