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「プロ野球買います! ボクが500億円稼げたワケ」 堀江貴文

2011-01-12 | 本と雑誌
あ・うん 226ページ 1300円+税

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堀江貴文さんの2004年9月初版の本。
当時、近鉄バッファローズとオリックスが合併して11球団、そして1リーグ制に向かいつつある時、ライブドアがバッファローズの買収に名乗りを上げました。しかし、プロ野球オーナー会やナベツネの妨害に遭い、頓挫。しかし、ファンや選手などに最後まであきらめないので応援を願っていた頃です。また、買収がダメだった場合の次の策として、新球団設立を検討開始しだしていました。

前半は、バッファローズの買収に取り組んだ理由、そして毎年30億円の赤字を垂れ流し続けている球団を本気で黒字化するつもりがあることの説明がなされています。
後半は、売上 250億円となったライブドアであるが、一般の知名度が低かったことから、どういう企業であるかの説明、そして起業以来変わらない堀江貴文さんの経営理念が語られています。

堀江貴文さんはすでに2004年の時点で次のことを書いていました。日本の活性化のためには老害を取りのかねばならないこと、既得権益を守ろうとする旧勢力の年寄を押しのけて、若者が前へ出て行かねばアメリカやアジアに置いてきぼりをくらう。

面白いと思ったのは堀江貴文さんが孫正義さんはブロードバンド事業で道筋を作ったが、坂本龍馬のように志半ばで倒れる運命にある と予言していました。実際は、失脚したのは堀江貴文さんでした。

また、この時点ではニッポン放送の買収劇が表になっていませんでしたが、本書で 安く買えるならテレビの買収もあり得る。力を蓄えたらやりたい という旨の記述もありました。
この後の立ち回りが予感される話です。

密度は高くないですが、全速力で走っていた頃の堀江貴文さんを知るには良き書です。




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