10月19日(水)
ホテルでの朝食は6:30から~。
和定食だったので、食事時間もかからず、
出発までだいぶ時間があったので、
約1時間、市内をブラブラ散歩しました。
米子駅とズームで米子城石垣
足立美術館
昭和45年、島根県安来市出身の実業家、
足立全康氏によって設立。
5万坪の日本庭園はアメリカの日本庭園専門誌で、
13年連続で1位を獲得しているそうです。
鳥取県米子市駅前のホテルからバスで30分。
見学時間は1時間半(8:40~10:10)ありましたが、
新館の展示は見ることができませんでした。
ゆっくり楽しむにはこの倍の時間は必要でしょう。
庭園は音声ガイドを聞きながら、館内から見学します。
苔庭
苔を主体とした京風の雅な庭園です。
枯山水庭
遠景のどこにも電柱や電線が見えないのは、
景観のため、中国電力が電線の
地中埋設に協力してくれたからだそうです。
生の額絵
窓ガラスが額縁となり、一枚の絵のようになっています。
亀鶴の滝
正面奥の山肌に流れる滝は横山大観の「那智乃瀧」
をイメージして造った人工の滝だそうです。
池庭
鯉が何匹も泳いでいましたが、写真には写らなかったようです。
見るものに安らぎを与えてくれる庭園です。
白砂青松庭
横山大観の名作「白砂青松」をイメージして造られた
庭園で、白砂の丘陵には、黒松と赤松が植えられています。
複数の庭師が常駐して、庭の手入れをしています。
横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、
上村松園等々、近代日本画壇の巨匠達の作品約1,500点を収蔵し、
庭園の四季にあわせて年4回の展示替えを行い、
特別展を開催しているそうです。
河井寛次郎、北大路魯山人の陶芸作品。
林義男らの童画等も展示されていました、
(撮影禁止のため、安来市観光協会のHPの画像を拝借)
出雲大社
神の国として知られた出雲。
10月は暦の上で神無月と呼ばれていますが、
それは全国の八百万の神々が出雲の国に集まる月だからで、
出雲では逆に神在月と呼んでいるそうです。
参拝順序
駐車場→さざれ石→社務所横→大国主大神といなばの白うさぎ
ムスビの御神像→手水舎でお清め→銅鳥居→拝殿
八足門で参拝→神楽殿→御朱印
時間まで土産店でお買い物→バスで神門通りに移動。
さざれ石
大国主大神といなばの白うさぎ
だいこく様と呼ばれ親しまれている大国主大神は
白うさぎを助けた心優しい神様として有名です。
背負われた「袋」の中には私達の苦難・悩みが入っていて、
私達の身代わりに背負っておられるそうです。
ムスビの御神像
大国主大神が膝まづき、天に向かって両手をかざしています。
大国主大神が、日本海の荒波の向こうから現われた
「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」を設けられ結びの神
になられたという神話の一部分を再現している。
三の鳥居(銅製)と拝殿
銅鳥居は天正8年(1580)毛利輝元によって寄進されたもの。
寛文6年(1666)に損傷部分が多かったため、
輝元の孫、毛利綱広(長州藩主)が現在の鳥居に造り直しました。
銅製の鳥居としては我が国最古の鳥居。
拝殿
現在の拝殿は、昭和34年(1959)に総檜造りで再建されたもの。
拝殿 右奥に見えるのは八足門、御本殿
銅鳥居の下の中央に立つと拝殿が左にずれていることが
わかりますが、これは御本殿の御屋根を拝することが出来る
ようにと配慮されたものだそうです。
八足門
御本殿には入ることが出来ないのでここで参拝しました。
門には美しい彫刻が施されていました。
寛文7年(1667)建立。
一般の神社では「二礼二拍手一礼」ですが、
ここでは「二礼四拍手一礼」です。
まず自分の住所と名前を告げ、
感謝の言葉を述べてからお願いごとをします。
神楽殿
建物は昭和56年(1981)に造営されました。
祭典、祈願、結婚式等が行われています。
正面には長さは約13m、重さは4.5トンもある
日本最大級の大注連縄があります。
御朱印
本殿横の授与所で頂きました。
バスで神門通りに移動。
写真の鳥居は二の鳥居(木の鳥居)です。
出雲大社には4つの鳥居があります。
一の鳥居はバスでくぐった、日本一のコンクリート製の鳥居。
三の鳥居は見学できませんでしたが、松の参道にある鉄鳥居だそうです。
お弁当を注文した人はバスの中で食べるので神門通りを見学。
私達は出雲蕎麦が食べたかったのでお弁当は注文はせず、
お蕎麦屋さんでお昼を食べました(12:30~1:10)
出雲割子そばと天丼
割子とは重箱のこと。一番上の重箱には薬味が入っており
一段目を食べ終わったら、器に残ったそばつゆを二段目の器に移し、
さらにそばつゆと薬味を足していただきます。
おそばは殻のついたそばの実をそのまま製粉するので
色は黒っぽかったですが、美味しかったです。
お菓子の壽城(2:35~2:55)
お買い物
島根県から鳥取県に戻りました。
壽城は米子城をモデルに平成5年4月25日オープンしたそうです。
天守閣の高さは27m(石垣約6m)、
屋根のシャチホコは105㎝もあるそうです。
鳥取砂丘
砂浜を歩くのは苦手ですが、
長靴を借りることが出来たので助かりました。
傾斜のきつい丘を上るのは大変でしたが、
日本最大級の砂浜を満喫できました。
鳥取砂丘にはリフトに乗って!
夕食は砂丘近くのお料理屋さんで!
アワビ、エビ、ホタテ、カキ、ハタハタ、ノドグロ、
焼くのに時間はかかったけれど美味しかった。
カニ、アマエビ、ウニ、イカのお刺身、
牛肉の陶板焼き、カニしゃぶ、
締めはカニしゃぶの中にご飯とヤマイモ、卵を入れて雑炊で。
満腹でした
今夜の宿は「ホテルニューオータニ鳥取」
お友達と同室だったので12時過ぎまでお喋りしてしまいました。
鳥取砂丘&出雲大社行きました。
足立美術館には行ってませんでした。
お友達との楽しい時間が共有できてよかったですね。
恵さんも山陰に行かれたのですか。
足立美術館の日本庭園は周囲の山や木までも
借景として背景に織り込んだ、とても美しい日本庭園でした。
私達が着いたとき、観光バスは5台ぐらいでしたが、
帰る時は20台にもなっていました。
いま一番人気の高い美術館のようです。
足立美術館は候補地に挙がっていましたが、
行く機会を失い残念です。
素晴らしい庭園!写真でも素敵ですが
目の当たりにされて、さぞ満足なさったことでしょう。
良い旅をなさいました。
私は山口県出身ですが、なぜか、島根、鳥取県には
行ったことがありません。
足立美術館の日本庭園は、思わず目が点になりました。
素晴らしい風景ですね。
一日中、時間をかけて、ゆっくり見物したいですよ。
そして、食事・・・
種類が多くて豪華ですね・・・小食の私にはすべて食べるのが厳しいです。
鳥取砂丘はリフトで行くのですね〜
足立美術館もゆっくりと足を運ばれて
出雲大社は縁結びの神様と、因幡の白ウサギで
有名ですね〜。おいしい出雲蕎麦いうことなしの
楽しいご旅行でしたね。
テレビで足立美術館が紹介される番組を見て、
一度訪ねてみたいと思っていました。
日本庭園も横山大観の日本画等も素晴らしいもの
ばかりでした。
この後、倉敷の大原美術館にも行きましたが、
良い旅となりました。
山口県のご出身でしたか。
萩や津和野、秋吉台等に行ったことがありますが、
どこも素晴らしかったです。
足立美術館は前から行きたいと思っていたので
実現できて良かったです。もう少し時間があったらと
思いましたが、ツアーなので仕方ありません。
この日のお食事は3食とも美味しかったです。
雄大な砂丘に感動しました。
訪ねた時間が遅かったので、美しい風紋は
確認できませんでしたが、
自分の足で歩けただけでも満足です。
因幡の白ウサギは子供のころに本で読んだり、
唱歌にもあったので、よく覚えていました。
お蕎麦も美味しく良い旅となりました。
鳥取砂丘と出雲大社を懐かしく拝見しました。
Saas-Feeの風が山陰の旅をしたのは昭和39年(1964年)8月のことで
北海道一周の旅の前年のことになります。
当時は足立美術館は設立されていませんでしたし
設立後も見学したことがありませんので
いずれは訪ねたいと思う場所のひとつになっています。
出雲大社では鳥居の写真は無く拝殿を撮った2枚の写真があるのみで
拝殿前中央部を除き殆どのエリアは玉砂利が敷き詰められています。
hiroさんのお撮りになった写真とは少し違って見えています。
52年前になりますからねえ。
鳥取砂丘にリフトの記憶はありません。
7枚の写真にはほとんど人影が無くて
テレビ報道などで見かける現状とは差異があります。
学生時代以降、鳥取・島根ではほんの一部の場所のみの再訪になっていますから
足立美術館を含めて出かける機会を作りたいと思っています。
昭和39年8月と言うと、私が高校3年生の時でした。
その頃からいろいろな所に旅行されているのですね。
足立美術館が開館されたのは昭和45年だそうですが
人気が出てきたのはだいぶ後からではないでしょうか。
最初は絵の所蔵のことは知らず、庭園のみの美術館
だとばかり思っていました。
玉砂利は松の参道から銅の鳥居までは敷かれて
いると思います。私達はバスの駐車場が拝殿の近く
だったので、少ししか歩きませんでしたが、
車椅子で参拝される方のことを考えて昔より縮小され
たのかもしれません。
鳥取砂丘には夕方ついたので、観光客が少なかった
のかもしれません。
テレビでよく見る、ラクダもいませんでしたし、
パラグライダーをしている人もいませんでした。
島根県は松江にも行きたかったのですが、
ツアーには組み込まれていませんでした。
石見銀山もありますし、あと一度位行ってみたいです。