104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

激闘

2014年07月02日 08時19分54秒 | Weblog
ベルギー、延長戦逃げ切り8強入り…2―1米国(読売新聞) - goo ニュース


 さてさて、今朝は夕方から出勤ですので1時と5時の試合をしっかりと観戦しました。アルゼンチン-スイスは1-0でアルゼンチンの勝利。ベルギー-アメリカは2-1でベルギーの勝利。どちらも延長戦まで突入した激闘の末、1位通過の国がベスト8へと駒を進めました。決勝T1回戦を見ても、1位通過の国しか残ってないので順当な結果となりました。


 アルゼンチン-スイスの試合は正直なところ拍子抜けしたなと言う印象。タレントでも攻撃力でも上回っているアルゼンチンがサクッと試合を決めるかと思いきや、結構ピンチの連続。かと言って、ボールを奪ってもゴール前まで運びはすれど、フィニッシュに精度を欠いていました。メッシは時折顔を出していた以外は歩いているし、イグアインは消えてました。ディマリアが1人奮闘していたなという感じ。延長に入ってすぐに得点が入りましたが、それ以外に特筆すべきところもありません。


 対してスイスはシャキリが頑張っていましたが、こちらも攻撃にあまり迫力は感じられず、スローな展開が続いていたなと思います。堅守速攻のチームが決勝Tには残っていますが、この2ヵ国は決して「速攻」ではなかったなと思います。アルゼンチンがベスト8には進みましたが、いつになったらエンジンがかかってくるのだろうか?


 んで、5時からのベルギー-アメリカ戦。メッシやイグアインのようなスーパースターはいませんが、こちらはアツい激闘が繰り広げられました。ベルギーはルカクを外してきましたが、アザールやデブルイネ、オリジを中心に何度もアメリカゴールに襲いかかっていました。ボールを奪う→少ない人数でも速攻を仕掛け、とりあえずシュートを打つ。こんな感じでしたね。


 対するアメリカもボールを奪取してからの速攻が上手いこと決まっていました。何度もベルギーからのシュートを受けていましたが、DF陣が身体を張ったり、GKのハワードがナイスセーブを連発したりして失点は防いでいました。ただ、アメリカのシュートもベルギーのGKクルトワに阻まれるシーンばかりでした。フィニッシュの精度は高くありませんでしたが、とりあえず点を取ろうという意識はしっかり伝わってきましたね。


 90分では1時からの試合と同じスコアレスでしたが、見応えは段違いにありましたね。そして延長戦に突入。前半にベルギーが途中出場のルカクとデブルイネのコンビネーションで先制点を奪い、延長前半終了間際にはアメリカDFが前掛かりになったところを今度はルカクが仕留めました。これで終わりかなと思ったら、まだドラマは待ってましたね。


 延長後半に入ると、一転してアメリカが捨て身とも取れる攻めを見せました。その甲斐あってか、延長後半3分に途中出場のグリーンのゴールで1点を返しました。こうなってくると、やることが一つに絞られたアメリカが逆襲。長いことベルギー陣内でプレーしていましたし、パスが長くなっても必死に追いついてラインを割りません。同点に追いつこうと全員が一体になっていた感がありましたね。リードしているはずのベルギーがバタバタしていました。しかしあと一歩及ばず、2-1で試合終了となりました。



 これで決勝T1回戦が終わり、32ヵ国の出場国も8つに絞られました。残り試合数も8つとなり、寂しいと捉えるか睡眠時間が確保できると考えるべきか(笑)。しかし、ベルギー-アメリカは面白かった。ベルギーは次にアルゼンチンと当たりますが、今日のような試合が展開されればアルゼンチンも危ないと思います。ただ、やっぱり地力の差が出ますので、アルヘンかな~?