学生の頃は、仲間で集まって車に乗ることが、ひどく楽しいことに思えたなぁ。
どこか決まった目的地があるわけでもなし、誰かが出した車に、三人、四人と乗り込んでくる。ただそれだけのことが、実にワクワクすべきことだったのですね。
静まりかえった深夜の晴海通り。開け放った窓から顔を出して、夜気にタバコの煙を吹き流す。勝鬨橋を渡ると、空気が冷たくなった。
「この辺りをテキトーに曲がってみっか...」
「あ~、俺、こっち方面はヤバい」
「何だよ」
「別れた女が、このへんに住んでたんだ」
「押し掛けてみようぜ!」
「うわっ、やめろやめろやめろ」
「ひゃはははっ」
「あっ、これ新曲じゃん。誰のカセット?」
ファミレスの明るい看板を見つけると、とにかく寄ってしまう。そこで夜食をとって、車の中でやっていた話しの続きをして。
「さて、これからどこ行く?」
こう言って、再びみんなで車に乗り込む瞬間が、たまらなく好きだったなぁ。
追:この記事は『テクノマエストロに憧れて』“明け方のファミレス”にトラックバック。こちらでは早朝の光景が描かれているのですぞ。
日本では時代遅れなのかなぁ。
それとも若い人々は
相変わらず、そういう楽しみ方しているのかな?
みんなで集まれば、どこまでも行けちゃう気がします。
たまーにおわまりさんに遭遇しますが♪
これ、二十歳くらいですね。なんだか今より威厳がありますね。
albero4さん
いいなあ、イタリアーノ♪
いつのまにか、このわくわく感が薄れてしまった。たぶん「○時には帰らなくちゃ。てことは遠くまで行けないな」なんて頭が働いてるのだと思う。
あ~あ。
kiyominaさん
きっとそうだよね! そのまま一晩中走っていたり。
だいなごんさん
深夜のチャリンコ。ポタリングというやつですな。優雅ですな♪
カンケイ各署の巡査さま、ご苦労さまです。
サークルでは女の子が少なかったので、いつも誰かの助手席に乗せてもらって、横浜の自宅まで送ってもらうの。
で、たまにはめをはずすと、湘南の方までみんなでドライブ。
東京湾の夜景がそれはきれいできれいで。
って語り口がすでにおばさんのそれ(爆笑。
友人はそのまま日本横断して、日本海を見に行ったそうです。
僕は今は車にのってないんだけど。
それでは、また。
それとも、白黒フィルムなのかしら?
この頃、シャコタンブギとか流行ってたですね。
(弟が買っていたヤンマガで読んでた。)
この車もシャコタンなのかなあ?
車種は、ソアラとかRX-7(通称セブン)とかが走り屋さん仕様だったんですが、
この車は何かなあ?
私も若い時は友達と二人で、
東は京都嵐山、西は島根の出雲大社まで
軽自動車のミラで行きました。
(ただし、速度超過はしてませんよ。安全運転です、私は。)