美味しいレバ刺しを食べると
「しゃーわせ!」
つくづく、こう思う。
香ばしいゴマ油が全体をコーティングしつつ、舌に直接当たる塩が全体を引き締めてる。
白髪ネギが乗っていると、さらにいい。
だから、焼肉店に行くと、習慣的にレバ刺しを頼んでしまう。
「レバ刺しもらおうか」
「いいねえ!」
周囲の反応も上々だ。
しかしある日のこと。
ふとレバーについて考えてみた。
内臓系で好きな部位は他にたくさんある。
その中で考えると、レバーというのは優先度が高くない。
特にレバニラみたいに加熱したメニューになると、
「身体にいいからね。一応、頼もうか...」
なんて注文の仕方をする。
それほど食べたいわけでもないのに、「身体にいいから」と、わざわざ言い訳をしてから頼んでる。
これは怪しい。
そんなことを思ったあとで、焼き肉店でレバ刺しを食べてみると、美味しさが半減した。
美味しいことは美味しいけど、2枚も食べれば充分で、あとは飽きてくる。
しかし友人から
「ここのはとびきり新鮮でウマいんだよね」
などと言われると
「本当だ。こりゃウマい」
などと追随してしまう。情けない。
きっと、生で食べられるという“ありがたさ”で食べていたのだと思う。
最近、世間を賑わせていたユッケにしても、生肉を食べられるという魅力は大きい。
ステーキ・タルタルとか、鳥刺し、鳥わさなんかもそうだ。
きっと、ギャートルズ的な原始的野生が、身体の中に存在してるんだろうな。
「しゃーわせ!」
つくづく、こう思う。
香ばしいゴマ油が全体をコーティングしつつ、舌に直接当たる塩が全体を引き締めてる。
白髪ネギが乗っていると、さらにいい。
だから、焼肉店に行くと、習慣的にレバ刺しを頼んでしまう。
「レバ刺しもらおうか」
「いいねえ!」
周囲の反応も上々だ。
しかしある日のこと。
ふとレバーについて考えてみた。
内臓系で好きな部位は他にたくさんある。
その中で考えると、レバーというのは優先度が高くない。
特にレバニラみたいに加熱したメニューになると、
「身体にいいからね。一応、頼もうか...」
なんて注文の仕方をする。
それほど食べたいわけでもないのに、「身体にいいから」と、わざわざ言い訳をしてから頼んでる。
これは怪しい。
そんなことを思ったあとで、焼き肉店でレバ刺しを食べてみると、美味しさが半減した。
美味しいことは美味しいけど、2枚も食べれば充分で、あとは飽きてくる。
しかし友人から
「ここのはとびきり新鮮でウマいんだよね」
などと言われると
「本当だ。こりゃウマい」
などと追随してしまう。情けない。
きっと、生で食べられるという“ありがたさ”で食べていたのだと思う。
最近、世間を賑わせていたユッケにしても、生肉を食べられるという魅力は大きい。
ステーキ・タルタルとか、鳥刺し、鳥わさなんかもそうだ。
きっと、ギャートルズ的な原始的野生が、身体の中に存在してるんだろうな。