くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

いとしの大人物

2005-02-09 20:44:32 | エッセイ
『ぱんだのくろまめ』“だって、どさんこだもん”~にトラックバック♪ 

 方言をむきだしで話す人っていますね。そんな人は大人物に思えるから不思議です。
 例えば、見知らぬ人とすれ違いざま、自分の持っていたソフトクリームが、相手についてしまった、とします。
「あっ、ごめんなさい!」
「よかよか、気にせん」
 こんな方言を話す人物は、きっと人間的にも魅力に溢れているだろうなあと思うのですね。
「よかよか、おいどん気にせん」こうするともっといい感じ。方言って重要ですねえ。これが高知だと
「えいえい、わしはかんまんぜよ
 一寸カッコいいな(にしかはさん御指南ありがと)。大阪になると
「ええがな、わいかまへんで」
 何だかすごく気楽だ。親近感も持てます持てます。
 ところがこれが標準語だと、どうなるか。
「いいよいいよ、僕は構わないから」
 う~ん、何だか裏があるような。“本当は怒ってるの?”なんて疑問も浮かびます。しかも
「よかよか」「えいえい」「ええがなええがな」
 これらの繰り返しは全て魅力となるのに対して、
「いいよいいよ」
 こちらは何故か不穏な雰囲気さえ感じられる。標準語の場合、繰り返しは“苛立ち”あるいは“聞き流す”といったマイナスの方向に向かうことが多いのです。coffeesmile100
「はいはい分かりました分かりました」こうなると明らかにキケンです。ケンカ売ってるのと一緒です。
 ついでに、これが東北になると
「いいがらいいがら、おら、なあんも構わねえ」
 こちらは、何というか、少しお脳が暖かいのか? みたいな...こらっ!(ちなみに僕は東北の生まれです)
 これらは全て机上のお遊びです。実際に話す人の口調と人柄が、一番重要なのは言うまでもありませんね。大人物は、どこの生まれでも、大人物のハズだ。


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんはーハヤトさん。和ちゃんです。 (和ちゃん)
2005-02-09 21:18:01
確かに標準語って冷たい感じがしますよね。
でも方言はだんだん廃れてきてるのだけれど。
それも問題だと思いました。
でも理解するのに時間がかかりますが方言は。
それでは、また。
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和ちゃん (ハヤト)
2005-02-09 21:39:29
僕の田舎でも、山間とか海辺に住んでいるお年寄りの言葉は、殆ど理解出来ません。難しいんですよね~。
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こんばんは (nao)
2005-02-09 21:59:00
東京に来たばかりの頃、私は絶対に
北海道弁を使い続けるんだ!と思ってましたが
不思議と、使わなくなっている今日この頃。
ま、『おとつい』のように訛りだと気づかずに
使っている言葉もあるんですけどね(^^;

記事中の北海道弁版は
『なんもさ!気にするんでない♪』って感じかな?

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naoちゃん (ハヤト)
2005-02-09 22:03:52
そっかあ。僕は自分の訛りがすごく恥ずかしかったな。
>なんもさ!気にするんでない♪
いいね、暖かい感じ。素朴で(^^)
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個人的名イメージだと関西人はブチ切れるような気... (あるてぃ)
2005-02-09 23:21:16
個人的名イメージだと関西人はブチ切れるような気がします!
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あるてぃさん (ハヤト)
2005-02-10 01:20:25
ひぃ
どうかそこはご勘弁を...
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以前東京へ遊びに行ったとき関西弁で話してたら妙... (ヒカル(v^-^))
2005-02-10 08:48:46
ちなみに漫才ブーム以前です。
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私も。 (kiyomina)
2005-02-10 09:21:44
以前、かな~り昔、友だちと(すべて関西人)東京の地下鉄の中でいつものようにおしゃべりしてたら(もちろん関西弁)、ふと気づくと、周りがし~んとしていて、冷たい視線を感じました。

それから、私もnaoさんの言うように「おとつい」は標準語だとつい最近まで思っていました。
それを夫に教えてしまったものだから、夫は他人から「古い言葉だよ」と訂正されたそうです。(^.^;
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うちのほうだと「あんじゃぁねぇよ」と言います。 (phase2)
2005-02-10 09:26:10
あ、でもこれはかなり土着な言い方なので、群馬の人でも知らない人は知らないかも。
”何てことはないよ”という意味ですが、この辺りは言葉が粗いからなぁ。。
よそから来た人は日常会話を、喧嘩しているのかとカン違いするみたいだし…。
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ちなみに高知は (にしかは@京都)
2005-02-10 10:21:07
「ええ」じゃなく、「えい」と云う表記の方が近いです。
「えいえい、わしゃかまぁんき」ってな感じですな。

関西弁(というかひっくるめて関西方言)は、こういう返しの時、2回繰り返す傾向が強いので、
「かまへん、かまへん(かめへん。かめへん)」とか
「えぇよ、えぇよ、かめへんで」
となるとさらに臨場感溢れるかと思われます。

土佐に住んだ事のある京都人が指南してみたりして(笑)
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