2010年の作品。
へんぴな山中にある小汚いモーテル「シーサイドモーテル」。山中にあるのにシーサイドモーテルという名前が付いているのは、全4部屋に砂浜にたたずむ二人の絵がかけられているから。
この4部屋にインチキ スキンクリームを販売する詐欺師、コール・ガール、スーパーの店長と浮気をしているその妻、やくざとやくざに追いかけられて捕まったちんぴら、やくざが呼んだ拷問師、キャバクラ嬢とようやく彼女を宿泊旅行に連れ出した男。
こういう男女の間ですざましい騙し合いが繰り広げられていく。
人間は皆他人を騙して、生き抜いているという人間模様の縮図を小さなモーテルを舞台として描いています。4つの部屋の物語が、少しだけ絡みながら平行して進んでいきます。
この中でハッピーな結末を迎えるもの、死んでしまうもの、様々な結果になっています。
この中で、103号室の生田斗真、麻生久美子さんのペアが良かったですね。映画の後の進展(?)を予感させる余韻が おいしかった です。
また玉山鉄二さんの演ずるやくざも 心の葛藤 、無理している強がり などが伝わってきて良かったです。
ここに感動した という映画ではないですが、なるほどなぁ と言わせる人間の心の裏側を笑わせながら観ることができました。
ほどほどのお薦めです。
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