お寺さんぽ Ver.03

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かわいそう物語 (見た目は大切)

2007年05月06日 | ネタ
どうもー。
お寺とか歴史とか、そんなん読みたい方は下記リンクから引っ越し先へどうぞ。
こちらはその跡地でして、くだらんたわ言ブログですよ。

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さて、世の中の闇を一刀両断するこのブログ(大嘘)
本日は「かわいそう物語 (見た目は大切)」です。

ひでるさんがこうした記事を書くと、たいていロクなものにはならないんですが…。
まぁ、GWも本日で終わりということで、こんなんにしてみました。
ブログを書いてきていつも思いますが、文というのは本当に・非常に・やたらめったら難しいものです。
前回もそうですが、言いたいことの1%でも読んだ方に伝わったかどうか不安なの。
捉え方ってーのは、本当に千差万別ですからね。
(※だから争いごともなくならないのでしょう)

そんなこんなで、今回も”色々理解し大人の対応ができる方”だけ下記へ↓進んで下さい。

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とある水族館で「金魚」を餌にしていたら、えらく抗議が殺到したんだって。
曰く、”金魚がかわいそう”
…そこで、餌を「どじょう」にしたところ、抗議は一件もなくなったらしい。

刺されると痒くなる「蚊」をひっぱたくことには容赦ないが、それが「蝶」であったならどうだろう?
高値もつく「かぶと虫」は子供たちが大好きで、わざわざ取りに山へ入るほどの人気なのに、ちょっと見てくれが違う「ゴキブリ」は家で発見できるにもかかわらず、殺虫剤をまかれてしまう。
平和の象徴として愛され、公園などで好き放題にしている「鳩」に対し、もっぱら害が先行して、駆除が叫ばれてしまう「カラス」など…。

上の例はやや極端ですが、いかに外観・イメージが大切か、ってこと。
なぜ有名企業がこぞって見てくれのいい、好感度の高いタレントを広告塔として起用するのか、よく理解できるでしょう。
(※余談:綺麗なものを善、醜いものを悪とする、基本的な人間心理もあるのでしょう)
先に示した話でも、もし「どじょう」が…そうですね、例えば「ウーパールーパー(正式名称:アホロートル)」のように、ピンク色で愛らしいものであったなら、やはり抗議は減らなかったでしょう。
「どじょう」ならいいのか、ってこと。

こうした時に思い出すのが、ちょこちょこ取り沙汰され、その度にイヤーな気分にさせられる捕鯨問題。

「あんなに可愛い鯨を食べる日本人は残酷」

…とか言ったコメントを聞いたことがあります。
あのね、他の魚を食べることは残酷でないの?
牛とか豚なら残酷でないのか?不細工に見えてるの?
アジとかイワシは可愛くない?
そりゃ、おかしな理論でしょう。
(ちなみに、ひでるは好きでないのでどちらにしろ食べませんが)

「いやいや、私はベジタリアンだから、野菜・穀物しか食べません」

…という人もいるでしょう。
この植物というのも、見た目に動いていないように見えているだけで、日々立派に成長し、生きていることは誰もが知っています。
それに、葉などを切り落とされた際には、ある種の痛み・悲しみに近い感情を示すことが最近の研究で明らかにされています。
結局、野菜を食べることだって、動物を食べる行為となんら変わりないのです。
だいたいそんなことを議論していたら、食べるものがなくなってしまう。

昔の家庭で…って、簡易なら今でもやっていますね。
食べる前に「いただきます」と言うこと。
普通に食事ができること、食べさせてもらうことに感謝すること。
それでいいじゃない。ねぇ。

…ちょっと脱線しましたか。
ひでるさんが、動物愛護とかにいまいち素直になれない理由が↑ソレなのでした。
結局はイメージだけのことで、人のすることは片手落ち、不平等、そちらの都合。
そりゃー、絶滅・根絶やしにしていいとは思わないですが、過剰に保護するのはなんだか違うと思う。
だって、ムカデが絶滅の危機に扮している、って場合は保護します?
しないでしょ。
だいたい「害虫」って呼び方からして差別(笑)
ただ彼らは生きているだけなのに。

可愛らしいネコだって、黒いだけで不幸の象徴とされてしまう世の中。
…その点、ヤマト運輸は偉い。


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※ぴったりの本を見つけました。
 そうだ、”嫌われものほど美しい”、いい言葉です。
 しみじみ。






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※でも、↑この様を見たらやっぱりイヤだよねー(笑)
 美女と野獣、みたいな精神になれるよう、がんばりましょう。