※浮世博史(ウキヨヒロシ)「もう一つ上の日本史、『日本国紀』読書ノート、近代~現代篇」(2020年)「日本の復興」の章(385-455頁)
(106)-3 百田氏の誤り③:新安保条約で、日本にはアメリカ軍の(日本国内の)「施設及び区域」を防衛する義務があるので、「アメリカとの戦争に巻き込まれる」との条文解釈を間違いと言えない!(415-416頁)
E-4 百田尚樹『日本国紀』は新安保条約について「日本社会党や日本共産党は『この改正によって、日本はアメリカとの戦争に巻き込まれる』という理屈をかかげて反対し・・・・」(百田455頁)と、日本社会党や日本共産党による新安保条約の条文解釈は間違いだと主張する。(415頁)
E-4-2 百田氏の誤り③:新安保条約第5条は「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。・・・・」と記すので、「共通の危険」に対する「共同防衛」義務として、日本にはアメリカ軍の(日本国内の)「施設及び区域」を防衛する義務がある。かくて「アメリカとの戦争に巻き込まれる」との日本社会党や日本共産党の条文解釈を、間違いと断言できない。(416頁)
E-4-2-2 さらに新安保条約第5条は「自国の憲法上の規定及び手続に従って」と記するので、憲法9条が改正され「専守防衛」の政策がとられなくなれば、「アメリカとの戦争に巻き込まれる」可能性は一層、高まる。(416頁)
(106)-3 百田氏の誤り③:新安保条約で、日本にはアメリカ軍の(日本国内の)「施設及び区域」を防衛する義務があるので、「アメリカとの戦争に巻き込まれる」との条文解釈を間違いと言えない!(415-416頁)
E-4 百田尚樹『日本国紀』は新安保条約について「日本社会党や日本共産党は『この改正によって、日本はアメリカとの戦争に巻き込まれる』という理屈をかかげて反対し・・・・」(百田455頁)と、日本社会党や日本共産党による新安保条約の条文解釈は間違いだと主張する。(415頁)
E-4-2 百田氏の誤り③:新安保条約第5条は「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。・・・・」と記すので、「共通の危険」に対する「共同防衛」義務として、日本にはアメリカ軍の(日本国内の)「施設及び区域」を防衛する義務がある。かくて「アメリカとの戦争に巻き込まれる」との日本社会党や日本共産党の条文解釈を、間違いと断言できない。(416頁)
E-4-2-2 さらに新安保条約第5条は「自国の憲法上の規定及び手続に従って」と記するので、憲法9条が改正され「専守防衛」の政策がとられなくなれば、「アメリカとの戦争に巻き込まれる」可能性は一層、高まる。(416頁)