講談社文庫 378ページ 667円+税
東野圭吾さん 31冊目。
高校3年生 野球部キャプテン 西原荘一の同級生で野球部のマネジャー 宮前由希子が交通事故で死亡した。彼女は荘一の子を身ごもっており、産婦人科へからの帰りの事故であった。由希子の妊娠を知った荘一は、自分が父親であったことを両親や学校に告げ、事故について残っている不審なことを調べ出す。
そこで、事故の直前に生活指導担当の女子教師 御崎が彼女を追いかけたことを突き止める。しかし、御崎は学校で何者かによって絞殺される。
高校を舞台にして、クラスメートや野球部部員を中心にしてストーリーが進んでいきます。こういう学園ものであっても東野圭吾さんは見事にハイティーンの心理描写をやっています。読者である私も学校の中に引き込まれてしまいました。
さて、本作のトリックですが・・・・。主人公 荘一の語りによってストーリーが描かれています。言わずもがな、この語りで重要なところが出ないので、本作が成立。主人公の語りで進んでいくので、あたまで出てきたある人物が鍵を握っていることがすぐに判りました。
しかしながら、語りの上手さでそういうことも忘れさせられて、一気に読まされてしまいました。
推理小説としては、トリックの斬新さや完成度は今ひとつですが、青春小説としては文句の付けようがないです。
はい、これもお薦めです。
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東野圭吾さん 31冊目。
高校3年生 野球部キャプテン 西原荘一の同級生で野球部のマネジャー 宮前由希子が交通事故で死亡した。彼女は荘一の子を身ごもっており、産婦人科へからの帰りの事故であった。由希子の妊娠を知った荘一は、自分が父親であったことを両親や学校に告げ、事故について残っている不審なことを調べ出す。
そこで、事故の直前に生活指導担当の女子教師 御崎が彼女を追いかけたことを突き止める。しかし、御崎は学校で何者かによって絞殺される。
高校を舞台にして、クラスメートや野球部部員を中心にしてストーリーが進んでいきます。こういう学園ものであっても東野圭吾さんは見事にハイティーンの心理描写をやっています。読者である私も学校の中に引き込まれてしまいました。
さて、本作のトリックですが・・・・。主人公 荘一の語りによってストーリーが描かれています。言わずもがな、この語りで重要なところが出ないので、本作が成立。主人公の語りで進んでいくので、あたまで出てきたある人物が鍵を握っていることがすぐに判りました。
しかしながら、語りの上手さでそういうことも忘れさせられて、一気に読まされてしまいました。
推理小説としては、トリックの斬新さや完成度は今ひとつですが、青春小説としては文句の付けようがないです。
はい、これもお薦めです。
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