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hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

韓国・ソウルの旅(2日目・宗廟・南大門・ほか)

2014-05-27 | 外国旅行
二日目は8時20分にホテルを出発し、
明洞近くの料理店で朝食を頂くことから始まりました。
ガイドさんがお粥の話をよくしていたので、お粥が食べ
られると思っていたのですが、ご飯だったので、
ちょっとガッカリでした。(写真撮り忘れ)

食事のあとは世界遺産・宗廟(そうびょう、チョンミョ)
に向かいました。

宗廟は1394年朝鮮王朝が漢陽(ハニャン・現在のソウル)
に都を移した際に建築された、 朝鮮王朝歴代の
王と王妃の神位(位牌)が安置されている王室の霊廟です。
国王が世を去るたびに位牌を安置するために
増築を繰り返したため、 同時代の単一木造建築物
としては世界最大規模を誇っているそうです。



宗廟・外大門
韓国伝統の彩色や装飾が控えられ、古宮の正門に比べて
簡素でした。



こちらは自由観覧は土曜日のみで、他はガイドさんと
一緒に廻る時間観覧制になっています。
日本語ガイドは9:00から始まり、毎時40分毎。
私達は2回目9:40のスタートです。(所要時間約1時間)
時間になるまで、外大門入口で待ちました。
入場料はツアー代金に含まれていますが、
1,000ウォン(100円)のようです。
写真に写っている方が日本語のガイドさんです。



宗廟碑
この近くで石畳の道(三道)の説明がありましたが、
写真を撮るのを忘れました。
3つある道の真ん中の道が左右の道よりも少し高くなっており、
歩行禁止の案内板がありました。
真ん中の道は、亡くなった王様や王妃様の魂が通る道で、
朝鮮王朝時代にこの道を通ると100叩きの刑に処せられたそうです。
中池塘(宗廟にある池)をちらっと見て(写真撮り忘れ)







斎宮(チェグン)に入ります。
北側の御斎室には王が、
東側の世子斎室には皇太子が滞在し、
西側の御沐浴庁(オモギョッチョン)では
王と皇太子が祭祀前日に身と心を清めたそうです。



祭礼衣裳や屏風等が展示されていました。



御沐浴庁(オモギョッチョン)
3つの建物のうち、写せたのはここだけ。
説明を聞きながら、写真を撮るのは難しいです。



典祀庁(チョンサチョン)
祭礼の供物を用意したり
祭器、運搬用具などを保管していた場所。
ガイドさんの後ろに見える壇の上で、
生き物の供物の検査をしたそうです。


 
正殿東門
祭礼の時に祭官が出入りする門だそうです。
私達もここから入りました。



正殿の東端部



正殿の西端部
真中の道は神道



正殿
正殿は宗廟の中心的な建物で、
19人の王とその王妃の位牌49位が安置されている。
王と王妃の死後、宮廷で三年の喪を行った後で、
その神主を移して祭るそうです。
単一の木造建築物としては世界最長を誇り
その長さは何と101m。
カメラに収めるのに苦労しました。



楽工庁(アッコンチョン)
宗廟祭礼で演奏をする楽士達が
待機したり、練習を行っていた場所。



永寧殿(ヨンニョンジョン)
正殿の西側に別廟として創建され、
追尊された王や王妃など計34位が祀られています。



永寧殿・南門



門にはでんでん太鼓ようなものがついていましたが、
ガイドさんに説明を聞くのを忘れました。





次に向かったのは南大門(崇礼門)
ここは車を降りて写真撮影をしただけでした。



近くの南大門市場では、ガイドさんに連れられて
高価な朝鮮人参を扱っているお店と
偽ブランド品を扱っているお店に入りました。
個人個人好きなお店でショッピングする時間はありません。
長い説明と試食のあと、一瓶15,000円もする
朝鮮人参エキスを買った人は一名だけ。
偽ブランド品のお店では、みな本物を持っているからと、
興味を示さなかったので、5分もしないうちに店を出ました。



お昼はチゲ。
ご飯とおきまりのキムチなど3点のおかずは出ましたが、
お水のサービスもなかったので、別料金でウーロン茶
を注文しました。(小さな缶入りが300円。高っ!)
キムチもチゲも辛くて、
食べたのはご飯ともやしのナムルぐらいでした。
食事に関しては朝も昼も期待外れ・・・
これなら料金を払って好きなものを食べたほうが良かった。
(辛いもの好きな方は満足されたかもしれません)

食事のあとはロッテの免税店へ
お友達と私はお化粧品を買いましたが、
他の方は買い物がないので、ガイドさんの許可を得て
どこかに行かれました。

これでこの日のツアーは終わったので、ひとまずホテル
まで送って頂き、疲れたので一休みしました。

夕食はつかないのでまた明洞まで歩き、
お土産を調達し、評判の明洞餃子食べにいきました。
カルグッズ(おうどん)とマンドゥ(餃子)を頂きましたが、
どちらもとても美味しかったです。
(ここはお水のサービスがありました)

この日は20,00歩ぐらい歩きました。
平地ばかりなので歩けましたが、もう少し年をとると
厳しくなるかもしれません。
コメント (12)
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韓国・ソウルの旅(1日目・景福宮ほか)

2014-05-24 | 外国旅行
5月18日から2泊3日で韓国・ソウルに行って来ました。
同行者はご近所の友人Hさん。
韓国が好きで、今回で4回目の旅となるそうです。
私は今まで特に韓国に関心はなかったのですが、
良い機会だったので、ご一緒させていただきました。
羽田空港09:15のKE2712便で出発。
約2時間後にはソウルの金浦空港に着くので、国内旅行感覚でした。



機内食



ティーマークホテル明洞
金浦空港到着後、荷物を受け取り、現地ガイドさん
の案内でホテルに向かいました。
ツアー参加人数は2組5名。
午後はフリータイムだったので、
私達二人はガイドさんにタクシーでの市内観光を
お願いしました。あと一組の方は市内を
ブラブラ歩くとのことでした。

案内していただいたのはソウル特別市にある
景福宮(けいふくきゅう、キョンボックン)
1395年に創建された朝鮮王朝(李氏朝鮮1392~1910)の王宮で、
約200年間、正宮として使用されてきましたが、
1553年の大火により焼失。
さらに1592年、豊臣秀吉の朝鮮侵略(文禄の役)では
朝鮮の民衆による略奪と放火の対象となり再び焼失。
その後は離宮の昌徳宮が正殿に使用され、
景福宮は約270年の間、再建されませんでした。
1868年 高宗(李氏朝鮮第26代国王)の実父・大院君に
より再建されましたが、1910年~1945年日韓併合で景福宮内に
朝鮮総督府庁舎(日本の官庁)が建てられ、
多くの楼閣が破壊されました。
1991年から復元事業が始まり、2025年には完了する予定。



景福宮の正門「光化門」(2010年に再再建)
王宮守門将交代儀式





興礼門(2001年に復元)
このあたりに朝鮮総督府庁舎が建てられていた。



勤政門



勤政殿
景福宮の正殿。景福宮内で一番大きな建物であり、
韓国でも最大の木造建築。
国王主催の国家的行事はここで行われていた。



勤政殿の玉座と日月五峰山図
後ろの屏風に描かれた日月五峰山図は
10,000ウォン紙幣の絵柄になっている。



天井には華やかな黄金の双龍が。
縁起のよい龍は、王の象徴とされている。



王宮建築に施される色は青、赤、黄色、黒色、白色
の五色が使われている。建物を荘厳に見せる
ことの他に、防腐、防水効果を高め、
建物は100年長持ちすると言われている。



思政殿
国王が居住し、政治を行う場所。



思政殿の玉座と日月五峰山図。
上に掛けられているのは双龍画。
勤政殿のものと比べると地味で落ち着いた感じ。



康寧殿
王の寝室。



交泰殿
王妃の寝室。



慶会楼
重要な宴会や外国からの使節を接待するための楼。



「光化門」に戻ってきました。
これで広大な景福宮の見学は終わりました。
韓国の歴史は世界史の中でほんの少しかじる程度
でしたが、素晴らしい王宮文化に触れ、感動しました。

私達は現地ツアーガイドさんの説明で見学しましたが、
景福宮は専門のガイドさんから、韓国語、英語、日本語、中国語
による案内を無料で受けることが出来ます。
ただし月曜日はお休み、言語別に時間は指定されています。



光化門広場に立つ2つの銅像
左:世宗(セジョン)大王像
ハングルを創製した朝鮮王朝第4代王
右:李舜臣(イスンシン)将軍像
豊臣秀吉が朝鮮半島に攻め込んだ文禄・慶長の役に
おける朝鮮側の将軍。
朝鮮水軍を率い、日本軍との戦いで活躍した韓国の国民的英雄。



明洞(ミョンドン)
ガイドさんと別れて、お買い物や散歩を。
日本の銀座のような場所で、韓国で一番地価が高いそうです。



夕飯は焼肉、チヂミ、スンドゥブなど・・・
焼き肉はもちろん、チヂミがとても美味しかった。
よく歩き良く食べた一日でした。(朝から15000歩位)
コメント (10)
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