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フルトヴェングラー CDセット 「Wilhelm Furtwangler The Great EMI Recordings」 21CDs

2011-02-02 | 音楽
フルトヴェングラーがEMIに残した録音からCD 20枚分を集め、これを超廉価で発売したBOX Set。加えてベートーヴェンとブラームスの交響曲全集がリマスタリングされています。

Emi

私はTower Recordsの店舗で5000円強で購入しました。オンラインだと5000円しないですが、ポイントを考えたらほぼ同じ価格です。
フルトヴェングラーがこんな価格で買えるとは、ただただ驚きです。時代は変わるものです。

実は私は昔から「巨匠 フルトヴェングラー」というのが苦手。同世代の指揮者ではフルトヴェングラーよりもトスカニーニやワルターを好んでいました。従って、今回の20枚のCDでコレクションとの重複は 第9 の1枚のみです。

20枚のCDから、まずはベートーヴェンの交響曲全集について。
全体に「遅い」です。こんなに遅かったのか と耳を疑ったくらいです。昔聴いた時にはそんなに意識はしてませんでした。
トスカニーニは別格として、カラヤンやバーンスタイン(ニューヨークフィル)あたりが私の標準となっているためなのか、遅くて遅くて驚くばかりです。
仕方がないことですが、4番と8番は録音が悪く聴くに堪えないところがありましたので、印象に残りませんでした。
残る7曲の中で う~ん と唸らされたのは 5、6、7番の3曲。他の指揮者が目標とした巨匠の演奏に対して妙な言い方になりますが、「こういう演奏もありなんだな」と。
5番、7番はカルロス・クライバーの神がかり的な名演があります。これと比べると、貧弱さを感じてしまうのです。
いったいどこが名演奏なのか判らないです。
やはり、フルトヴェングラーは私と相性が良くないようです。


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