へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

大晦日からの積雪

2011-01-01 | 自然
元旦になってようやく雪が降り止みました。
何日かぶりの日照です。
私の住まいは 京都市内 ですが、比叡山の麓。寒いです。


昨日来の道路の積雪は踏み固められ、現在はアイスバーン。
新雪よりもたちが悪い。滑ります。クルマやバイク、危ないですが、人間が歩くのも危険極まりない。安藤美姫さん達、フィギアスケーターを尊敬します。

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今回の積雪は50cmくらいでしょうか。
自転車のサドルにこれだけ雪が残っていました。

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「トレードオフ」 ケビン・メイニー

2011-01-01 | 本と雑誌
プレジデント社 276ページ 1800円+税

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USAトゥデーのテクノロジー担当記者であったケビン・メイニーが数多くのケーススタディ、しかも大失敗の事例をとりあげ、ビジネスのジレンマ すなわち次のトレードオフについて解説した書。
「上質をとるか、手軽をとるか」
これは本書のサブタイトルにもなっています。

企業戦略とは、捨てること。「上質」を捨てるか「手軽」を捨てるか。この両方がないものは「不毛地帯」でのたうつだけ。例えばAppleの製品は、互換性が小さく、買いにくく、中国メーカー製と比べると高価。でもそこには「上質」があるから消費者に愛される。これをスティーヴ・ジョブズは見事に理解している。
かつてスターバックスも「上質」な空間を売り物に、他の2~3倍の価格でコーヒーを売っていた。しかし、多店舗展開を進めすぎて「上質」を失い低迷した時があった。

ケーススタディで取り上げた製品、企業は次のようなもの。
スターバックス、COACH、ティファニー、キンドル、フェデックス、iPhone、ニュートン(これを知っている人が何人いるかな。なの著名なAppleの失敗作です)

「上質」と「手軽」という二軸のシンプルなカテゴリ分けで、成功と失敗を解説しているので、すんなりと理解が進みます。消費者向け商材はまずはこの二軸で考えねばならないことがよく判りました。これを基本として忘れずに、別のマーケティング分析をなすべきですね。

圧倒的な質・量のケーススタディがあり、たいへん判りやすい書です。
お薦めです。


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