木曜日午後にPeachで新千歳へ飛び、空港でKUROさんと合流してすすきのへ移動したら、ジンギスカンの名店
「だるま」へ。一度本場のジンギスカンを食べてみたかったんだなあ。でも木曜の夜だっていうのに行列が・・・。
30分ほど並んだらコールされ、中に入るとそこはカウンターだけのお店だった。特に疑問に思わず1人先に入って
ビールを頼むと自動的にジンギスカンとサービスの焼き野菜と白菜のお漬物が出てくる。
少し遅れてKUROさんと夜光虫さんも入ってきて向かい側に通されたので、カウンター越しに乾杯♪
ジンギスカンは全然臭くなくておいし~い!
堪能してたら途中でお店の人が気が付いて席を3人一緒にしてくれた。結局お肉2人前とビールで2000円ほど。
外に出ると、それまでまったく気にならなかったのに、途端に猛烈なヒツジ臭に襲われて愕然!!
これから夜行バスに乗って稚内に移動するというのに、とても耐えられないよ。
銭湯で洗っても、服とかばんに染みついた臭いは取れず、その場しのぎに虫よけアロマスプレーをシュッシュ!
それでもフリースから香るヒツジ臭は辛かった。ジンギスカンを食べるなら、すぐ洗濯できる環境で食べましょう。
そうして大通バスセンターから11時発のわっかない号に乗って一路稚内へ。
わっかない号は予約順にかかわらず、先着で席を選べるようになっていて、でもバスの前方は女性専用席に
なっていたので良かった。三列シートだが、昔のバスなのか椅子が低めでシートもヘッドの部分が変に曲がって
なくて寝るときにしんどくなく、夜は三度ほどトイレ休憩があるけど、ライトを点けたりアナウンスをしたりしないので
ぐっすり眠ることができた。おすすめ♪
金曜日朝6時前に稚内フェリーターミナルに到着したら、周遊券を自動発行機で購入すると、6時30分発の
礼文島香深港行の船へ乗り込む。比較的大きな船だし大丈夫だろうと思ったものの、一応早めに乗り込んだら
後から続々とツアー客が詰めかけて大混雑となった。
フェリー内はけっこうきれいで、小さいながら売店もある。売店で売っていた「海男の味漁場」がネーミングも
インパクトもすごくて、プチ土産にお勧めです。(笑)
香深港には8時25分着。今夜のお宿は知床地区の民宿はまなすさんで、港でいらない荷物を預かってもらっ
たうえ、岬めぐりコースでのおすすめルート、お花についてもレクチャーしてもらった。感謝。
そうして9時20分発の路線バスでスコトン岬へ。途中の景色を楽しむはずが、全員爆睡してしまった。(笑)
あっという間にスコトン岬着です。(10時12分)
スコトン岬の向こうにはトド島があり、スコトン岬には最果てに似つかわしくないほどの活気あるおしゃれな
売店がありました。あまりにも商売っ気がありすぎて、ちょっと興ざめ。
そして海抜2Mほどのこんな場所で、すでにチシマフウロが咲いていた。不思議だ!
スコトン岬からの岬めぐりコースはほとんどが舗装路だったのがちょっと残念。
白いシオガマはネムロシオガマ。
ピンクはおなじみのヨツバシオガマなんだけども、礼文のヨツバシオガマは葉が四枚以上になるうえ、
段数も多いものでは10段ほどになったりするため、レブンシオガマとも呼ばれている。
横のはアルビノ(白色)らしく、かわいらしい薄ピンクになっていた。礼文ではアルビノも多く見られる
のだそう。
やっと車道から登山道に入り、ゴロタ岬へ。
ゴロタ岬はチシマフウロとウドの花盛り~♪
そして海岸線にはエゾカンゾウも花盛り~♪
っていうか、海抜ほぼ0メートルなんだけど・・・。礼文島って不思議だ。
で、例の田んぼ後遺症により太ももがピキピキしてペースも上がらないのでショートカットして帰ろうかと思った
んだけど、思いとどまって澄海(すかい)岬までちゃんと歩きましたよ。
でもここは行って大正解!本当に美しかった。
そんでもって、そこからはずーっと車道を歩き、レブンアツモリソウの群生地へ。
あと2日で花期が終わるため閉鎖されるところだった!
ほとんどの花が茶色くなってたものの、なんとかこのお花だけは比較的きれいに残ってました。
わーい!見られた~!
良かったよ、ほんと。レブンアツモリソウも見られたし、今日の予定していたルートは歩きとおせたし。
ただ、最後まで利尻富士はこのとおり。 なーんも見えません。(笑)
明日は天気予報では一番良い天気のはずなので、期待しよう。
ところで民宿の夕食には礼文で6月1日から始まったウニ漁のおかげで、獲れたてのバフンウニが
出てきたよ♪ 実は先日まで大荒れの天気だったからウニ漁が中止だったらしく、この夜久しぶりに
生うにが提供されたそうです。ラッキー!