東京は渋谷に、クロスタワーというビルがある。
(旧東邦生命ビル)
ここのロビー階の、外の回廊に行くと...。
青山通りと六本木通りの合流する部分(R246)を見下ろす場所に、尾崎豊のモニュメントがあるのだ。
ファンにとって、ここは聖地となっているらしい。
僕は尾崎のファンではないけど、あの端正な顔を歪めて歌う姿は、やはりカッコよかったと思う。
モニュメントの周囲のレンガは、ファンのメッセージで埋め尽くされている。
何でも、青学に通っていた彼は、通学路の途中にあるここで、よく夕陽を眺めていたという話を聞いたことがある。
若い叫びのようなものがたくさんあって、なかなかの見物。
「尾崎、俺を見守っててくれ!」なんてメッセージは、ちょいと心を打つものがある。
誰だか存ぜぬが、みんな頑張れよう。
それがいつの間にか、どちらも青臭く感じて卒業。
冷めた大人になってしまったのでしょうかねぇ...
当時は管理型の社会や教育に対する反発でしたけど、
今は何なんでしょう?
当時とはまた違う抑圧に切れる子供が多いのに、
あまりそうした歌は無い様な気がしますね...
自由っていったい何だーい!
36の昼のNoritanでした。
分かる分かる。メッセージが率直過ぎるものは、歳をとる毎に、次第に受け入れにくくなるのだよね。
今の若い世代が反発するものは、団塊の世代が作り上げた利益追求型の社会と、明るい将来像を描けないのに「夢を持て」と幻想を語り続ける大人たち、かな。しかし反発はしても、パンクやヘビーメタルのような表現をして訴えたりせず、いきなりキレる。これは日本だけではないと思うけどね。
自由って、何だー!?
何だ何だの四十郎、はやとでした。