紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

大玉すいか やっと収穫できた

2023年08月03日 | 家庭園芸&直売所

今季は梅雨入りが早かった影響からか着果が遅れ、やっと「大玉すいか」が収穫できるようになってきた。昨年より半月以上の遅れだった。

大玉すいかは、重さによって自分なりの呼び方をしている。

  • 8kg未満であれば、単に『大玉すいか』
  • 8kg以上・10kg未満のスイカは、『ジャンボすいか』
  • 10kg超のスイカは、『超ジャンボすいか』と呼んでいる。

 

・・・昨日、2個のスイカを収穫した・・・

1つは、11.5kgの「超ジャンボすいか」だった。

もう1つは、9.5kgの「ジャンボすいか」だった。

まずは、ご先祖様にと御仏壇に供えた。

 

・・・万能プロカッターの出番・・・

今季、これまで収穫したスイカは「小玉すいか」と「ラグビー型すいか」が約20個。「大玉すいか」は、表皮が傷みかけた1個を先取りしただけ。

今回収穫した「超ジャンボすいか」をカットするとなると、いつも使っている包丁だと綺麗にカットするのは難しいので、『万能プロカッター』を使おうと思っている。

《刃渡り36cmの万能プロカッター》

この『万能プロカッター』を買ったのは、何十個もの「カボチャ」を収穫することになった時、硬い表皮を包丁でカットするには『あまりにも数が多すぎてかなわん』と思ったのがきっかけだった。

なのに、今季、畑には1個のカボチャもない。栽培していない。時々、ご近所さんからもらうカボチャだけなので、「万能プロカッター」のお世話になることもない。

勝手気ままな家庭園芸。何を栽培するか、どれだけ作るかなど、その時の気分次第で変わる。可哀そうな「万能プロカッター」。

・・・・・

でも、この「万能プロカッター」。

お正月の「のし餅」を切るときには助かっているし、昨年は「17kgの超ジャンボすいか」をカットするのにもお世話になった。今年もスイカでお世話になるので、カボチャ不在でも開店休業にはならない。


「白干し梅」ができた

2023年08月01日 | 我が家の食&漬物作り

・・・天日干しは三日三晩・・・

塩漬けした青梅の天日干しは、昔から「三日三晩」という。

1日目は、半日で裏返しにする。梅酢で濡れたままの梅が、干した容器にくっつく恐れがあるので、それを防ぐために行う。

2日目の朝、裏返しにする。

3日目の朝、裏返しにする。

こうして裏表を1日半ずつ干すのが一般的。だが、自分はそうしない。

 

・・・四日四晩・・・

自分の天日干しは、「四日四晩」。

1日目、早朝、梅酢を切った梅を容器に並べ、庭で天日干しを開始した。ただし、半日干してからの裏返しはしなかった。

それには理由がある・・・ 

太陽が照りつける真昼に、1000粒余りの梅を中腰姿勢で1粒1粒裏返す作業なんかしていたら、老体が悲鳴を上げるに決まっている。それどころか、熱中症で倒れたりしたら天日干しどころではなくなる。

1日目~4日目の夕方、夜間に突然の雨があるかもわからないのでカーポートに取り込んだ。

2日目~4日目の早朝、太陽が昇る前にカーポートの下で梅の裏返し作業をしてから、庭で天日干しした。

これで、裏表を2日ずつ天日干しした。

老体には「四日四晩」が無難と言うのは、綺麗ごと。勝手気ままな性分、クソ暑い炎天下で裏返し作業なんかするはずもない。

 

・・・白干し梅作り・・・

4日間、庭に干した梅。目に見えない埃がついているはずなので、水道水でシャワーし、30分ほど干して乾かした。

さらに、焼酎をくぐらせて殺菌し、殺菌してあった瓶に保存した。

酸っぱい「白干し梅」が完成した。

このまま「白干し梅」として食べることもあるが、我が家では赤シソの入った梅酢を流し込み真っ赤な梅干しにしてから、子ども達3世帯に配る予定にしている。

 

・・・第1号は孫だった・・・

酸っぱい梅干しが大好きな小3の孫。天日干しが終わりかけた夕方だった。

カーポートに置いた梅干しをみて、『おじいちゃん、この梅、食べられるん?』と聞いてきた。

自分:「ウン、もう食べられるで。酸っぱいでー 食べる?」

孫:『食べたい』

果肉が柔らかくて手頃な大きさの梅を1粒手渡して言った。

自分:「これっ、干したままやったから、水道水で洗ってキッチンペーパーで拭いてから食べるんやで」

孫:『わかった』

1粒を嬉しそうに持って家に戻って行った。

数時間後、我が家に入って来た孫が言った。

『あの梅、酸っぱかったけど美味しかった。また食べたい!』

何とも嬉しい一言だった。

今季の梅干し第1号を食べたのは、小3の孫だった。